『三国志 スリーキングダム 第8話』王允が差し出した生贄

王允は董卓を始末して、漢王朝を助けるためには、ある生贄を差し出して『連環の計』を実行するしかありませんでした。しかし、その生贄は王允にとって、かけがえのない者で苦渋の決断でした。それでは王允が差し出す生贄や、連環の計について詳しく紹介しましょう。

『第8話 王允の離間の計』のキャスト

貂蝉の美しさ

王允が、連環の計を実行して、董卓と呂布を反目し合わせるために、娘の貂蝉を利用しようとします。そのような苦渋の策が実行される『第8話 王允の離間の計』に登場した人物や声優を紹介しましょう。

  • 王允(後漢)/娘を犠牲にしようとする司徒(声:佐々木敏)
  • 貂蝉(後漢)/連環の計に苦悩する絶世の美女(声:本名陽子)
  • 董卓(西涼)/貂蝉に一目惚れする独裁者(声:福田信昭)
  • 呂布(西涼)/義父董卓を憎むようになる将軍(声:内田夕夜)

『第8話 王允の離間の計』のストーリー

王允の館

王允の館では、貂蝉が呂布に「将軍の好意に感謝して、舞を披露します」と言って、歓迎していました。呂布は、その見事な舞と貂蝉の美しさに見とれてしまうのです。しかし、それは王允が仕掛けた連環の計でした。

呂布が貂蝉を妻に!(起)

呂布は貂蝉の手を握りしめますが、貂蝉は命の恩人である呂布に身の上話を語り出します。実は貂蝉と王允は実際に血のつながりがなくて、貂蝉が幼い頃に家族が根絶やしにされた事がありました。その時に自分だけが逃げ出した所で、王允と巡り会えた事によって、娘のように育てられたのです。

この話は王允の他に話したのが、命の恩人である呂布にだけだったので、二人の距離はますます縮まります。そして呂布は、貂蝉に自分の妻になって欲しいと頼み込むのです。そこで貂蝉は「父(王允)にお許しを願わなくては」と答えます。

呂布が王允を実父として崇める(承)

呂布は、王允に貂蝉を自分の妻として迎えたい事をお願いしたら、王允は驚いた振りをして「私には息子がいなくて、貂蝉は我が子のように育てたのです」と答えます。それを聞いた呂布は「これからは王允殿を実父としてあがめます」と誓いました。

これを聞いた王允は、呂布と貂蝉の婚姻を認めるのです。なぜなら董卓を除くためには、呂布の力が必要なので、自分の事を実父として崇めてくれたら、連環の計は半分は成功したようなものだからです。

王允が貂蝉に真の狙いを告白(転)

貂蝉は、王允から呂布を好きになって欲しいと言われていたので、これで父の願いを叶えられると思っていましたが、王允から信じられない話を聞かされてしまいます。それは呂布と婚姻の話を進めながら、自分(貂蝉)を董卓に差し出すと言うのです。そうすれば、董卓と呂布が、貂蝉を巡って争いだすと言う策略でした。

貂蝉は「あのけだもの(董卓)に私を差し出すと?」と言って、激しく動揺しますが、王允は「あのけだものを取り除くには犠牲が必要なのだ」と頼み込みます。貂蝉は当初こそ連環の計を受け入れられなかったのですが、王允が断食を始めたので、遂に連環の計を実行する事を承諾してしまいます。

董卓も貂蝉に一目惚れ(結)

王允は、朝議が終わった所で、董卓に「我が屋敷で梅の花見をするので、相国(董卓)をご招待したいのです」と話しかけます。董卓は大臣たちから嫌われていると思っていたので、大いに喜んで王允の屋敷へ向かいます。そこで、董卓は絶世の美女である貂蝉を見て、呂布と同じように一目惚れしてしまうのです。

そこで董卓は、王允に「貂蝉を皇帝の妃に推挙しよう」と持ちかけて、王允は拒む振りをしながら、その申し出を受け入れます。この話を聞いた呂布は、董卓に「貂蝉をいただけませんか?」と直談判します。その言葉を聞いた董卓は「奉先(呂布)、残念だが少し遅かった。天子にすでに奏上文を出してしまった」と答えます。

この言葉に呆然と立ち尽くす呂布でしたが、二人の間は少しずつ亀裂が走っていくのです。全く力を持たない名ばかりの司徒である王允が、巧妙に董卓と呂布の君臣の仲を切り裂いていきます。はたして、王允の連環の計は成功するのでしょうか?

『第8話 王允の離間の計』の感想

梅を花見

力を持たない王允が考え出した連環の計は、少しずつ実を結んでいきます。そこで、この連環の計や『第8話 王允の離間の計』の残念な所や見所を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『連環の計』

連環の計とは、鎖のようにいくつもの策を組み合わせて、敵が弱体化した所で、 攻撃を仕掛ける策の事です。これより後に、赤壁の戦いでも連環の計で、船を鎖でつなぎ合わせて、火攻めを成功しやすいように仕向けた事がありました。

そのため、多くの方が船を鎖でつなぎ合わせるので、連環の計と考えてしまいますが、実際にはいくつもの策を組み合わせて相手を弱体化させる事を意味しています。そのため、貂蝉を利用した策と、軍船を鎖でつなぎ合わせた策が、どちらとも連環の計と呼ばれているのです。

第8話 王允の離間の計 残念な所

王允が連環の計が上手く進んでいるのか、貂蝉と呂布が話し合っている所を密かに盗み聞きするシーンがあります。それが少し演技くさくて、少しだけ、しらけてしまいました。実際に呂布は優れた将軍なので、王允が盗み聞きする所は、簡単に見破ってしまうでしょう。そのため、少し演技くさくなった所だけは残念でしたね。

第8話 王允の離間の計 見所

貂蝉が、呂布に近づいていくのは、それほど嫌がっていないのに、董卓だけには近づきたくないと嫌がるのが迫真の演技で説得力がありました。あの演技を見たら、貂蝉は父の頼みとは言え、呂布に好意を抱いていたのがよく分かりますね。

三国志スリーキングダムでは、恋人と愛し合うシーンはいくつかありますが、その中でも特に心を動かされたのは、貂蝉と呂布ですね。この二人の演技は、本当に慈しみあっているのが伝わってくるので、呂布と貂蝉の純愛がよく伝わってきて、第8話の大きな見所となっています。

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