『三国志スリーキングダム 第29話』曹操が烏巣攻めを出来た理由

許攸は、郭図の讒言ざんげんで危機が迫っていました。そこで、許攸は曹操に「袁軍の兵糧は烏巣にあります」と極秘情報を漏らします。そうしたら、曹操は簡単にその言葉を信じるので、許攸はそれを問いただしたら、曹操が烏巣に兵糧がある根拠について話し始めるので、詳しく紹介しましょう。

『第29話 夜、烏巣を襲う』のキャスト

曹操が、圧倒的不利な戦況から、奇跡的な逆転勝利をもたらす『第29話 夜、烏巣を襲う』 に登場している人物や声優を紹介します。

  • 曹操(許昌)/許攸の極秘情報を信用する丞相(声:樋浦勉)
  • 曹仁(許昌)/袁紹の襲撃に備える将軍(声:手塚秀彰)
  • 袁紹(冀州)/大失態を演じる河北の覇者(声:菅生隆之)
  • 袁熙(冀州)/父に烏巣が燃えている事を報告する子息(声:大羽武士)
  • 許攸(冀州)/曹操に寝返る軍師(声:池田ヒトシ)
  • 劉備(荊州)/劉表に身を寄せる皇叔(声:家中宏)
  • 関羽(荊州)/曹操の戦果に絶句する将軍(声:田中正彦)
  • 孫乾(荊州)/劉備に官渡の戦況を報告する文官(声:林和良)
  • 劉表(荊州)/荊州の統治者(声:田原アルノ)
  • 劉琦(荊州)/劉表の長子(声:手塚ヒロミチ)
  • 蔡瑁(荊州)/劉表の重臣(声:高山春夫)

『第29話 夜、烏巣を襲う』のストーリー

郭図に讒言された許攸は、このままでは処刑されると思って、曹操の陣営に足を運びます。曹操は、部下から「主君の旧友、許攸殿がお見えです」と報告を受けて、裸足のままで、外まで駆け寄っていきます。

許攸が打ち明けた烏巣の情報(起)

許攸は、曹操が裸足のままで駆け寄ってきた事に感激します。そして曹操は、許攸から「袁紹に忠言をしても耳を傾けないで処刑されそうになりました」と聞かされます。 許攸の策は、軍を二手に分けて、10万で曹軍の本陣を攻めて、30万で許都を攻めるものでした。

曹操は、その見事な策を聞いて「なぜ、袁紹はその策を用いなかったのか?」と尋ねてみたら、許攸は「曹操殿を恐れるあまり、策を用いられなかったのです」と力なく答えます。そして、許攸は曹軍に兵糧が足りていなかった事を指摘して、曹操は最初こそ誤魔化ごまかしていましたが、観念を決めて「兵糧は半日分しかない」と打ち明けます。

そこで許攸は「袁軍の兵糧は全て烏巣に蓄えられているが、守りはかなりの手薄」と極秘情報を打ち明けました。そうしたら、曹操は「なるほど、ワシが軍を率いよう」と即断しました。それを聞いた許攸は「烏巣に伏兵がおると思われぬか?」と聞いたら、曹操は「袁紹とは違って、真実と嘘をかぎわける」と笑い出します。

曹操が許攸の言葉を信じた理由(承)

曹操が、許攸の言葉を信じる事ができた理由は2つありました。それは以下の通りです。

  1. 袁紹が敗残兵を集められたのは、兵士は餓死を恐れて兵糧目当てに戻った
  2. 許攸がワシ(曹操)に仕えるには手土産が必要なハズ

許攸は、その言葉を聞いたら、曹操の優れた見識に恐れ入ります。そして、許攸は袁軍の将旗を用意して、敵の目をごまかすように進言します。さらに烏巣を攻撃したら、袁紹は曹軍の本陣を攻めてくる可能性があると予想して、曹操も「袁紹の考えそうな事だ」と納得します。

そして曹操は、その日の夜のうちに猛将10人と精兵5000で出撃します。曹軍は夜陰に乗じて、烏巣の砦の扉を打ち破ります。曹軍の手勢は松明を持ち突撃していき、袁軍の兵士を蹴散らして行きました。張遼は「火を放つのだ、焼き尽くせ!主君のご命令だ、兵糧を運び込め」と命令。

曹軍は、火をかけながら、兵糧を運び込んでいきました。それを遠くから、曹操が冷静の眼差しで見つめていました。烏巣はあっという間に炎に包まれていきます。袁熙は烏巣の異変に気づいて、眠っている袁紹にかけよって「父上、大変です。烏巣が燃えています」と話しかけて、袁紹は「それは大変だ」と外へ駆け出します。

袁紹の大失態(転)

袁紹は烏巣から上がる火の手を見て「曹操め、先祖の墓を暴いてやる」と激怒。袁熙たちは、曹操と決戦するように進言しますが、袁紹は「烏巣の守備兵は8000もいたのに全滅したという事は、曹操は全軍で攻めたはず」と言います。そこで袁紹自ら、曹操の本陣に乗り込みました。

曹操の本陣は扉が開いていたので、簡単に侵入できましたが、そこには多くの落とし穴が用意されていました。それに驚く袁紹に対して、曹仁は「はははは、袁紹よ我らの策に落ちたな、ただちに投降せよ、皆のもの矢を放て」と高笑いして攻撃されます。

袁紹は本陣に撤退しようとしますが、使いの者がやってきて、本陣がすでに曹操に攻め落とされた事を伝えられます。袁紹は「曹操め、お主は不倶戴天ふぐたいてんの敵だ」と興奮したら、血を吐いてしまいました。そこで袁紹は冀州に撤退しますが、岩山の上に許攸が嘲笑っていました。

劉備に届いた驚愕の事実(結)

袁紹は、許攸に挑発されてしまうので、許攸を捕まえようとしますが、そこには多くの伏兵がいたので、袁紹はここでも撤退します。そして湖のほとりで袁紹は「兵馬はどれほど残っておる」と息子に尋ねたら「兵馬はもう100騎にも届きません」と力なく答えます。

袁紹は「ははは、半年前に70万の大軍で出征した。それが今や100騎に満たぬのか。もはや、これまでか。なにゆえ天は袁を助けてくれるぬのだ」と叫び自決しようとします。部下たちはそれを止めようとしますが、袁紹は再び血を吐いてしまい亡くなってしまいました。

劉備は、孫乾から、官渡で袁軍が100騎足らずになったと報告を受けていました。劉備は仕方なく、劉表のもとへ身を寄せますが、蔡瑁はそれに反対して、劉琦は庇護するように主張します。そこで劉表は、劉備に新野城で曹操に備えるように頼み込みますが、はたして劉備は荊州を守りきる事ができるのでしょうか?

『第29話 夜、烏巣を襲う』の感想

袁紹が官渡で大敗してしまう『第29話 夜、烏巣を襲う』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『良禽は木を択んで棲む』

許攸が、大敗した袁紹の部下たちに対して『良禽は木を択んで棲む』と発言しました。この言葉の意味は、賢い鳥(良禽)は良き木を選んで、巣を作るという意味で、賢い部下は良き主君を選ぶという事です。

つまり、主君が賢くなければ部下は裏切っても良いと言っているのに等しい発言で、忠義や忠孝もあったものではない言葉と言えます。しかし、この考えがあれば、主君も悪政をできなくなるので、必要な考えと言えるでしょう。

『第29話 夜、烏巣を襲う』の残念な所

烏巣では、淳于瓊が守将として待ち構えていましたが、第29話では淳于瓊が登場しないままで、官渡の戦が終わってしまいます。

一説には、淳于瓊は冷静に防戦して、曹軍を苦しめたとも伝えられています。そのため、そこまで防戦した淳于瓊を登場させても良かったのではないかと思いましたね。 

『第29話 夜、烏巣を襲う』の見所

袁紹が、何度も曹操の計に負けてしまい、屈辱を味合わされていきます。その度に、袁紹は嘆き、悲しみ、憤っていくのです。そのため、袁紹の無念さと曹操の優れた用兵が伝わってきます。そのような事から、袁紹のみじめな敗戦が伝わってくる所が、第29話の大きな見所と言えるでしょう。

実際に、三国時代を大きく動かす戦はいくつかありますが、多くの方たちは「赤壁の戦いよりも、官渡の戦いのほうが大きな影響を及ぼした」と言っているほどです。これより後に、曹操は最大の勢力を誇るようになり、蜀の諸葛孔明を持ってしても魏を打ち破る事が難しくなった要因になりました。

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