映画『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』ララの願いはボスニアの復興?

ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよは、半世紀前に海底に沈んだ街からナチスの金塊を奪還する映画です。この金塊を奪還する目的は、荒廃したボスニア・ヘルツェゴビナの再建のためでした。しかし、その行動を快く思わないペトロヴィッチが、その行く手を遮ろうとするので、詳しく紹介しましょう。

『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』のキャスト

マットの気迫

引用:https://eiga.com/movie/87891/gallery/17/

フランスとドイツの合作の歴史映画『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』は、2018年1月12日に日本で上映されました。DVDの収録時間は、約106分になります。  

監督&脚本

海底に沈んでしまったナチスの金塊にスポットを当てた映画を製作したのが、スティーヴン・クォーレ監督です。

  • 監督:スティーヴン・クォーレ
  • 脚本:リチャード・ウェンク&リュック・ベッソン

登場人物と役者

ネイビー・シールズ部隊が激しい戦闘を行う映画『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』に登場する人物や役者さんたちを紹介します。

  • マット/ネイビー・シールズ部隊の隊長(演:サリバン・ステイプルトン)
  • スタントン/ララの恋人(演:チャーリー・ビューリー)
  • ララ/スタントンに金塊を教える女性(演:シルヴィア・フークス)
  • ベン/ララに振られてしまう男性(演:ジョシュア・ヘンリー)
  • カート/資材の調達に長けた男(演:ディアミッド・マルタ)
  • ジャクソン/取り出し準備を進める男(演:ディミトリー・レオニダス)
  • ジム・レイニー/マットたちの協力者(演:ユエン・ブレムナー)
  • ジェイコブ少将 /マットの上官(J・K・シモンズ)
  • ペトロヴィッチ/敵側の司令官(演:クレーメンス・シック)

『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』のストーリー

睨みつけるジェイコブ少将

引用:https://eiga.com/movie/87891/gallery/2/

1944年8月に、ナチスは他国から集めた金塊を移動させようとしていました。そんな時、ナチスドイツは、民衆を一斉に連行しようとしていたのです。その異変に気付いた女性は、少年だけでも逃がそうとします。この少年こそ、後にナチスの金塊を奪還しようとする女性の祖父だったのです。

ネイビーシールズが将軍を襲撃(起)

少年が逃げてから、半世紀も過ぎたボスニア・ヘルツェゴビナでは、屈強の男たちによって編成されていたネイビーシールズ部隊は、民間人に変装して、ボスニアの将軍を取材する事にしました。そこで、ペトロヴィッチは「将軍の人間性を上手く伝えられたら、今後も取材を許可する」と言って、軍事施設の中まで案内します。

そして、ネイビーシールズ部隊が取材をする振りをして、何と将軍の首に鋭利な物を刺して命を奪ったのです。それから、ネイビーシールズの隊員たちは敵の荷物を持って、外へ脱出しようとしますが、外にはセルビアの兵士たちが待ち構えていました。

ネイビーシールズ部隊は、中へ戻り戦車を発見したので、そこに乗り込みます。そして、戦車で相手の車両を次々に吹っ飛ばして敵中突破!敵は多くの歩兵がいたので、激しい銃撃戦が展開されました。そこで、ネイビーシールズのマット隊長の指示で、鉄塔を破壊して、倒れた鉄塔が敵の行く手をふさぎます。

少将が無謀な作戦を叱責(承)

戦車で逃走を続けていたら、ペトロヴィッチが前後から戦車で挟み撃ちにします。そこで、戦車は橋から川へ突っ込んで、そこから無事に逃走していきました。しかし、ネイビーシールズのマット隊長の上官ジェイコブ少将は「証拠を残さずに相手の荷物を確保する事が任務なのに、ソ連時代の戦車でサラエボ中を暴れ回るとは何事だ!」と叱責。

ジェイコブ少将は「3日間休め、その間に処罰を言い渡す」と叫びますが、なぜか隊員たちに酒を渡して「あまりハメを外すなよ」と言い残します。これには、マットは思わず表情を崩して笑います。

マットたちは、酒場で乾杯しますが、そこでスタイルの良い美女ララと出会います。その美しさにベンは猛アタックしますが、軽く振られてしまって、周りから「撃沈」とバカにされてしまうのです。所が、酒を飲み終わったあとに、密かに、ベンと同じ仲間のスタントンがララの家へ行き、深い関係に落ちてしまいます。

ララが教える金塊の存在(転)

ララは、やがてスタントンに、自分の祖父の話を始めます。それはナチスから追われていた祖父が、逃走中にナチスが持ち運ぼうとしていた金塊から1つの延べ棒を取ろうとした話です。しかし、ナチスに見つかってしまって、延べ棒を隠して一人だけ逃走していったら、ナチスの敵に救われて、あるスイッチを押すように言われます。

祖父がスイッチを押したら、ダムが爆発して、その街は水の底に沈められました。つまり、ナチスが奪った金塊は、水の底にあるというのです。その金塊の量は、およそ27トンもあって、3億ドルもの価値がありました。ララは「これだけの金塊があれば、祖国ボスニア・ヘルツェゴビナを復興できる」と説明しました。

ジャクソンは、レイニーに相談して、引き上げた金塊をヘリで持っていくように話をつけます。やがて、ネイビーシーズルの部隊は作戦を開始しますが、ジェイコブ少将は何か異変を感じてレイニーたちを呼びつけます。そしてジェイコブ少将は、レイニーに「何か私に隠し事をしていないか?」と尋問し始めたのです。

ネイビーシーズル部隊の危機(結)

レイニーは「失礼ながら」と弁明しようとしたら、ジェイコブ少将は手を少し上げて「それ以上言うな!私の経験によると、失礼ながらと前置きする奴は、その後で失礼な事を言うアホと決まっている」と手痛い言葉を投げかけます。

それでも、レイニーは弁明を始めたら、ジェイコブ少将は他の部下にレイニー大尉の除隊書類を持ってこさせようと命令。さらに「お前にしては珍しく静かになったな、何か話したくなったんじゃないか、うん?」と迫ってしまい、レイニー大尉は喉に何か詰まったような表情を浮かべてしまうのです。

その頃、ネイビーシールズ部隊は苦戦しながら、金塊を引き上げますが、水上ではペトロヴィッチが軍を率いていて、ロケット弾を構えていたのです。絶体絶命の中、マットたちは覚悟を決めてしまいます。はたして、このまま金塊を持っていく事ができないまま、マットたちは始末されてしまうのでしょうか?

『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』の豆知識

ジェイコブ少将に整列される隊員たち

引用:https://eiga.com/movie/87891/gallery/3/

この映画では、世界の歴史に大きく関わる『ボスニア・ヘルツェゴビナ』と『ネイビーシールズ』が関わっていきます。しかし、この2つの存在について知らない日本人は多くいると思うので、詳しく紹介しましょう。

ヨーロッパの火薬庫にあるボスニア

かつて、ヨーロッパのバルカン半島は『ヨーロッパの火薬庫』と呼ばれていました。なぜなら、オスマン帝国の衰退によって、この半島では次々に小国が独立していき、周辺諸国を巻き込む戦争へ発展していったからです。

最も有名なのは、第一次世界大変の引き金とも言える『サラエボ事件』が1941年に起きた事です。この事件では、セルビア人がオーストリア・ハンガリー帝国の皇位継承者夫妻を襲撃してしまい、オーストリアはドイツをバックにして、セルビアに宣戦を布告。

所が、ロシアがセルビアを支持した事によって、ドイツはロシアとフランスに宣戦を布告したのです。その後もバルカン半島では、第二次世界大戦が終わっても、ユーゴスラビアは内戦に突入してしまい、血で血を洗う戦場になっていったのです。

ネイビーシールズ部隊

私もこの映画を見るまでは、ネイビーシールズ部隊は知らなかったのですが、本当に存在する部隊なのです。この部隊は、アメリカ合衆国海軍の特殊部隊で、ジョン・F・ケネディ大統領の指令で、結成された部隊です。

この部隊は、陸・海・空を問わず、様々な作戦を実行できるほど能力の高い隊員たちが集められています。今までにも、ネイビーシールズ部隊が出現する映画はいくつもあるので、知る人ぞ知る部隊と言えるでしょう。

『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』の感想

ネイビーシールズ部隊が金塊を発見

引用:https://eiga.com/movie/87891/gallery/10/

ボスニア・ヘルツェゴビナを復興するためとは言え、無茶な作戦を実行する映画『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』の残念な所

この映画は、歴史映画でもあり、アクション映画でもあります。そのため、最初から最後までヘリや戦車で大暴れするシーンが続くので、人と人の触れ合いを多く見たい方には、見ていたら疲れてしまう映画です。

逆の言い方をすれば、とにかく、兵士たちが近代兵器を使って大暴れする映画を見たいという方には、満足できる映画ですね。

『ネイビーシールズ ナチスの金塊を奪還せよ』の見所

私は、アクションシーンよりもコミカルな映画や、ホラーな映画を好む所があります。そのため、アクションシーンが多くて「見ていて疲れるなぁ」と思ってしまいましたが、笑えるシーンが短時間でもあるのですが、その短い時間で思いっきり笑わせてくれるので、今まで見てきたアクション映画の中で最も引き込まれてしまいました。

特に、ジェイコブ少将が、過激な発言で部下を罵倒しますが、そのツンデレな性格が最高に面白かったです。思わず「ジェイコブ少将は良い味を出しているなぁ」とニンマリとしましたね。