『三国志スリーキングダム 第22話』曹操の鬼の所業

曹操の命を狙う謀議が発覚してしまい、皇帝の臣下であるはずの曹操は、皇族に対して、臣下の前に人とは思えぬほどの残酷な所業を働きます。そこで、曹操は、どのような所業を働いたのか紹介しましょう。

『第22話 三兄弟離散す』のキャスト

曹操が、皇族に牙をむき出しにする『第22話 三兄弟離散す』に登場する人物や声優を紹介します。

  • 曹操(許昌)/皇族を処罰しようとする丞相(声:樋浦勉)
  • 荀彧(許昌)/徐州侵攻を強く主張する軍師(声:星野充昭)
  • 程昱(許昌)/徐州侵攻は危険と主張する軍師(声:小野健一)
  • 許褚(許昌)/宮殿に乗り込む将軍(声:宝亀克寿)
  • 曹仁(許昌)/曹操から伏兵の配置を任される将軍(声:手塚秀彰)
  • 献帝(後漢)/曹操から最大の屈辱を受ける皇帝(声:須藤翔)
  • 董承(後漢)/破滅していく皇后の父(声:岡哲也)
  • 劉備(徐州)/袁紹を頼る左将軍(声:家中宏)
  • 関羽(徐州)/主君劉備を憂う将軍(声:田中正彦)
  • 張飛(徐州)/出撃を主張する将軍(声:天田益男)
  • 趙雲(徐州)/劉備に従軍する将軍(声:遊佐浩二)
  • 糜芳(小沛)/袁紹に援軍を要請する使者(声:佐藤広太)
  • 袁紹(冀州)/千載一遇の好機を逃す暗君(声:菅生隆之)
  • 許攸(冀州)/暗君袁紹を罵る軍師(声:池田ヒトシ)

『第22話 三兄弟離散す』のストーリー

曹操は吉平が毒を盛っている事を見抜き、取り押さえます。そして、董承など主だった人物を宴に招く事にしました。そこで、曹操は董承に酒を勧めますが「病で飲めませぬ」と断られます。そこで曹操は「病か?それならワシの所に妙薬がある。持って来い」と言って、兵士たちが恐るべき妙薬を持ってきます。

曹操が用意した妙薬(起)

宴に運ばれた妙薬というのは、血だらけになった吉平でした。これに驚愕きょうがくする董承。曹操は吉平に「そちの知り合いばかりだ、誰の指図だ?指は10本のはずだ、なぜ9本しかない」と聞きます。吉平は曹操に「国賊を討つために誓ったためだ」と答えたら「噛む指がまだ残っておる、残りの指も全て切り落とせ」と兵士たちに命令。

兵士たちに連行される吉平は「指を失っても、国賊をののしる舌が残っておる」とさげすんだら「舌も切れ、歯も抜いてしまえ」と言い放ちます。所が、吉兵は兵士たちを振り払って、柱に頭を打ち付けて自害。曹操は「董承どうだ?具合はよくなったか。どうも一服では足りぬようだ、もう一服盛って参れ」とつぶやきます。

兵士たちは、今度は董承の下人である秦慶童を連行してきました。そこで秦慶童は董承の謀議を話し出してしまいます。さらに董承の館から血の詔を見つけられてしまい、主を裏切った秦慶童もとろも皇后の一族である董承も処刑されます。

曹操の鬼に勝る所業(承)

曹操は、鎧をまとい兵士たちを引き連れて許宮(宮殿)へ乗り込みます。そこでは、曹操に震える皇帝と皇后が抱き合っていました。しかし、許褚は皇帝をにらみながら、皇后を強引に連行します。皇帝は「待て」と言いますが、そこには曹操と兵士たちの前に皇后が引き出されていました。

曹操は「陛下、董承の謀反はご存知か?」と尋ねますが「朕は何も知らない」と力なく答えます。しかし曹操は「指を食いちぎった詔をお忘れか!」と激怒。皇后は「私が書きました、陛下は何も」と夫である皇帝をかばおうとしたら、曹操は「何の 不思議もない事だ!妃は董承の娘御、父と娘の謀議だな」と言い放ちます。

さらに「陛下、我が忠告を聞いて下され。こたびの処罰は妃一人にとどめますが、再び、かような事が起こらば、御身に降りかかりますぞ」と脅迫。そして曹操は、皇后を連行しようとするので、献帝は「曹操、皇后は身ごもっておるのだ、生まれるまで待てぬか」と頼みますが「将来、母の仇を討たせる気か」と突き放します。

曹操が皇后を処刑(転)

献帝は自分の無力さと屈辱に血の詔を握り潰します。そして、献帝の目の前で、兵士たちは皇后の首を布で締めあげていきます。皇后の顔は紫へ変色していき「アァァ……」とうめき声を上げて命を落としました。しかし曹操はそれで満足せず、自身の娘を皇帝に紹介して「皇后の不在はならん。この娘を皇后にたてなされ」と言います。

献帝は怯えながら「朕は曹妃を皇后にたてる事にする」と言ったら、曹操たちは「お祝い申し上げます、万歳、万歳、万々歳」と形だけの臣下の礼を取ります。曹操は20万の大軍を城の前に集めて「よいか!徐州へ出兵する。劉備を討った後に袁紹を迎え討つ」と叫ぶ。

兵士たちは「おう!おう!おう!」と言って、鬼の所業を働く曹操は、今度は徐州へ出陣。劉備たちは鎧の上から喪服を着用して、曹軍を迎え撃ちます。その間に糜芳は、袁紹の陣営に行き援軍を要請します。しかし、袁紹は自分の子供の病状が気になって出陣を拒みます。

曹軍の怒涛の進撃(結)

この千載一遇の好機を逃す暗君に、許攸は「袁紹は暗君だ」と罵って、棒叩き20回の刑に処せられます。驚いた糜芳は、急いで戻って劉備に報告。劉備はその暗愚に絶句します。しかし、曹操が兵を後退させた事を知ったら、城攻めによる犠牲で撤退したものと推察します。そこで劉備軍は夜襲をしかけます。

しかし陣の帷幕はものぬけの空で、いきなり火矢が降り注いできたので、劉備は初めて罠だと気付き撤退しようとします。そこへ曹仁が「賊将よ待て!ははは、ワシは曹仁だ、劉備よ主君の計にはまったのだ。速やかに投降せよ」と言います。そこへ曹仁や徐晃たちが突撃していきます。

劉備軍は撤退しようとしても、退路には尖った竹が仕込まれており、馬や兵たちは串刺しにされていきます。遠くから眺めていた許褚は「何と無様な事か、ははは主君は真の策士、劉備は逃げきれません」と笑い、曹操と共に徐州城へ向かいます。はたして劉備は逃げ切る事ができるのでしょうか?

『第22話 三兄弟離散す』の感想

皇帝の臣下である曹操が、皇后一族を根絶やしにしてしまう『第22話 三兄弟離散す』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『機失うべからず』

曹操は全軍をあげて徐州を攻めているので、 許昌には全く兵がありませんでした。そのため、袁紹が出兵すれば勝利は間違いありませんでした。所が、息子の病気が気になって出陣しようとしないので、許攸は「兵法に機を失うべからずとあります」と説得しますが、これは聞き入れられません。

この『機失うべからず』は好機を逃してはならないという意味を持ちます。しかし、意外にも好機を逃す君主は多くて、日本でも、源頼朝・義経を助けてしまう平清盛がいます。あの時、平清盛が源氏を根絶やしにしていたら、平氏はあそこまで簡単に滅びなかったでしょう。

『第22話 三兄弟離散す』の残念な所

曹操が、董承や秦慶童を実際に処刑するシーンが出なかったので、そこは出したほうが良かったのではないかなと思いましいた。実際に皇后を処刑するシーンはあったのですが、やはり首を飛ばすのは、今のCG技術では難しいのかなと思ってしまいましたね。

『第22話 三兄弟離散す』の見所

第22話では、曹操の残酷な性格がこれでもかと出てくるのが、大きな見所になっています。特に、皇帝の目の前で皇后を処刑するというのは、なかなか行う者はいないでしょう。日本では第六天魔王と恐れられた織田信長でさえ、足利義昭を追放程度に済ませています。

さらに皇后を失って、絶望のどん底に突き落とされた献帝に対して、自分の娘を皇后にするように要求する所は「そこまで、するのか」と思ってしまいますね。歴史を知っている人間であれば、よく分かるシーンですが、映像として見たら、やはり残酷さがさらに際立ちます。

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