映画『ブラックパンサー』ワカンダの黒人たちが全世界で革命を起こす

ブラックパンサーは、ワカンダが表向きはアフリカの発展途上国を装いながら、裏では超文明国で他の国々と距離を置く映画です。所が、ワカンダの王族から同じ黒人が虐げられている世界を変えようと動き出して、大きな動乱を迎える事になるので詳しく紹介しましょう。

『ブラックパンサー』のキャスト

出発するワカンダ国王

引用:https://eiga.com/movie/84138/gallery/6/

アメリカ合衆国のアクション映画『ブラックパンサー』は、2018年3月1日に日本で上映されました。 

 監督&脚本

映画『ブラックパンサー』は、黒人のライアン・クーグラー監督が製作して、俳優や女優も黒人が多くなっているアクション映画として注目を集めました。

  • 監督:ライアン・クーグラー
  • 脚本:ライアン・クーグラー
  • 脚本:ジョー・ロバート・コール

登場人物&役者

ブラックパンサーに登場する役者さんたちの中で、白人なのはエヴェレット役とクロウ役ぐらいで、その他は黒人ばかりのキャストとなっています。

  • ティ・チャラ/ワカンダの新国王になる王子(演:チャドウィック・ボーズマン)
  • ティ・チャカ/ティ・チャラの父親(演:ジョン・カニ)
  • ラモンダ/ティ・チャラの母親(演:アンジェラ・バセット)
  • シュリ/ティ・チャラの妹(演:レティーシャ・ライト)
  • ウンジョブ/ティ・チャカの弟(演:スターリング・K・ブラウン)
  • ウンジャダカ/ウンジョブの息子(演:マイケル・B・ジョーダン)
  • ズリ/スパイとしてウンジョブを監視(演:フォレスト・ウィテカー)
  • ウカビ/ティ・チャラの親友(演:ダニエル・カルーヤ)
  • エムバク/ジャバリ族のリーダー(演:ウィンストン・デューク)
  • ナキア/ティ・チャラを愛する女性(演:ルピタ・ニョンゴ)
  • オコエ/ワカンダの親衛隊の隊長(演:ダナイ・グリラ)
  • エヴェレット・ロス/CIAの調査官(演:マーティン・フリーマン)
  • ユリシーズ・クロウ/アフリカの武器商人(演:アンディ・サーキス) 

『ブラックパンサー』のストーリー

ブラックパンサーの風格

引用:https://eiga.com/movie/84138/gallery/7/

はるか昔、ヴィブラニウムという宇宙で一番、硬い物質の隕石がアフリカに落ちてしまいました。そこから5つの部族が誕生していき、その地は『ワカンダ』と言われるようになったのです。しばらくは部族同士で戦い続ける事になりましたが、神秘のハーブを受け取った者が国王となってワカンダの守護神ブラックパンサーとなったのです。

ワカンダの裏切り者(起)

ワカンダの初代国王に4つの部族は従いましたが、ジャバリ族だけが山に引きこもって距離を置いてしまいました。そのような動乱を終えて平和になったワカンダでは、ヴィブラニウムを使って、科学技術が発展していきました。それに引き換え、世界は動乱が続いていたので、ワカンダの民はヴィブラニウムを隠し続ける事にしたのです。

それから時は流れて、ワカンダの王族同士で、大きな亀裂が生じていました。そして1992年カリフォルニア州オークランドまで、ワカンダのティ・チャカ国王が、ウンジョブへ会いに行ってきました。その目的は、クロウという武器商人とウンジョブが結託して祖国ワカンダを裏切ろうとしていた事を問い詰めるためのものでした。

実は、ウンジョブは王族でありながら、ヴィブラニウムを盗んで、虐げられている黒人たちを助けようとしていたのです。ウンジョブは裏切り行為を認めようとしませんでしたが、そのウンジョブにはズリがスパイとして送られていたので、言い逃れができなくなったのです。

ワカンダの新国王を決める儀式(承)

所が、それから爆破テロ事件が起きてしまって、今度はティ・チャカ国王が命を落としてしまいました。そこで、ティ・チャカの長男ティ・チャラは儀式の準備をするために、元恋人ナキアを連れて、飛行船に乗ってワカンダの密林へ入っていきます。その密林の中には、何とヴィブラニウムで発展した大都市が広がっていました。

その頃、ロンドンの博物館では、ある黒人の若者が、クロウと結託してヴィブラニウムで出来た斧を盗み出していました。ワカンダでは、ティ・チャラが国王になる儀式を始めていましたが、それに挑戦して勝った者は代わりに国王になる権利がありました。

そこにジャバリ族のエムバクがやってきて「自分の父親を守れないよう奴を国王として認められるか」と言ってきたので、ティ・チャラは「お前の挑戦を受けて立つ」と静かに答えます。ズリは静かに「聖なる決闘を始める」と言って、滝が流れる上のほうで戦いが始まりました。

ティ・チャラが新国王に就任(転)

ティ・チャラはエムバクに苦戦をしますが、武器を取り上げて足を使って首を締め上げます。そして、滝が流れる所へ追い詰めて「降伏しろ」と何度も促して、ついにエムバックは手を2回叩いて降伏しました。ここに、ワカンダの新国王としてティ・チャラがブラックパンサーになりました。

ティ・チャラは「ワカンダ・フォーエバー(ワカンダよ永遠に)」と叫んで、聴衆たちも「ワカンダ・フォーエバー」と叫びました。新国王となった者は、聖なるハーブによって、亡き父と会って、ティ・チャカから「お前は善人だ、信頼する者を側におかなければ、国王を続ける事は難しい」と言われます。

それから、ティ・チャラ国王のもとへ、ロンドンでワカンダ産の武器がクロウに盗まれた事が報告されます。そのクロウは、ボーダー族のリーダーであるウカビの父親の命を奪った事もあって、ウカビはクロウの命を奪うと主張します。しかし、ティ・チャラ国王は、親友であるウカビに国境の守備を頼んで、自らクロウを捕まえようとしました。

ティ・チャラとウンジャダカの確執(結)

ティ・チャラ国王は韓国の釜山でクロウを見つけて、追い詰めて捕まえます。所が、釜山で会ったCIAのエヴェレットに、先に尋問させる事を認めている間に、ウンジャダカによってクロウを取り逃がしてしまいます。所が、ウンジャダカはワカンダへ入るために、その土産としてクロウを始末してしまうのです。

王族であるウンジャダカは、自分の父の命を奪ったティ・チャカが許せなくて、その男の息子であるティ・チャラに復讐しようとしていたのです。そこで、ウンジャダカはティチャラと決闘の儀式をする事になりますが、何とティ・チャラは負けてしまい滝から放り投げられてしまいました。

ウンジャダカはワカンダの進んだ科学技術によって、世界制覇をして黒人たちを解放し、ウガンダ帝国を作り上げる事を宣言。これに、父の仇を討ってくれたウカビは同調してしまいます。そこで、残された王族たちは、エムバックに仇を討ってもらい祖国を正しい姿に戻そうとしますが、ワカンダはどうなってしまうのでしょうか?

『ブラックパンサー』の豆知識

レクサスに飛び乗るブラックパンサー

引用:https://eiga.com/movie/84138/gallery/12/

架空の国ワカンダを舞台に激しい戦いが行われるアクション映画『ブラックパンサー』に関連する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

架空の国ワカンダ

ブラックパンサーで登場するワカンダは架空の国ですが、アフリカの密林にあります。その場所は『ケニアの北』という説もあれば『ナイジェリアの南』という説もあります。そのような架空のワカンダですが、ワカンダの国王となった者は、ヴィブラニウムが悪しき者たちの手に渡らないように守る役目もありました。

その守る役目こそが『ブラックパンサー』であり、少し複雑な話になりますが、ワカンダの国王がブラックパンサーという意味ではないのです。つまり、ワカンダの国王となった者はブラックパンサーの役目も兼任するという設定になります。

マーベル・コミックの作品の実写化

ブラックパンサーは、アメリカ合衆国の『マーベル・コミック』の漫画を実写化したものです。このマーベル・コミックは、ニューヨークに本社があるアメリカ合衆国の漫画出版社になります。

実際にブラックパンサーを見たら分かるかと思いますが、典型的なスーパーヒーロー映画になっていて、アメリカ合衆国らしい作品と言えます。

『ブラックパンサー』の感想

ティ・チャラとウンジャダカ

引用:https://eiga.com/movie/84138/gallery/3/

ブラックスーツを身にまとったブラックパンサーが大暴れする映画を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『ブラックパンサー』の残念な所

ティ・チャラ国王やウンジャダカたちがブラックスーツを身にまとって大暴れするのですが、そのようなシーンが少なかったのは残念でした。実際にブラックスーツをまった者同士が戦うシーンはそれほど迫力がなかったかなという感じでしたね。

スーパーヒーロー映画なので、もう少し人間とは思えない超人的なシーンを増やしてもらえれば、もっと満足できる映画だったなぁと思いました。

『ブラックパンサー』の見所

ティ・チャラ国王が韓国の釜山で、クロウを追い詰める時にブラックパンサーになって、車のタイヤを手でもぎとるシーンや激しいカーチェイスは迫力があって、そこはブラックパンサーの大きな見所でしたね。

こういうシーンを、もっと多くしてくれたら面白かったなぁと思いましたね。それと黒人たちが多い映画というのは、多民族国家であるアメリカ合衆国としては珍しい設定だったので、それも大きな見所の一つでしょう。