映画『オリエント急行殺人事件』乗客全員にアリバイがある?

オリエント急行殺人事件では、列車の中でギャングの男が殺されてしまいました。そのため、犯人は列車の中にいた乗客なのですが、何と全員にアリバイがあったのです。これには名探偵と呼ばれていたポワロも犯人を簡単に特定できず、頭を悩ませていくので詳しく紹介しましょう。

『オリエント急行殺人事件』のキャスト

ラチェット役のジョニーデップ

引用:https://eiga.com/movie/86304/gallery/4/

アメリカ合衆国のミステリー映画『オリエント急行殺人事件』は、2017年12月8日に日本で上映されました。

監督&脚本

列車の中で事件が起きてしまう映画『オリエント急行殺人事件』を制作したのが、ケネス・ブラナー監督です。

  • 監督 ケネス・ブラナー
  • 脚本 マイケル・グリーン
  • 原作 アガサ・クリスティ

登場人物&役者

列車の中にいる乗客全員にアリバイがありながら、全員が容疑者になる映画『オリエント急行殺人事件』に登場する人物や役者さんたちは、以下の通りです。

  • エルキュール・ポワロ/名探偵の男(演:ケネス・ブラナー)
  • ブーク/国際寝台車会社の重役(演:トム・ベイトマン)
  • ピエール・ミシェル/オリエント急行の車掌(演:マーワン・ケンザリ)
  • エドワード・ラチェット/誰かに狙われていたギャング(演:ジョニー・デップ)
  • ヘクター・マックイーン/ラチェットの秘書(演:ジョシュ・ギャッド)
  • エドワード・ヘンリー・マスターマン/ラチェットの執事(演:デレク・ジャコビ)
  • ドクター・アーバスノット/正義感の強い男(演:レスリー・オドム・Jr)
  • ピラール・エストラバドス/宣教師(演:ペネロペ・クルス)
  • ゲアハルト・ハードマン/教授(演:ウィレム・デフォー)
  • ルドルフ・アンドレニ伯爵/高貴な男性(演:セルゲイ・ポルーニン)
  • エレナ・アンドレニ伯爵夫人/不眠症に悩む夫人(演:ルーシー・ボイントン)
  • ドラゴミロフ公爵夫人/誰かに襲われる夫人(演:ジュディ・デンチ)
  • キャロライン・ハバード夫人/未亡人(演:ミシェル・ファイファー)
  • メアリ・デブナム/家庭教師(演:デイジー・リドリー)
  • ヒルデガルデ・シュミット/ドラゴミロフ公爵夫人のメイド(演:オリヴィア・コールマン)
  • ビニアミノ・マルケス/自動車のセールスマン(演:マヌエル・ガルシア=ルルフォ)
  • ソニア・アームストロング/悲しい事件に関わった女性(演:ミランダ・レーゾン)

『オリエント急行殺人事件』のストーリー

オリエント急行列車とポワロ

引用:https://eiga.com/movie/86304/gallery/

探偵ポワロは、エルサレムで小さな事件を解決して、これから休暇を楽しむぞとワクワクしていた所で、友達のブークがやってきて、仕事でオリエント急行に乗らなくてはいけないと陽気に喋りかけてきました。所がその会話を邪魔するように、イギリス領事館から、ある事件を解決するように依頼されてしまうのです。

ポワロもオリエント急行へ(起)

ポワロは、仕方なくブークに頼んで、一緒にオリエント急行へ乗り込む事にしました。時期は冬だったので、ブークは友達の席を確保する事は簡単だと安請け合いしました。所が、寒い冬の時期だったにも関わらず、なぜかオリエント急行は満席だったのです。

しかし、発車30分前を切っていたのにまだ到着していない乗客がいたので、その席にポワロを案内する事にしました。列車に乗り込んだら、ポワロはマックイーンと相部屋になりました。列車の中は豪華なもので、ディナーを楽しめる場所もあれば、バーテンダーがお酒を作る所まであったのです。

列車内で起きた殺人事件(承)

オリエント急行は、ついに発車して、美しい歴史遺産のある街から美しい自然をかけぬけていきます。所が、その時、ギャングのラチェットのもとへ脅迫状が届いていたのです。これにラチェットは名探偵と呼ばれていたポワロも乗車している事に気づいて「自分を警護するように」と頼みます。

所が、ポワロは信じられない事に「私は探偵です、警護はしません。顔が気に入らない」と吐き捨てたのです。そして、夜になったら、恐れていた事が起きてしまって、何とラチェットが何者かにめった刺しで殺されていたのです。ポワロは、利き腕がどちらか分からないほどのめった刺しに、犯人像を特定できず頭を悩ませます。

オリエント急行の乗客全員が容疑者(転)

ポワロは、乗客全員を集めて、殺人事件が起きた事を知らせて「この列車の中に犯人がいる」と伝えます。しかし、ポワロが乗客一人一人を調べていっても、誰もがアリバイがあって、犯人を特定する事は困難を極めました。

所が、捜査を続けるなかで、この事件には数年前にアメリカで起きた『アームストロング誘拐事件』が大きく関わっている事が分かったのです。なぜなら、アームストロング事件で、幼き少女デイジー・アームストロングを殺した犯人こそが、今回の事件の被害者であるラチェットだったからです。

そして、この事件によって大きな不幸に見舞われた多くの人物たちが、オリエント急行の乗客たちだったのです。つまりラチェットの命を奪いたいと考えている者たちも乗客全員だった事を意味していました。

難航する事件(結)

オリエント急行は途中で脱線事故を起こしていましたが、その復旧作業がいよいよ始まる中で、ポワロは乗客全員をトンネルの所へ集めます。そして、ポワロは乗客全員に対して「今回の事件は、アームストロング誘拐事件と大きく関係している」と語りかけます。

そして、いよいよポワロは犯人の名前を言いますが、それは意外な結末だったのです。実は、この事件の犯人と、真冬の時期に列車が満席になっている事やラチェットがめった刺しにされている事が大きく関係していたからです。はたして、オリエント急行殺人事件の犯人は誰なのでしょうか?

『オリエント急行殺人事件』の豆知識

オリエント急行に登場する女性たち

引用:https://eiga.com/movie/86304/gallery/2/

今作で、ギャング役を演じるジョニー・デップは知る人ぞ知るハリウッドスターです。そのような大スターが被害者役を演じた映画『オリエント急行殺人事件』に関連する豆知識を紹介するので、ご覧になってみて下さい。

アームストロング事件

オリエント急行殺人事件では、被害者となるラチェットでしたが、数年前にはアメリカで幼き少女を誘拐して、身代金を手に入れたにも関わらず少女の命を奪ってしまいました。この時の犯人の名前はカセッティでしたが、この男は逃亡中にラチェットへ改名して、悠々自適な生活を送っていたのです。

このアームストロング事件では、少女の母親はショックのあまり短命で亡くなってしまい、その夫は自ら命を絶ってしまいました。さらに、この事件の負の連鎖はとどまる所を知らず、犯人の疑いをかけられたメイドは自殺をしてしまい、罪もない者を犯人として検挙しようとした刑事の息子が、この列車の乗客にいたのです。

このように、2つの事件がリンクする事によって、難解とも思われたオリエント急行事件は少しずつ解決のほうへ動いていく事になります。

ジョニー・デップ主演の『パイレーツ・オブ・カリビアン』

オリエント急行殺人事件では、ニヒルな役で多くの人間たちから嫌われる役を演じたジョニー・デップですが映画『パイレーツ・オブ・カリビアン』では、少しドジな海賊役で、多くの海賊たちから愛される役を演じていました。

このパイレーツ・オブ・カリビアンシリーズでは、ヒット作を連発していき、日本でもジョニー・デップの人気を不動のものにしたのです。

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『オリエント急行殺人事件』の感想

オリエント急行の乗客

引用:https://eiga.com/movie/86304/gallery/5/

探偵ポワロが難解な事件を解決していく『オリエント急行殺人事件』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『オリエント急行殺人事件』の残念な所

探偵ポワロは、風変わりなヒゲをたくわえて、少し毒舌な所があります。やはり、探偵や刑事は、このように変わった人物のほうがウケは良いのでしょうか?かつて名探偵コロンボや古畑任三郎なども、少し独特な喋り方をしていました。

さらに、相棒の杉下右京という人物も少し変わった性格をしていますね。そのため、あまり斬新さを感じる事はできませんでした。この辺りは仕方のない所かもしれませんが、もう少し斬新なキャストを期待したい所でしたね。

『オリエント急行殺人事件』の見所

キャストはあまり斬新さを感じられませんでしたが、やはりジョニーデップが犯罪者であり被害者という複雑な役を演じていたのは、この映画の大きな注目ポイントですね。それと犯人が分かった時には「そんなの有りか?」と突っ込みたくなるほどでした。実際に、犯人となる糸口は少なくとも3つあります。

  1. 全員が容疑者である事
  2. 全員にアリバイがある事
  3. 犯人の利き腕が分からないほどめった刺しにされている事

この犯人が分かるまで、ポワロは紆余曲折しながら捜査を進めていくので、その緊迫したストーリー展開も、この映画の大きな見所です。