映画『暗黒女子』のキャスト・主題歌・ストーリー・感想

暗黒女子は、聖母女子高等学院の文学サークルの会長『白石いつみ』が亡くなってしまう所から始まります。しかし、それは他人から手をかけられた疑いがあって、副会長は文学サークルのメンバーたちに自ら作ってもらった小説を朗読させる事によって、犯人の手がかりが見つかるはずと思い立ちます。そこで、この映画を見た事がない方のために、キャスト・主題歌・ストーリー・感想を紹介しましょう(ネタバレなし)。

『暗黒女子』のキャスト

澄川小百合と白石いつみ

引用:http://eiga.com/movie/85582/gallery/2/

2017年4月1日に日本で上映された『暗黒女子』は、日本のミステリー映画になります(DVDの収録時間は105分)。 この映画では秋吉理香子先生のミステリー小説が、原作になっています。

  • 監督:耶雲哉治
  • 原作:秋吉理香子

映画『八日目の蝉』に出演している一部のキャストを紹介します。

  • 澄川小百合/犯人を探す副会長(演:清水富美加)
  • 白石いつみ/亡くなってしまった女性(演:飯豊まりえ)
  • 二谷 美礼/白石に誘われた優等生(演:平祐奈)
  • 高岡 志夜/香りの良い女性(演:清野菜名)
  • ディアナ・デチェヴァ/留学生(演:玉城ティナ)
  • 小南あかね/お菓子作りが好きな女性(演:小島梨里杏)
  • 北条/サークルの顧問(演:千葉雄大)
  • いつみの父親/学院の経営者(演:升毅)

『暗黒女子』の主題歌

暗黒女子の主題歌は、Charisma.comの『#hashdark』です。 ユニット名だけではなく、タイトル名も時代を感じさせますね。そんな#hashdarkは、軽快なラップ調の歌で、優雅な女子高生というよりは、揺れ動く女子高生の気持ちを見事に表しています。

『暗黒女子』のストーリー

白石いつみを取り巻くメンバー

引用:http://eiga.com/movie/85582/gallery/5/

文学サークルの会長が亡くなってしまったので、副会長である澄川小百合が現会長になって、定例闇鍋会を開く事にしました。この闇鍋会では暗がりの中で、好きな具材を鍋に入れて食事を楽しんで、私語は厳禁というもの。しかし、それだけではなく、白石いつみが亡くなった原因について、小説を書いてくるという事でした。さらに文学サークルのメンバーたちに一人ずつ、小説を朗読させていく事になったのです。なぜなら、白石いつみは誰かの手にかかって、亡くなったという噂があったからです。

二谷美礼『太陽のような人』の朗読

二谷美礼は、経済的に苦しい家庭環境で育ちましたが、アルバイトをしながら憧れの聖母女子高等学院に通学していました。そして二谷は白石いつみに成績優秀な事を褒められて、文学サークルに入る事にします。

そこでは素敵なスズランの香りをした香水を付けている高岡志夜や、お菓子作りが得意な小南あかねがいました。二谷美礼にとって、あまりにも華やかな空間でした。

所が、学院ではアルバイトは禁止されていたので、二谷はその事を素直に白石に告白します。白石は学院の経営者の娘だったので、自宅で小さな妹に家庭教師をしてもらう事で、お金を払う事を提案します。二谷美礼にとって、白石いつみは太陽にように光り輝く女性でした。所が、白石いつみは自分の父親と高岡志夜が深い関係である事を知ってしまい、苦悩していたのです。

それを二谷美礼に打ち明けますが、すぐには信用できませんでしたが、白石いつみが父親の持ち物を渡します。それは、高岡志夜と同じ香水の香りがついていたのです。二谷美礼は悩み続ける白石いつみを見ていると、せつなくなって涙を流してしまいます。それに感謝する白石いつみは、友情の証としてバレッタ(髪飾り)をプレゼントするのです。それから、しばらしくてして白石いつみはすずらんを手にしたまま亡くなってしまいました。

小南あかね『マカロナージュ』の朗読

老舗の料亭を経営していた両親の間で生まれた小南あかねは、料理が得意な女性でしたが、店を継げるのは兄でした。それは兄が男という理由からでした。その事に屈折した感情を抱いていた小南あかねは、それなら洋食屋を経営しようと考えて、様々なお菓子を作ろうとノートに書いていました。

そこへ白石いつみが文学サークルに誘いますが、お菓子作りの事しか頭になかったので断ろうとします。しかし文学サークルではキッチンが備えられていたので、思わず自分がレストランを経営したい事を白石いつみに告白します。所が、その後に老舗の料亭は燃えてしまって、それは放火の疑いがあるという事でした。その燃え尽きていく料亭を近くで見る事しかできない小南あかねは泣き崩れてしまいます。

小南あかねはその不幸を取り払うかのように、文学サークルに参加して、お菓子作りに没頭します。しかし、白石いつみが、自宅で家庭教師をしてくれている二谷美礼が来てから、自宅から物が無くなっていく事を打ち明けたのです。

それから、しばらくして、今度はおばあちゃんの形見である『すずらんのバレッタ』まで無くなってしまいます。白石いつみは、手紙を書いて、二谷美礼と屋上のテラスで話し合いをする事にしたのと教えてくれます。所が、その後に白石いつみは、すずらんの花を手にした状態で、屋上から落ちてしまったのです。

ディアナ・デチュヴァ『女神の祈り』の朗読

ディアナ・デチュヴァはブルガリアの小さな村で、姉のエマと一緒に住んでいました。そこへ白石いつみがホームステイをしてきたのです。そこでディアナ・デチュヴァは様々な場所を案内する事にして、白石いつみと仲良くなります。そして白石いつみは、ディアナを留学生として誘いますが、その留学生の枠は1つしかありませんでした。

実は、姉のエマは以前から来日したがっていたので、その留学はエマに譲ったのです。所が、エマは石段から落ちてしまって留学の夢が叶わなくなりました。そこでディアナ・デチュヴァが来日して、聖母女子高等学院に入学する事にします。

そして文学サークルにも参加する事にしますが、そこでお菓子作りをしていた小南あかねの腕に火傷のような痕がある事を見つけます。それを隠そうとする小南あかねに対して、白石いつみは「隠す事ないじゃない、すずらんのようでチャームポイントよ」と励まします。

しかし小南あかねは、ショックを受けて走り去っていきます。所が、それから白石いつみは体調を崩していき、グッタリとしていくのです。そこへ小南あかねがお菓子を持ってきました。そこで二谷美礼が、白石いつみからマドレーヌをもらったけど、高級すぎて自分の口には合わず、吐いてしまった事を告げてしまいます。その話を聞いたディアナ・デチュヴァは、小南あかねがお菓子に何かを盛っていて、それで白石いつみの体調が崩れてきたと確信。それから白石いつみは、すずらんの花を手にして亡くなってしまいます。

高岡志夜『赤い花』の朗読

高岡志夜は、自分が書いた小説で受賞できました。それを注目した白石いつみは、文学サークルに誘ってくれたので、高岡志夜も参加する事になります。それから白石いつみとは、家族ぐるみの付き合いをして、白石いつみの父親から、すずらんの香りをした香水までプレゼントしてもらえます。

そんな時に、自分が書いた『君影草』を外国語に翻訳する事を白石いつみに勧められます。所が、高岡志夜は次回作を書く事に集中したかったので、少し戸惑ってしまいます。そんな日々を送っている間に、不気味な人間ディアナ・デチュヴァも文学サークルに参加してきます。ディアナ・デチュヴァは足音を立てる事もなく、近くに立っているので、苦手な女性だったのです。

所が、ディアナ・デチュヴァが花壇にすずらんの花を植えていたので、思い切って話しかけます。

ディアナ・デチュヴァは「白石いつみが、私がこの学校に刺激を与えてくれたら、これからも私の村から留学生を招待してくれるって」と告白します。所が、白石いつみは来年から留学生を招待しない事を、高岡志夜に言っていたのです。それから高岡志夜は、ディアナ・デチュヴァが夜遅くに、人形を大木に押し付けて、鋭利な物で刺して呪文のような事をつぶやきだす所を見てしまいました。それから、白石いつみが体調を崩していきます。しばらくして白石いつみは、すずらんを手にして亡くなってしまいました。

澄川小百合『死者のつぶやき』の朗読

最後に、澄川小百合も朗読しようとしますが、なぜか澄川小百合だけが、白石いつみが書いた小説を朗読する事になったのです。それに驚いた高岡志夜は席から立ち上がって「いつみが書いたって」と取り乱してしまいますが、澄川小百合は恐ろしい形相で「私語は厳禁です。ルールを破らないで。いつみの朗読を汚さないで」と睨みつけるのです。

これまでのメンバーの朗読では、全てのメンバーが犯人の疑いがありました。しかし澄川小百合が手にしていたのは、白石いつみが書いた小説であり、最も信憑性の高い物。それに慌ててしまう高岡志夜。はたして犯人は、文学サークルの誰なのでしょうか?

『暗黒女子』の感想

文学サークルの集合写真

引用:http://eiga.com/movie/85582/gallery/

暗黒女子では、小説を朗読していって、犯人を探し出すというユニークなストーリー展開になっています。そのようなユニークなミステリー映画を見た私の感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

暗黒女子の残念な所

優雅な女子校である事を演出しようとするのは分かりますが、少し無理しているんじゃないのかなというシーンがいくつもありました。そこは少し過剰に演出しすぎている感じがしたので、もう少し優雅な所を抑えても良いような気がしたので、そこだけが残念な所でした。

暗黒女子の見所

白石いつみは、すずらんをダイニングメッセージとして亡くなってしまいます。しかし、すずらんに関係するメンバーは全員だった上に、全てのメンバーが犯人だと疑っているメンバーが違ったのです。そのため、誰が犯人であるか分からなくなってしまいました。

しかし、最後の小説を読み上げていく中で、意外な真相が明かされていきますが、それは優雅な女子校とはかけはなれた物でした。その大きなギャップを見れる所が、この映画の大きな見所です。

それと、芸能界を騒がせた清水富美加が出演している事を知って「おぉ、あの清水さんか」と驚かされました。そのような騒がせた清水富美加が様々な表情を見せる所も、見ごたえがありましたね。