『三国志スリーキングダム 第11話』曹操の本心とは?

陶謙は、曹操と敵対しないために、曹操の父親 曹嵩に護衛の張闓を付けます。しかし張闓は財宝に目がくらんでしまい曹嵩の命を奪ってしまうのです。これに曹操は父の仇討ちにために徐州の陶謙に兵を向けますが、曹操の本心は仇討ちとは別にあったので、詳しく紹介しましょう。

『第11話 劉備、徐州を救う』のキャスト

曹操と陶謙は、お互いに外交と軍事両面で準備を進めて、ついに激戦が繰り広げられる事になる『第11話 劉備、徐州を救う』に登場する人物と声優を紹介します。

  • 曹操(兗州)/父の仇討ちに燃える奸雄(声:樋浦勉)
  • 曹仁(兗州)/張闓を撃つ事を主張する将軍(声:手塚秀彰)
  • 荀彧(兗州)/陶謙を撃つ事を主張する軍師(声:星野充昭)
  • 劉備(徐州)/徐州の救援に向かう平原の相(声:家中宏)
  • 関羽(徐州)/劉備の下で奮闘する猛将(声:田中正彦)
  • 張飛(徐州)/欲のない義兄を嘆く弟(声:天田益男)
  • 趙雲(徐州)/劉備と共にする英雄(演:遊佐浩二)
  • 陶謙(徐州)/曹操に白装束で謝罪する刺史(声:伊井篤史)
  • 公孫瓚(幽州)/劉備に趙雲を快く預ける幽州の支配者(声:鈴森勘司)

『第11話 劉備、徐州を救う』のストーリー

陶謙は張闓を護衛に付けた事を嘆く間にも、曹操の陣営では、曹仁が張闓を討伐するべきだと強く主張していました。所が、それを聞いていた軍師の荀彧は、張闓よりも陶謙を討伐するべきと主張したのです。これには荀彧の冷徹な策謀がありました。

荀彧が曹操の本心を看破(起)

荀彧は、君主は深く傷ついているので「そっとして、さしあげるのだ」と将軍たちを下がらせました。そして荀彧は曹操と二人っきりになった所で「何よりもまず、お悔やみを申し上げます……と共に、お祝いを申し上げます」と言葉をかけます。曹操は「父が亡くなったのに、何が祝いだ?」と尋ねるのです。

荀彧は「我らが制したのは兗州の一角のみ。天下に覇を唱えるには中原を制しなければいけません。この中原には徐州も含まれます。それが徐州を討伐する口実が出来たのです」と冷徹な策謀を進言しました。荀彧は、徐州を狙う公孫瓚・袁紹・袁術たちに書状を送り、朝廷にも仇討ちをするために出兵する旨を伝えるべきと言いました。

曹操も、実は徐州を奪い取ろうとしていたので、この進言に笑みを浮かべて、荀彧の進言を取り入れる事にします。そして、荀彧は曹操が嘆いている振りをしていて、実は徐州を奪い取ろうとしている事を見抜いていたのです。

陶謙が白装束で謝罪(承)

曹操の陣営は全軍が鎧の上から白装束を身にまとい、報仇雪恨を胸に刻んで徐州へ進撃します。曹操軍はあっという間に徐州の城を包囲しました。陶謙は白装束で、城から出てきて、今回の不手際を謝罪します。

しかし、曹操は「今回は父の喪に服しているから、撃ちはせぬが、二日後には攻撃をするから首を洗って待っておれ」と言い放ちます。陶謙は、仇討ちは口実で、徐州の城を奪い取る事が目的である事を悟りました。

曹仁は「なぜ早く攻撃をしないのですか?奴らの守備兵はわずか8000です。我らは5万です」と聞きますが、曹操は「奴は従うように見えて、城内には兵が潜んでいる。武器が揃った所で総攻撃をする」と本心を打ち明けました。

曹操と陶謙の外交戦(転)

曹操が袁紹・袁術・公孫瓚たちに書状を送っているのと同じように、陶謙も同じように外交を駆使していました。実は、陶謙の息子は冀州の袁紹に救援を求めていたのです。しかし袁紹の軍師の許攸は「そなたの父は曹操に媚を売ろうとしたが、慣れもしない事をしたので墓穴を掘った、愚鈍の極み」と嫌味な事を言い放ちます。

陶謙の息子は逃げるように冀州から立ち去って、平原の公孫瓚に救援を頼みます。そこへ劉備がやってきたので、公孫瓚は「玄徳殿(劉備)と相談をしてから、決めさせてもらう」と言います。陶謙の息子が下がった所で、公孫瓚は「助けるべきか悩んでいる、全軍で助けたとしても、何も得られない」と本心を打ち明けます。

そこで、劉備は陶謙を救いにいきますと言ったので、公孫瓚は「精兵3000を貸そう」と言ったら、劉備は兵よりも公孫瓚の配下である趙雲を貸してもらえるように頼みます。趙雲も劉備に付き従いたいと言ったので、それを聞いた公孫瓚は「よし子龍(趙雲)、劉備殿についていけ」と快く承諾します。二人は、この温情に感謝するのです。

曹操軍に突撃する劉備軍(結)

曹操陣営では、荀彧が兗州付近で呂布の軍が現れている事を危惧していました。しかし曹操は「袁兄弟でさえ、兗州を取れん。呂布が兗州を取れる訳がない」と言って、この戦を早急に終わらせようとします。

曹操は陶謙の城に兵を進めた所で、曹仁が投降を勧めます。しかし徐州軍はこれを拒否したので、曹操の合図で猛攻撃を加えていきました。所が、そこへ劉備軍が曹操軍へ突撃してきたのです。荀彧は「よく来たものだ」と呆れ気味に感心しますが、曹操は新たな猛将が加わった事について「劉備は運の良い奴だ」と不敵な笑みを浮かべます。

曹操は、いったん兵を引き上げたので、劉備は徐州へ入城します。そこで陶謙は救援に駆けつけてくれた事に感謝して、徐州を譲ろうとしますが、劉備は義を重んじて、それを拒みます。これには、張飛が「兄者の欲のない所には困ったものだ」と苦笑いします。はたして、劉備はこのまま徐州を守りきる事ができるのでしょうか?

『第11話 劉備、徐州を救う』の感想

曹操と陶謙の間で激しい戦いが行われた『第11話 劉備、徐州を救う』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『報仇雪恨』

三国志スリーキングダムでは登場しませんでしたが、曹操は徐州攻めで『報仇雪恨』の旗を掲げます。この言葉は、仇討ちをして恨みを晴らす事を指します。日本で言えば、織田信長の仇討ちに向かう羽柴秀吉のようなものでしょう。

実際に秀吉も、明智光秀を討伐する際には、軍師の黒田官兵衛の進言を聞き入れて、仇討ちとは名ばかりで天下取りのために明智光秀を打ちました。しかし曹操と秀吉の大きな違いは、優秀な軍師を用い続けた曹操に対して、秀吉は黒田官兵衛が恐ろしくなり重く用いなかった事にあります。

曹操は才能のみを愛する英雄だったので、このような人材の使い方が可能になり、これが早めに中原に覇を唱える事ができて、後に諸葛孔明を苦しめる事になるのです。

第11話 劉備、徐州を救うの残念な所

曹操は徐州攻めで、罪もない民にも刃を向けます。これは正史にも書かれているので、事実なのでしょう。そのため、曹操のいくつかの汚点のうちの一つに数えられていますが、それが三国志スリーキングダムでは登場しない事が少し残念ですね。

三国志スリーキングダムでは、曹操は仇討ちとは名ばかりで勢力拡大の口実ができたと喜ぶ所に重点を置いているにで、仕方ないのかもしれませんが、そこはしっかりと描いて欲しかったです。

第11話 劉備、徐州を救うの見所

曹操と荀彧が二人で、冷徹な話し合いをして、徐州を攻める口実が出来た事を喜ぶシーンは見応えがありましたね。このような冷徹な人物は治世では不必要ですが、乱世では必要とも言えます。日本でも戦国時代が100年近く続いていた所で、織田信長という魔王が登場します。

織田信長も曹操と同じように残虐な事をしますが、あれほどの残虐さがなければ、日本の戦国時代が終焉に向かう事は難しかったでしょう。今後も曹操と荀彧の冷徹な話し合いが行われていくシーンが楽しみで仕方ないですね。

そして、U-NEXTの無料トライアルを利用すれば、31日の間であれば三国志スリーキングダムの第1〜95話(全話)を無料で見る事ができます。利用から31日過ぎたら、月額2,149円で引き続き見る事が可能です。

/*文字を非表示*/
/*文字を非表示*/