高畑勲さんが死去!この方が残したジブリの作品は多くの方の財産

菊の花

高畑勲さんが、2018年4月5日、東京都内の病院で亡くなってしまわれました。この方はジブリで多くの作品を作っていき、ジブリファンのみならず、多くの方たちにとって、かけがえのない財産を残してくれました。そこで高畑勲さんの偉業を讃えるために、この方が残してくれた作品を紹介します。

火垂るの墓

火垂るの墓は、戦時中に、親を亡くしてしまった幼き兄弟が、たくまくしくも生きていく物語です。本来であれば親戚の家で生活できるはずでしたが、小言の多い親戚に嫌気をさした兄の清太が、妹の節子と一緒に防空壕で生活をする事になりました。

しかし、幼き兄弟だけで生活をする事は難しくて、節子は栄養失調で倒れてしまうのです。それでも、清太は何とか妹を元気付けようとして、何とか食料を確保します。ストーリは少し暗くなっていますが、兄弟愛が、いかに強いか感じさせてくれる作品になっています。

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おもひでぽろぽろ

おもひでぽろぽろは、タエ子という女性が、都会で暮らす事に疲れていて、田舎暮らしに憧れて山形県に行き農作業をする事にします。しかし、それは会社の休暇を取った一時的なもので、タエ子にとっては、息抜きのような時間でした。

所が、山形県の農家の方に気に入られたタエ子は、うちのトシオに嫁になってくれないか?と頼まれてしまいます。ここにきて、タエ子は田舎暮らしの本当の辛さも分からないのに、ミーハー気分で田舎暮らしに憧れていた自分の愚かしさを思い知ったのです。

タエ子は思わず、農家を飛び出してしまいますが、トシオが迎えにきてくれて、少女時代の頃を話し始めるのです。この物語は辛く感じる事もありますが、都会暮らしと田舎暮らしの違いを知る事もできて、何かと学べる事が多い作品です。

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平成狸合戦ぽんぽこ

平成狸合戦ぽんぽこでは、東京の多摩ではニュータウン開発が行われていました。その開発によって、多くの狸たちの住処が奪われてしまうので、狸たちが立ち上がりました。そして多摩開発を阻止していく事になるのです。

そのために、狸たちは失われつつあった化学を修行していき、都市開発を遅らせていったのです。さらに佐渡や四国まで使いを出して、狸たちの協力を求めていく事になります。しかし、都市開発の勢いはとどまる所を知らず、狸たちは苦しめられていくのです。

この作品は、人間の業の深さを知る事ができて、自然を破壊させる事の罪深さや、狸たちの努力していく姿を私たちに教えてくれます。

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ホーホケキョ となりの山田くん

ホーホケキョ となりの山田くんは、ジブリとしては珍しく、4コマ漫画をつなげたような作品になっています。ジブリの作品が好きな方にしてみれば「本当にジブリの作品なの?」と思ってしまうかもしれません。しかし、実際に見てみたら、山田一家の破天荒な性格に「こんな風に生きられたら、くだらない事に悩まないで済む」と思えます。

そのため、悩み事が多くて、後悔ばかりする方はホーホケキョ となりの山田くんを見て、心を癒してみるのも悪くありません。

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かぐや姫の物語

高畑勲さんとしては、最後の作品となったのが『かぐや姫の物語』です。この作品は、日本最古の物語『竹取物語』を原作として製作されました。ストーリーとしては、山奥で、のんびりと暮らしたかった姫なのに、翁が都で豪華な屋敷を用意して、次々に高貴な殿方を紹介しようとする事が、姫は苦痛に感じてしまいます。

そのようなストーリーになっているので、かぐや姫と翁のすれ違いが痛々しく見えてしまうのです。しかし、淡いタッチで描かれた絵は美しくて、アニメーションというよりは絵画が動くような作品になっています。

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高畑勲さんが残した遺産

蛍の光

高畑勲さんが、私たちに残してくれた遺産は、大きなものがありました。私はジブリファンなので、高畑勲さんと聞けば「あの作品はあの所が辛い部分だったけど、違う部分では面白かったよなぁ」とすぐに思い出してしまいます。

そんな高畑勲さんは、巨匠である宮崎駿さんとは親友であり、この二人がいなければジブリの名作を見る事ができませんでした。

最後に、高畑勲さん、今まで数多くの作品を見させていただきありがとうございました。心からご冥福をお祈り申し上げます。