『三国志スリーキングダム 第17話』劉備が曹操の卑劣な策にはまる

小沛にいる劉備は、徐州の呂布を協力して、曹操から徐州を守ろうとしていました。しかし、曹操は軍師の郭嘉と陳親子を使って卑劣な策を実行しようとしていました。そうとは知らず、劉備は呂布と激しく戦い合うようになり、徐州に危機が迫ってしまうので、どのような卑劣な策なのか詳しく紹介しましょう。

『第17話 劉備、兄弟と離れる』のキャスト

曹操が徐州を手に入れるために、卑劣な策を講じる『第17話 劉備、兄弟と離れる』に登場する人物と声優を紹介します。

  • 曹操(兗州)/劉備と呂布を陥れる奸雄(声:樋浦勉)
  • 郭嘉(兗州)/卑劣な策を進言する軍師(声:横堀悦夫)
  • 曹仁(兗州)/曹操に従う猛将(声:手塚秀彰)
  • 劉備(小沛)/呂布に攻め込まれる将軍(声:家中宏)
  • 関羽(小沛)/陳宮の策に陥れられる将軍(声:田中正彦)
  • 張飛(小沛)/呂布の攻撃に激怒する将軍(声:天田益男)
  • 糜芳(小沛)/曹操に援軍を頼む使者(声:佐藤広太)
  • 呂布(徐州)/曹操の策にはまる徐州牧(声:内田夕夜)
  • 貂蝉(徐州)/呂布の妻(声:本名陽子)
  • 陳宮(徐州)/呂布を支える軍師(声:仲野裕)
  • 陳珪(徐州)/陳宮をあざ笑う文官(声:林和良)
  • 陳登(徐州)/陳珪の息子(声:岡哲也)
  • 張遼(徐州)/呂布の第一の配下(声:堀部隆一)

『第17話 劉備、兄弟と離れる』のストーリー

郭嘉は、曹操に、陳親子が呂布から信頼を得ている事を報告します。そこで、曹操は「呂布と陳宮の間に亀裂を走るように仕向けよ、それと同時に呂布と劉備にも仲違なかたがいさせねばならぬ。」と静かに語りかけます。郭嘉は「ご安心を、陳親子は知恵者です、ご期待に応えしょう」と言って、曹操は「そうか、よろしい」と満足します。

陳親子が暗躍(起)

徐州では、陳登と陳珪たちが呂布に媚びへつらい、その武勇の高さや功績を褒め称えていました。そこへ陳宮がやってきて、人払いを願い出ます。呂布は何事かと懸念を示していた所で、陳宮は陳親子を重く用いる事を反対するのです。なぜなら、陶謙がいた時に、あの二人は袁紹に寝返ろうとした事があったからです。

陳宮は、その行いを非難しますが、呂布は陳親子を信頼するようになっていたので、陳宮の言葉に耳を傾けようとしません。陳宮は、陳親子に会い「私は騙されんぞ」と怒りをにじませます。その後、陳宮は自室で、他の主君を探すべきかと酒を飲みながら考えます。

しかし、陳宮は、呂布が馬鹿であっても心が澄んでいる事を考えたら、他の主君に寝返る事をためらいます。そして、陳宮は気晴らしに狩りに出かけようとしたら、怪しい人物を見かけたので、引っ捕らえる事にしました。

曹操の離間の計(承)

陳宮が捕らえた者は、曹操と劉備が通じている密書を持っていました。それを呂布に見せたら、劉備が曹操に寝返ろうとしている事に激怒します。陳登は「曹操の力を借りて徐州を奪還するつもりです」と言って、劉備は忠義を装っているだけと進言します。陳宮は、その言葉には同意しますが、お前たち親子もそうだろうと詰め寄ります。

呂布は、陳親子を庇おうとして、少しずつ陳宮との間に亀裂が生じ始めていました。そして、呂布は陳宮に陳登に謝罪するように迫りますが、陳宮はそれを頑なに拒みます。ここでは陳登は「公台先生(陳宮)が謝る必要はありません」と自ら陳宮に謝罪しました。

呂布はその度量の深さに感じ入りますが、陳宮は依然として陳親子を信用しませんでした。そして呂布は、劉備を討伐するために多くの軍師や将軍たちと共に出撃して、徐州城の守りに陳親子に任せようとします。

呂布と劉備が激突(転)

陳宮は「あの親子に城を任せるのは危険」と訴えますが、呂布はそれを拒みます。そこで陳宮は、あの親子を離させるべきと進言したら、呂布はその言葉を聞き入れて「陳珪には城を守らせる、陳頭には従軍だ。そなたは陳頭が嫌いだな、私が連れて行く」と優しさを見せて、陳宮も「よいでしょう」と納得。

呂布の軍が出撃するなかで、陳登は、陳珪に「城の外は私にお任せ下さい、戦に破れたら呂布は戻るでしょうが、城には入れないようにして下さい」と密談していました。そして陳登は呂布の軍に戻り、従軍する事になりました。

呂布の軍は夜陰に乗じて、小沛の城に迫ります。劉備は、糜芳に早く曹操の元へ行き、援軍を要請して、関羽には援軍を待つように指示します。そして呂布は密書を劉備に見せて、曹操に寝返ろうとしてる事を非難するのです。劉備は「陳宮か曹操のいずれかの策略か」と力なくつぶやきます。

曹操の素早い行動(結)

曹操はすでに徐州に向かって行軍するなかで、陳珪の使いがきて「呂布は計にはまり、小沛に進軍中です」と報告。それを聞いた曹操は「城に呂布を入れないように」と満足そうに伝えます。次に糜芳がやってきて、援軍を要請しようとしたら、曹操は「分かっておるわ、今こうして進軍しておるわ」と言います。

糜芳は「呂布の動きを知っていたのですか」と驚きますが「無論、知っておるわ。ワシは敵の動きを見通せるのだ」としらばっくれます。小沛では、陳宮の策で、劉備たちがおびき寄せられて、撃破されていました。劉備は曹操と対面した時に、密書の事を聞いたら「呂布に密書をわざと見せて、下僕を一人失ったがな」と笑います。

この時になって、曹操の計略で劉備と呂布が血みどろの戦いをする事になった事を初めて知って、劉備や配下たちは愕然がくぜんとします。呂布は徐州の城に戻ろうとしますが、陳珪が城に入れようとしないので、仕方なく下邳へ退却します。曹操は徐州城に到着して陳親子を労いますが、はたして呂布たちはどうなってしまうのでしょうか? 

『第17話 劉備、兄弟と離れる』の感想

曹操が卑劣な策を講じる『第17話 劉備、兄弟と離れる』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『離間の計』

孫子の兵法の中でも敵を陥れる策として有名なのが『離間の計』です。この策は、敵同士を仲違いさせる策略になります。かつて春秋戦国時代でも離間の計が用いられた事があって、燕の名将『楽毅』が主君『昭王』の恩に報いるために、燕を陥れた斉に攻め込み、5ヶ国による連合軍によって、次々に城を攻め落とした事がありました。

昭王は歓喜して、当時としては珍しく、王族ではない部下の楽毅に領地を分け与えて、楽毅は深く感謝をして再び進撃します。斉に残る城はわずか2つですが、このタイミングで斉に名将『田単』が登場します。その時です、昭王が病死して、楽毅を快く思っていない太子が恵王に即位したのは。田単は好機到来とばかりに『離間の計』を講じます。

楽毅は失脚をして、連合軍は城を全て奪い返されます。恵王は、楽毅が、これを機に反撃してくる事を恐れて手紙を送って弁明します。所が楽毅は「先王は民に優しく、私を厚遇してくれました」と先王に忠義を誓う返書をしたためて、恵王は自らの愚かさを後悔しますが、後の諸葛孔明はこの話に感激して、楽毅を手本にしたと言われています。

『第17話 劉備、兄弟と離れる』の残念な所

陳親子が、呂布にこびへつらうシーンがありますが、あまりにもへりくだった様子で「あれで騙される馬鹿がいるのだろうか?」と思わず笑ってしまいそうになります。さすがの呂布も、あんな事では騙されないでしょう(多分)。

そのため、もう少し陳親子のへりくだった所を抑えたほうが良かったように感じたのは残念な所ですね。

『第17話 劉備、兄弟と離れる』の見所

曹操の計略の手際の良さや行軍の速さを、第17話では見事に演出していて、見応えがありました。そして、曹操が劉備の使者にしらばっくれる所は「さすが奸雄だなぁ」と思わせてしまいますね。それにしても、曹操が、密書をわざと呂布に見せた事を言い放って笑うシーンは「この男(曹操)は、本当に悪い奴だなぁ」と思わせます。

陳親子が裏切った後に、呂布が陳宮の進言を聞こうとしない時に、貂蝉から「陳親子はうわべだけがよくても腹黒い人でした」と言い、陳宮は忠義の塊と指摘して、呂布が「たしかにそちの言う通りだ、陳宮に面目ない」と反省させます。一人の女性が君臣の仲を修復させるのは心が温まるシーンで、この辺りも第17話の大きな見所ですね。

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