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忠臣蔵 5(第8話 討入り前夜 揺れる浪士たち)のDVD

大石内蔵助達が討ち入りを目指す日々

大石内蔵助が江戸へ下向して、吉良邸へ討ち入りをする準備を整える「忠臣蔵 DVD-BOX」のDisc5の「第8話 討入り前夜 揺れる浪士たち」のストーリー・名言・感想を紹介します。

第8話「討入り前夜 揺れる浪士たち」のストーリー

討ち入り前夜に悩み始める赤穂浪士達

「岡野金右衛門(演:要潤)」は吉良邸を増築した大工の娘「お艶(演:前田愛)」に、吉良邸の絵図面を借りるために落ち合います。(ネタバレ注意)

赤穂浪士の揺れ動く心(序)

岡野金右衛門は、お艶に土下座までして絵図面を借りようとしますが、お艶は絵図面だけが欲しくて近づいてきたのかと悲しみます。しかし、岡野金右衛門は、好きだからこそ今まで言い出せないでいたんだと胸の内を明かします。お艶は、その言葉を聞いて満足して、絵図面を持ち出す事にします。

一方で、大石内蔵助は豪商「天野屋」の屋敷に足を運んでいました。大石内蔵助達は、豪商である「天野屋利兵衛(演:藤田まこと)」に江戸見聞を理由に泊まりに来たと言います。一挙に出る事を周囲の人間に悟られないための用心でした。

赤穂浪士である「小山田庄左衛門(演:高知東生)」は、昼間から酒を飲み、女から金をせびる毎日を送っていました。そこへ同じ赤穂浪士である「奥田孫太夫(演:大出俊)」や「磯貝十郎左衛門(演:安藤一夫)」が、大石内蔵助が江戸に到着した事を知らせて来て、小山田庄左衛門は仇討ちが近づいた事を喜びます。しかし、奥田孫太夫達は一緒にいた女が気になり、仇討ちが出来るのか心配しますが、小山田庄左衛門は今では喧嘩ばかりだと全く気にもしません。

お艶は、夜中に絵図面を持ち出そうとしますが運悪く大工の棟梁である父親に見つかってしまいます。しかし、娘の恋心を想うと、止める事は出来ず見逃してしまうのです。お艶は父親に感謝して、岡野金右衛門に絵図面を渡します。

吉良邸の絵図面(破)

岡野金右衛門は、吉良邸の絵図面を大石内蔵助に渡しますが、煮え切らない表情を浮かべます。大石内蔵助はその胸中を察して、そなたの恥ではなく、この蔵之介の恥だと言って慰めます。赤穂浪士達は絵図面が手に入った事から、間髪入れずに仇討ちをしようと意気込みますが、その前に大石内蔵助は吉良上野介が吉良邸にいる日がいつなのか分かる必要があると力なく言います。

そこへ「大高源吾(演:石丸謙二郎)」が、吉良邸へ出入りしている茶の湯の宗匠とは、俳諧の友である事を告げるのです。そして、この俳諧の友が12月5日も吉良邸に招かれている事を知らされている事を大石内蔵助に伝えます。多くの赤穂浪士達が大高源吾に間違いはないかと迫りますが、大高源吾は自信を持って間違いはないと断言するのです。大石内蔵助は5日かぁとつぶやき、嫌な胸騒ぎを覚えますが、しぶしぶと5日を仇討ちの日と決めます。

その頃「柳沢吉保(演:中原丈雄)」が「吉良上野介(演:伊東四朗)」へ会いにきていましたが、吉良上野介は今ごろ何をしにきたのかと不機嫌になっていました。そんな吉良上野介を楽しく見るかのように、柳沢吉保は赤穂浪士の討ち入りが怖いのかと聞きます。吉良上野介は、赤穂の浪人達は金に困り何もかも売り払っているとさげすみます。柳沢吉保も、そんな赤穂浪士達を貧乏浪人とあざけ笑います。そして柳沢吉保は将軍「徳川綱吉(演:津川雅彦)」様が上野の顔が見たいと言っていたと伝えます。そして運命の12月5日は、吉良上野介が将軍の所へ会いに行く事になってしまいました。

上杉家では、家老「千坂兵部(演:夏八木勲)」が「梅(演:大家由祐子)」を間者として、今は亡き「浅野内匠頭」の奥方「瑤泉院(演:櫻井淳子)」の所へ送る事にします。千坂兵部は、大石内蔵助が仇討ちをする気があるなら、仇討ちをする前に瑤泉院の所へ参るはずだと想い、梅を送る事にしたのです。

討ち入りのために義父を欺く(急)

 赤穂浪士「勝田新左衛門(演:北原雅樹)」は、仇討ちをする前に実の子供を見ようとしますが、仇討ちをするものと期待していた義父に仇討ちが漏れる事を防ぐためにわざと他家へ士官する事を言います。義父は期待外れの発言に激怒して、この二股侍と罵り、子供に会わせようとはしません。しかし、勝田新左衛門の妻のたっての願いでひと目だけという事で子供に会う事が出来ました。勝田新左衛門は、子供の寝顔を見てから、妻に持っていた全ての金品を渡します。妻は、他家へ士官する大事なお金と断ろうとしますが、勝田新左衛門はもう整理がついたと言います。妻は、夫が仇討ちをすると悟り涙を流しそうになるのです。

大高源吾が赤穂浪士達に、吉良上野介が将軍に招かれて12月5日は不在になり、吉良邸にいるのは12月14日になった事を伝えてきました。赤穂浪士達は、この失敗から仇討ちをする日取りは、慎重に決めなくてはならないと自分自身に言い聞かせます。所が、大石内蔵助は、大高が14日と言ったのではないかと言うのです。しかし「赤埴源蔵(演:永島敏行)」は、大高の失敗を苦々しく重い、大高の言葉を信じていいものかどうかと言います。

そこで大石内蔵助は、12月5日と聞いて不安を覚えたのだが、12月14日と聞いたら不安に想わなかったと言うのです。大石内蔵助は、それがなぜなのか考えてみたら、12月14日は月こそ違うが亡き主君の命日だったと言います。赤穂浪士達は、この日こそ仇討ちをする時と考えが一致しました。

赤穂浪士達が、考えを一致して談笑する中で、豪商「天野屋利兵衛」が見せたい物がありますと言って来ます。大石内蔵助達は何を見せるのかと思って、見に行ったら、そこには仇討ちをする為の鎧や槍などが用意されていました。大石内蔵助は、天野屋利兵衛にも迷惑をかけてしまう事を恐れて断ろうとしますが、天野屋利兵衛は男であると言って蓄えていた鎧などを差し出します。

第8話「討入り前夜 揺れる浪士たち」の名言

勝田新左衛門が義父から雷を落とされてしまう日

赤穂浪士「勝田新左衛門」が、大石内蔵助と同様に我慢を重ねる中で名言がいくつか出たので紹介します。

勝田新左衛門の義父の憤り

勝田新左衛門の義父は、息子が仇討ちをするものとばかり思っていたのに、他家へ士官すると言われて、あまりに憤りに言い放った言葉です。

この腰抜け侍

恐らく、当時の赤穂浪士の多くが、この言葉を言われたのではないでしょうか?家老である大石内蔵助が、軽石と言われていたぐらいなのですから。我慢を重ねていたのは大石内蔵助だけではないという事がよく分かりますね。

織田信長も言った名言

勝田新左衛門が、激怒した義父に言った言葉です。

是非もございません

こ の「是非」という言葉は、歴史好きならピンと来た方もいるかと思います。戦国時代の頃に魔王と恐れられた「織田信長」が本能寺の変で、似たような事を言 いました。それが「是非に及ばす」です。この是非は善悪という意味なので、つまり善悪を判断するまで至らない……現代風に言うと、仕方が無いという意味なんですね。

第8話「討入り前夜 揺れる浪士たち」の感想

討ち入りをする前に子供を見る事が出来た赤穂浪士

討ち入り準備をする赤穂浪士達についての私の感想を紹介します。

 赤穂浪士の人間模様

正直な話を言うようですが、私はこの回が一番退屈に思いました。なぜかと言うと、私は恋や家族愛にあまり感動しない人間だからです。どちらかと言うと、歴史が動くような出来事や戦などに心躍る人間なものですから、この回は退屈だなぁと感じてしまいます。

その中でも心動いたのが、大石内蔵助と赤穂浪士の考えが逆転した所ですね。今までは仇討ちに慎重だった大石内蔵助が14日に仇討ちをしようと意気込むのに対して、今まで仇討ちに積極的だった赤穂浪士達が本当に14日にして大丈夫なの?……と慎重に変わった所です。今までとあまりにも態度が逆転したので、見ていて面白かったですね。

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