『IT-イット-』それが見えたら終わりの前作を紹介

2017年に北米で最も大ヒットしたホラー映画『IT それが見えたら終わり』には前作がありました。それが1990年にアメリカで公開された『IT-イット-』です。昔の映画になりますが、この前作は現在でも十分過ぎるほど怖い内容になっているので、詳しく紹介しましょう。

『IT-イット-』のキャスト

ピエロのカード

アメリカ合衆国のホラー映画『IT-イット-』は、1991年に日本で上映されました。DVDの収録時間は、約187分になります。

監督&脚本

IT-イット-の原作は、ホラー小説家で有名なスティーブン・キング先生の作品で、それを映画に実写化したのが、トミー・リー・ウォーレス監督です。

  • 監督:トミー・リー・ウォーレス
  • 脚本:トミー・リー・ウォーレス&ローレンス・D・コーエン
  • 原作:スティーヴン・キング

登場人物と役者

ピエロのような恐ろしい悪魔が、次々に子供たちを襲っていく映画『IT-イット-』に登場する人物と役者さんたちは、以下の通りです(ヘンリー以外は、大人の時を演じている役者さんを紹介)。

  • ビル・デンブロウ/弟を失った経験のある男(演:リチャード・トーマス)
  • ジョージー・デンブロウ/ビルの弟(演:トニー・ダコタ)
  • ベン・ハンスコム/少年時代は小太りだった男(演:ジョン・リッター)
  • ベバリー・マーシュ/ビルたちのアイドル的存在(演:アネット・オトゥール)
  • スタンリー・ユリス/悲劇的な最後を迎える男(演:リチャード・メイサー)
  • マイク・ハンロン/仲間たちを集める男(演:ティム・リイド)
  • リッチー・トージア/自分の行動で最愛の人を失う(演:ハリー・アンダーソン)
  • エディ・カスプブラク/喘息もちの男(演:デニス・クリストファー)
  • ヘンリー・バウワーズ(少年)/ビルたちを苦しめる不良(演:マイケル・コール)
  • オードラ・デンブロウ/ビルの最愛の人(演:オリヴィア・ハッセー)
  • ベンの父/ベンが若い時に亡くなった父(演:スティーヴ・マカジ)
  • ペニーワイズ(イット)/下水道に潜む悪魔(演:ティム・カリー)

『IT-イット-』のストーリー

イットが持つ風船

デリーの街では、次々に子供が行方不明になっていました。そんな時に、再び少女が行く名不明になって、図書館員であるマイクは表情を曇らせます。しかし、刑事は「お前は図書館員だろう」と言って、捜査に首を突っ込むなと言いたげな態度を取ります。実は、マイクは、犯人に心当たりがあったのです。

マイクたちの少年時代(起)

マイクは少年時代に、イットという恐ろしいピエロのような悪魔に追いかけ回された過去がありました。最初の犠牲者になったのが、ジョージでした。ジョージは雨降りの中で、兄のビルに紙製のヨットを貰って外へ遊びに出かけました。ヨットは勢いよく水の中を流れていきますが、下水に落ちてしまいます。

困り果てたビルの前に、下水からピエロの顔をしたイットが現れて「へいジョージ!私はペニーワイズだ、こっちには何でもあるぞ」と誘い込んで、ジョージはヨットを貰おうと手を伸ばします。そうしたら、イットはジョージの手を引っ張っていき、何とジョージは亡くなってしまったのです。

ビルは最愛の弟ジョージを無くしてしまい、うちひしがれてしまいます。そして弟の写真が入っていたアルバムを見ていたら、何と弟の写真から血が流れてきたのです。それに驚くビルですが、不思議な事に両親には、その血が見えなかったのです。しかし、そのような経験をする者は、ビルだけではなく同じ仲間のべバリーも体験していきます。

イットと対決する少年たち(承)

べバリーという少女が、洗面器の前で鏡を見ていたら、洗面器の底から風船が突然ふくらんできました。それに驚くべバリーでしたが、その風船が破裂したら、周囲に血が飛び散ったのです。それに驚いて悲鳴を上げて父親を呼ぶべバリーでしたが、この時も大人にはイットによって飛び散る血が分からなかったのです。

ビルたちは、自分たちを驚かせているイットが地下水道にあると考えて対決しようとします。そこで仲間のリッチーが母親の純金を持ってきて、これを投げつけて倒そうと提案します。しかし、ビルたちを以前から快く思わない不良少年のヘンリーたちが密かにビルたちを背後からつけていました。

ヘンリーたちは、途中でビルたちの仲間を一人捕まえて、ナイフで驚かせようとします。しかし、ヘンリーたちの仲間は次々にイットによって倒されていき、ヘンリーは大量の光を浴びて全ての髪が白髪になってしまいました。しかし、ビルたちは一致団結してイットと対決して、純金をぶつけて、イットは排水溝へ逃げていったのです。

復活したイット(転)

ビルたちは、イットは始末できたのかと半信半疑だったので「もしもイットが復活したら、再び会おう」と約束していきます。怖がりのスタンリーは最後まで、その約束をする事に戸惑っていましたが、全員が約束していったので、ついに自分も「誓う」と言ってしまいます。

所が、大人になってから、再びイットは現れてしまい、ビルの仲間のマイクは全員に電話をかけて集めようとします。所が、スタントは電話をもらった後にバスタブへ入り手首を切って亡くなってしまったのです。その浴室の壁には血文字で『IT(イット)』と書かれてありました。

そのような事が起きているとは知らずに、ビルは墓場へ行き「ジョージ、忘れてたなんて、ごめんよ」と謝っていました。所が、そこにイットが現れて、墓穴が掘られている所を指差して「どれがいい、ビルくん、あの端っこはだめだよ、もうふさがってるんだね」と不敵な笑みを浮かべて消えていきました。

再びイットと対決するベンたち(結)

マイクたちは、久しぶりに仲間たちと集まりました。所が、刑務所に入っていたヘンリーは、イットから「あいつら(ビルたち)は生意気に仕返しをしてきた。一人ずつ消すんだ」と言って小型ナイフを渡します。ヘンリーは看守を倒して、密かにマイクがいる部屋へ忍び込んで、マイクを刺してしまうのです。

しかし、ヘンリー自身も返り討ちにあって、命を落としてしまいます。ベンたちは急いでマイクを病院へ連れて行き、何とか命に別状はありませんでした。もはや一刻の猶予もないベンたちは、再び下水道へ進んで行き、イットと対決します。

しかしイットは、幻覚でビルたちを困惑させていきます。そこには何と亡くなったはずのジョージが現れて、兄のせいで亡くなったと責めてきたのです。それでも、ビルたち勇気をふりしぼってイットに立ち向かおうとしますが、今度こそイットを倒す事ができるのでしょうか?

『IT-イット-』の豆知識

浴室で起きた悲劇

恐ろしい悪魔がビルたちを苦しめる『IT-イット』に関連する情報を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

デリーの街で起きる不思議な出来事

ビルたちが住むデリーの街では、不思議な出来事が起きていました。しかし、その出来事を深く追求しようとする子供は皆無に近かったのです。所が、頭の良い黒人少年のマイクは、白人の不良少年ヘンリーに何回もからまれても、この街で起きている事を追求しようとしていました。

その不思議池な出来事とは移民がこつ然といなくなったり、子供たちがいなくなったりした事です。さらに、200年前からデリーの歴史について書かれた絵に、イットが数多く描かれていました。この絵を見つける事ができたのも、マイクがデリーの街の歴史を詳しく調べていたからでした。

『IT-イット』の感想

ビルたちが進む地下道

赤い髪をしたピエロのような悪魔が多くの者たちを恐怖に陥れる『IT-イット』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『IT-イット-』の残念な所

この作品自体に問題がある訳ではないのですが、レンタルショップで出されている『IT-イット-』は珍しい事に両面ディスクになっています。そして前編が『SIDE A』で、後編が『SIDE B』になっているのです。私はそれを知らないで、SIDE Bから見てしまって、何か分からない事が多いストーリーだなぁと困惑してしまいました。

それでインターネットで色々と調べていたら、両面ディスクになっている事が分かって、その後にDVDをひっくり返して、SIDE Aを見るハメになりました。そのため、IT-イット-を見る時に両面ディスクになっていたら、片側だけ見て終わりと思わないほうが良いです。

『IT-イット-』の見所

昔の作品だったので、古臭く感じてしまいましたが、それでもジャパニーズホラーにはない怖さがあって、面白かったですね。特に、イットによって何回も血が飛び散るシーンや、子供にしか見えない怖さなどは、スリル満点でした。

ただし、シャイニングと言い、IT-イット-と言い、洋画のホラーは昔のほうが面白いように感じてしまいます。そのため、これから誕生する洋画のホラーも、昔に負けない作品が登場して欲しいですね。