『三国志 スリーキングダム 第9話』貂蝉が董卓と呂布を欺く

貂蝉によって、董卓と呂布の仲は険悪なものになっていきました。そのため、王允の離間の計は上手く行くかにみえました。所が、貂蝉や王允の行く手を阻む軍師が、董卓陣営にはいたのです。そこで貂蝉は、巧みに董卓や呂布を欺むこうとします。

『第9話 鳳儀亭の貂蝉』のキャスト

中国の城

貂蝉に騙されて、董卓や呂布が怒りを募らせていく『第9話 鳳儀亭ほうぎていの貂蝉』に登場する人物や声優を紹介します。

  • 王允(後漢)/連環の計を続ける司徒(声:佐々木敏)
  • 貂蝉(後漢)/董卓と呂布を巧みに騙す絶世の美女(声:本名陽子)
  • 董卓(西涼)/貂蝉と呂布の板挟みになる暴君(声:福田信昭)
  • 呂布(西涼)/恋人欲しさに義父を恨む将軍(声:内田夕夜)

『第9話 鳳儀亭の貂蝉』のストーリー

かんざし

貂蝉は、董卓の推薦で天子のいる宮殿へ向かいますが、呂布はその姿を眺める事しかできませんでした。しかし貂蝉が向かった先には、天子はおらず、董卓の姿があったのです。

董卓が女欲しさに呂布を騙す(起)

董卓は貂蝉を天子の妃にするという約束をしましたが、それは貂蝉を王允の館から連れ出すための嘘で、実は自分の側女にしようとしていたのです。貂蝉は「約束が違います」と強く訴えますが、董卓は「天子は力がない。それよりも力がある私のほうが良かろう」と言って、貂蝉の手を強く引っ張るのです。

そして董卓は、貂蝉に「何か歌っておくれ」と頼み込むので、貂蝉は「歌うためには着替えなくてはいけません」と言って別室へ向かいました。その部屋で、貂蝉はかんざしで首を刺して命を絶とうとしますが、王允の「漢を救うために犠牲になってくれ」という言葉を思い出して、命を断つ事ができませんでした。

怒りを募らせる呂布(承)

呂布が、外で貂蝉を待っていた所へ、王允が「このような所でどうなされました」と話しかけてきます。呂布は「貂蝉を待っています」と答えたら、王允は「実は、貂蝉は相国(董卓)がいる郿塢びうに連れていかれました」と呂布に耳打ちするのです。

それに愕然とする呂布は「父上(董卓)は、貂蝉を貴妃にするとハッキリとおっしゃいました」と言いますが、王允は「それは貂蝉を連れ出すための嘘で、側女にしようとしているのです」とふき込みます。これに呂布は「許せない、あのケダモノめ」と激怒。

呂布は董卓の屋敷にいる貂蝉に会いに行きますが、途中で董卓がやってきて「そこで何をしておる」と問い詰めます。呂布は「朝議のお迎えに」と答えたら「今後は許しなく勝手に入ってはならん」と言い放ちます。これに呂布は承諾する振りをしますが、胸の内は張り裂けんばかりでした。

李儒が董卓を必死に説得(転)

呂布は外へ出て怒り心頭に発している所で、西涼軍随一の軍師である李儒が「奉先(呂布)殿、どうされた」と話しかけてきます。呂布は「相国(董卓)に貂蝉を奪われた。」と激怒します。そして「結婚の契りを交わしたのに、それなのに相国は、貂蝉を後宮に入れると言っておきながら貂蝉を騙し入れたのだ」と怒りをにじませました。

李儒は「一つお聞きしてもよいか?もしも貂蝉が戻らぬ場合はどうなされます」と聞いたら「絶対に取り戻す」と言い放ちます。それに危機感を抱いた李儒は「貂蝉は呂布にお返しになるが良策。天下を取るためには呂布は欠かせません」と董卓を必死に説得。董卓は「呂布は忠義を尽くしている。女一人で裏切らぬわい」と言います。

しかし李儒は「呂布は馬(赤兎馬)一つで父である丁原を裏切りました。それに貂蝉への思いは馬の比ではありません。なぜ裏切らぬと言えますか」と説得したので、董卓は貂蝉を呂布に返す事を決断します。

貂蝉が董卓と呂布を欺く(結)

董卓は「そなたたち(呂布と貂蝉)なら、良い夫婦になれる」と呂布の元へ行くように説得したら、貂蝉は「私にとって、相国はその程度の女なのですね」と涙ぐみます。その言葉に董卓は呂布に貂蝉を引き渡す事を断念します。そして董卓は朝議へ向かいますが、朝議に呂布がいない事に気づきます。

その頃、呂布は鳳儀亭にいる貂蝉へ会いに来ていて「貂蝉、会いたかったぞ」と強く訴えていました。しかし貂蝉は「私が辱めを受けても、生きながらえたのも将軍に会うため、こうして会えたので」と言って、命を絶とうとします。しかし呂布は「死ぬな、そちは私の命」と言って貂蝉を止めるのです。

そこへ董卓がやってきて、呂布に「わしの女によくも手を出したな!」と叫んで追い払います。貂蝉は董卓に「将軍が、強引に私を抱き寄せて」と強く訴えるのです。そして貂蝉は何と柱に頭をぶつけて命を絶とうして、気絶してしまいます。これに董卓は嘆き悲しみますが、はたして董卓と呂布の関係はどうなってしまうのでしょうか?

『第9話 鳳儀亭の貂蝉』の感想

董卓の屋敷にある庭

第9話 鳳儀亭の貂蝉では名言らしいものはなかったのですが、この第9話を見ていない方のために、貂蝉が二人を巧みに騙していく内容を見た感想を紹介しましょう。

第9話 鳳儀亭の貂蝉の残念な所

貂蝉が二人を騙していく演技は見事でしたが、残念な事に李儒が自分の忠言が却下された所が描かれていませんでした。横山光輝先生の漫画『三国志』では、一旦は董卓が李儒の忠言を聞き入れて、李儒は呂布に対して誇らしげに「董卓さまが貂蝉を返してくれるぞ」と話しかける所がありました。

しかし、その後に董卓が前言をひるがえしたので、李儒や呂布の面目は丸つぶれになって、呂布が李儒に「話が違うではないか」と激怒するシーンがあって、ストーリーが盛り上がりました。そのため、その過程を三国志スリーキングダムでも是非行なって欲しかったですね。

第9話 鳳儀亭の貂蝉の見所

李儒の忠言が却下される所は描かれていなくても、貂蝉が暴君と将軍を巧みに騙していく演技は見事なもので「国を動かす男でも好きな女性にこうまで言われたら、憎しみ合うよなぁ」と納得してしまいました。

董卓は数十万もの連合軍でも倒せなかったのに、一人の女性で、ここまで董卓陣営が二つに割れていくので、王允の連環の計は見事の一言につきますね。

そして、U-NEXTの無料トライアルを利用すれば、31日の間であれば三国志スリーキングダムの第1〜95話(全話)を無料で見る事ができます。利用から31日過ぎたら、月額2,149円で引き続き見る事が可能です。