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忠臣蔵 4(第7話 東下り 垣見五郎兵衛)のDVD

東下りを始める大石内蔵助

大石内蔵助が、東下りをする所から始まる「忠臣蔵 DVD-BOX」のDisc4の「第7話 東下り 垣見五郎兵衛」のストーリーや感想を紹介します。

第7話「東下り 垣見五郎兵衛」のストーリー

垣見五郎兵衛が驚いた家紋

赤穂浪人「矢頭右衛門七(演:冨田翔)」が、旅立つ時に母から、ほぼ全財産を手渡れます。矢頭右衛門七は、それでは母上が生活に困ると言って断ろうとします。しかし、母は武門の門出にわずかの路銀しか持たずして何とすると叱りつけるのです。矢頭右衛門七は、仕方なく母を独り残して旅立つ事になります。(ネタバレ注意)

武士の母の覚悟(序)

矢頭右衛門七が「大石内蔵助(演:松平健)」のいる屋敷にたどり着いたら、「垣見五郎兵衛」という看板が付いている事に不審に想っている所で「寺坂吉右衛門(演:梨本謙次郎)」が出迎えに来ました。寺坂吉右衛門は、大石内蔵助が道中で垣見五郎兵衛という名前を使っている事を説明して、矢頭右衛門七は納得したのです。

矢頭右衛門七は、大石内蔵助に会うと悲しい知らせを聞く事になるのです。実は、矢頭右衛門七の母から早飛脚で、大石内蔵助に知らせが届いていました。そこには、矢頭右衛門七の母が足手まといにならないように、自害する事を書かれていたのです。矢頭右衛門七が大石内蔵助の屋敷に着いている頃には、母はすでに亡くなっていた訳です。矢頭右衛門七は、大石内蔵助から母の遺髪を手渡されて嘆き悲しみます。

垣見五郎兵衛の武士の情け(破)

大石内蔵助の屋敷に「垣見五郎兵衛」という看板を目に止める人物が現れます。何と運悪く本物の「垣見五郎兵衛(演:江守徹)」が大石内蔵助の屋敷に通りかかってしまったのです。垣見五郎兵衛は、激怒して大石内蔵助に会おうとします。赤穂浪人「磯貝十郎左衛門(演:安藤一夫)」は、窮地を脱する為に垣見五郎兵衛を斬って捨てるしかないと主張しますが「吉田忠左衛門(演:寺田農)」は騒ぎを起せば天下に知れ渡り大望(たいもう)は潰えると反対するのです。

意を決した大石内蔵助は、ある決意を胸にしまい垣見五郎兵衛と会う事にします。垣見五郎兵衛は、勝手に自分の名前を語った大石内蔵助に名前を尋ねますが、大石内蔵助は垣見五郎兵衛と名乗ります。

垣見五郎兵衛は、当人を前にしてまだ偽りを言い張る気か!……と激怒します。しかし、大石内蔵助は全く動じず、そちらこそ偽者だと言い張るのです。垣見五郎兵衛は、本物の垣見五郎兵衛なら道中手形を持っているはずだら、それを見せてもらおうかと迫ります。大石内蔵助は、手形が無くては道中(旅)は出来ないと言って垣見五郎兵衛に道中手形を見せるのです。しかし、垣見五郎兵衛に手渡された道中手形は白紙で何も書かれていませんでした。垣見五郎兵衛は、怒りの形相で大石内蔵助を睨みつけますが、大石内蔵助が白紙の手形を包んでいた布に目を奪われます。その布には浅野家の家紋「丸に違い鷹の羽」が描かれていました。

その家紋を見た垣見五郎兵衛は、始めてこの男が何者であるのか?そして何の目的で江戸へ下向をしてきたのか悟ったのです。そして、垣見五郎兵衛は本物であるにも関わらず、名前を語った事を詫びて屋敷を後にします。大石内蔵助は、立ち去っていく垣見五郎兵衛に深く頭を下げて、違う部屋で身を隠していた赤穂浪人達も深く頭を下げるのです。

吉良邸の武士達(急)

大石内蔵助は、川崎荘の平間村で赤穂浪人達と落ち合いました。この地は、江戸からわずか5里の場所で、赤穂浪人達が落ち合うには最適の場所だったのです。「片岡源五右衛門(演:羽場裕一)」は、江戸にいる赤穂浪人達が商人となって吉良邸の情報を探ろうとしている事を笑いながら、大石内蔵助に報告をします。

「堀部安兵衛(演:宇梶剛士)」は、大石内蔵助に吉良邸には200名近い者達がいる事を伝えて、その数の多さに大石内蔵助は考え込むのです。「神埼与五郎(演:村井克行)」の情報によれば、吉良邸には「小林平八郎(演:春田純一)」がおり、手強い剣客「清水一角(演:松重豊)」までいる事が分かっていました。大石内蔵助が吉良邸内部について聞いた所、神埼与五郎が「岡野金右衛門(演:要潤)」が吉良邸を増築した大工の娘と知り合っているので、吉良邸の絵図面を手に入れてくれるはずと報告します。しかし、この期に及んでも、岡野金右衛門は絵図面を手に入れたがらなかったのです。

そこで「前原伊助(演:志村東吾)」が、吉良邸の内部を知ろうとして忍び込もうとしたら、吉良邸の者達に見つかってしまい拷問されてしまいます。岡野金右衛門は、大工の娘「お艶(演:前田愛)」を好きになっており、お艶から絵図面をだまし取る事に悩み続けるのです。その一方で、大石内蔵助は、仇討ちの備えて、赤穂浪人達に対して書き物を続けていました。

第7話「東下り 垣見五郎兵衛」の感想

垣見五郎兵衛の美談

忠臣蔵で面白い場面と言うと色々とありますが、私が仇討ち以外で最も好きな場面が「垣見五郎兵衛」です。

美談に登場する武士の情け

忠臣蔵だけでなく、源義経や弁慶を見逃す場面があったように、日本の美談にたびたび登場するのが「武士の情け」です。この垣見五郎兵衛も武士の情けで大石内蔵助を見逃す事になった訳ですね。忠臣蔵は江戸の町民達を感激させて、歌舞伎によく登場しており、史実と創作が入り交じった話なのです。(ただし、垣見五郎兵衛という人物は実在していました)

極論ですが、創作であっても美談であれば、本当にあったのかもしれないと想っても良いのではないでしょうか?

賛否分かれる演出

松平健さんが主演を務める「忠臣蔵」は、大げさな効果音が付けられており、興ざめするという意見がインターネットでは見受けられます。しかし、私はこの分かりやすい演出が好きですね。垣見五郎兵衛が、浅野家の家紋を見る時に出て来る「バン……バーン!」という分かりやすい効果音は、鳥肌もので感動しました。

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