『三国志スリーキングダム 第33話』三顧の礼を尽くす苦労を紹介

劉備は、徐庶の勧めで臥竜先生と呼ばれている諸葛亮を軍師として迎えるために、三顧の礼を尽くそうとします。しかし、それに関羽や張飛は異を唱えますが、劉備の意思は変わらず、天下を安んじるために三顧の礼を尽くそうとするので、詳しく紹介しましょう。

『第33話 三顧の礼』のキャスト

劉備が諸葛亮を三回も訪ねようとする『第33話 三顧の礼』に登場する人物と、声優たちは以下の通りです。

  • 劉備(新野)/諸葛亮を訪ねる皇叔(声:家中宏)
  • 関羽(新野)/義兄の行動に異を唱える弟(声:田中正彦)
  • 張飛(新野)/諸葛亮を侮る将軍(声:天田益男)
  • 孫乾(新野)/荊州城の状況を伝える文官(声:林和良)
  • 諸葛亮(隆中)/劉備に三顧の礼を尽くされる賢人(声:堀内賢雄)

『第33話 三顧の礼』のストーリー

西暦207年に劉備は、隆中へ向かっていました。その隆中には、天下の賢人であり臥竜と呼ばれていた諸葛亮がいたのです。 劉備は戦に敗れ続けていましたが、徐庶の一件で軍師がいかに重要であるか思い知ったので、何が何でも諸葛亮を軍師として迎え入れたかったのです。

反目し合う義兄弟(起)

劉備は隆中に向かう中で、竹林を通っていく時に、乱れに乱れた俗世とは違う世界に、思いを馳せていました。このような所に住んでいる諸葛亮であれば、偉大な賢人である事に間違いないと確信したかのように、劉備は馬を進めていきます。しかし、張飛や関羽は、諸葛亮が本当に偉大な賢人なのか疑問を感じていました。

そんな義弟たちに対して、劉備は何とか説得して、諸葛亮を探していたのです。そこへ村人が通りかかったので、諸葛亮が住んでいる所を尋ねてみたら、臥竜岡という所に住んでいる事が分かったのです。

留守だった臥竜岡(承)

諸葛亮は、やっとの思いで臥竜岡にたどり着きますが、家の者が出てきて「うちの先生が、貴人が尋ねに来るから旅に出ました」と教えてきたのです。そこで劉備は「数日後にまた尋ねに来ます」と伝言を頼んで新野に戻ろうとしました。

しかし、関羽は「諸葛亮は兄者が来る事を承知で、旅に出たのです」と言って、不信感をさらに強めました。それに同意した張飛は、臥竜岡に指をさして怒鳴り始めたので、劉備は急いで口をふさいで帰っていきます。所が、劉備たちは帰り道で崔州平という貴人に出会いました。

崔州平は、劉備から「お話を伺いたいのですが」とお願いされたので、川辺でお茶を飲みながら話をする事にしました。劉備は天下が乱れている事に心を痛めていましたが、崔州平は「乱世と治世は交互にやってきます、乱れないほうがおかしい」と指摘します。それでも劉備は天下を安んじたいと言って、崔州平は劉備に敬服しました。

真冬に出向く劉備たち(転)

劉備は真冬の12月に雪が降る中で、部下たちから「諸葛亮殿がお戻りになったとの事」と報告を受けたので、早速臥竜岡へ向かう事にしました。しかし、関羽は雪が降っているので「今行かなくても」と言って、張飛も行く事に異を唱えました。しかし劉備は三兄弟が揃わなければ誠意を見せられないと思って、二人を連れて行くのです。

臥竜岡に着いたら、諸葛亮でなく、その弟 諸葛均が現れて、またもや諸葛亮が留守だったのです。これには張飛が憤ってしまいますが、劉備は「いい加減にせぬか、孔明先生は国になるための賢人。必ずや間違いない」と言います。これには関羽は「必ずや間違いない……か」と力なくつぶやくばかりでした。

諸葛亮と出会える劉備(結)

新野に戻った劉備たちは、孫乾から「蔡瑁が兵糧を出し渋っているばかりか、我らが手に入れるはずの馬までも差し押さえました」と言って、張飛は「俺が兵糧を取ってやろう」と主張します。しかし、劉備は、劉表の病状の回復と、諸葛亮が臥竜岡へ戻ってくる事を待つ事にしました。

それから、劉備は占いをしたら大吉が出たので、今度こそ諸葛亮に会えると思って、再び関羽や張飛を従えて出発しました。そうしたら、今度は諸葛亮が自宅で昼寝をしていたので、劉備は起きるのを待つ事にしました。それに怒った張飛が火を起こして、煙によって諸葛亮を強引に起こしてしまったのです。

これに劉備は、張飛に謝るように促しますが、諸葛亮はそれを止めて、張飛の忠義心や関羽の武功を褒め称えます。そして、諸葛亮は強大な曹操に対抗する策を話し始めます。はたして、弱勢力である劉備が、曹操を打ちやぶる事など出来るのでしょうか?

『第33話 三顧の礼』の感想

劉備が、諸葛亮を何度も尋ねる『第33話 三顧の礼』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『三顧の礼』

諸葛亮が、三度も尋ねて礼儀を尽くして、諸葛亮を軍師として迎え入れた事から、目上の人間が身分が低い者を三回も出向いてお願いする事を『三顧の礼』と言われるようになりました。

かつて、日本にも三顧の礼を尽くして、軍師を迎い入れた者がいました。それが藤吉郎(後の豊臣秀吉)です。ただし、藤吉郎は三度ではなく、四回も竹中半兵衛を尋ねて「織田信長様に使えてくれませぬか」とお願いしたら「信長ではなく、あなたに仕えましょう」と言われたのです。

竹中半兵衛は黒田官兵衛と並び称されて『両兵衛』と呼ばれるほどの名軍師で、今孔明と呼ばれていたほどの軍略家でもありました。しかし、惜しい事に豊臣秀吉を支えて来た竹中半兵衛・豊臣秀長・蜂須賀小六などは次々に亡くなってしまい、後に聞こえてくるのは、豊臣家の滅亡の足音でした。

『第33話 三顧の礼』の残念な所

諸葛亮は、この三国志スリーキングダムでは、趙雲と並ぶほどのイケメン俳優が演じていました。それは名軍師ですから分かるのですが、弟の諸葛均を演じていたのが、あまりにも顔が違っていたので、もう少し顏が似た役者さんはいなかったのかなと思ってしまいました。

それと、臥竜岡から上がる火の手が少しリアリティーに欠けていたのです。そこはもう少し演出を凝って欲しかったなと思ってしまいましたね。

『第33話 三顧の礼』の見所

劉備は、雪が降ろうが、義弟たちに文句を言われようが、何回も何回も諸葛亮を尋ねました。その熱意は、周の姫昌(文王)が、釣り糸を垂らして、釣りをしていた太公望を待ち続けたのを彷彿させます。

実際に、太公望は姫昌を天下人にする事はできませんでしたが、その息子を天下人にする事ができたので、名軍師として有名です。そのような劉備の苦労が、第33話では何度も演出されているので、劉備の熱意や覚悟のほどがよく伝わってきました。

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