小説-時代

浅草の灯(第5回直木賞 候補)の書評

昭和12年上半期の第5回直木賞の候補作『浅草の灯』は、浜本浩先生の小説で、浅草に住む者たちが激動の時代でも必死に生きていく姿を描いた時代小説でもあり、恋愛小説でもあります。そのような小説は、どのような内容になっているのか、あまりネタをバラさな…

暢気眼鏡(第5回芥川賞 受賞)の書評!妻のノンキさに心が温まる?

昭和12年上半期の第5回芥川賞の受賞作『暢気眼鏡(著者:尾崎一雄)』は、貧乏な男が、ノンキすぎる妻と生活していく所から始まります。しかし、妻のノンキさが、男には理解できない時もあり頭を悩ませていました。そこで、この夫婦がどのような生活をしてい…

人生の阿呆(第4回直木賞 受賞)の書評

昭和11年下半期の第4回直木賞の受賞作『人生の阿呆』は、木々高太郎先生の小説で、裕福な家で生れ育った良吉がある事件に巻き込まれていく事によって、たくましく成長していく物語です。そこで、この小説を知らない方のために、あまりネタをバラさないように…

普賢(第4回芥川賞 受賞)の書評!作家を悩ませる人間模様

昭和11年下半期の第4回芥川賞の受賞作『普賢』は、石川淳先生の小説で、小説を書こうとする者が、知人や一目惚れした女性のために苦悩していく所が描かれています。そこで、この小説を知らない方のために、あまりネタをバラさないようにストーリーや見所など…

コシャマイン記(第3回芥川賞 受賞)の書評!アイヌ民族との激闘

昭和11年上半期の第3回芥川賞の受賞作『コシャマイン記』は、鶴田知也先生の小説で、大和民族とアイヌ民族の激闘が書かれています。そこで、この小説を知らない方のために、あまりネタをバラさないようにストーリーや見所などを紹介するので、参考にしてみて…

天公将軍張角の書評!黄巾の乱の首謀者が抱いた淡い恋心

天公将軍張角(著者:海音寺潮五郎)は、中国の後漢末の時代に、黄巾の乱の首謀者だった張角の甘酸っぱい愛について書かれた歴史小説です。そこで、この小説をまだ読んだ事がない方のために、あまりネタをバラさないようにストーリーや見所などを紹介します。

天正女合戦(第3回直木賞 受賞)の書評

昭和11年上半期の第3回直木賞を受賞した天正女合戦(著者:海音寺潮五郎)は、天正時代に豊臣秀吉の正室『北政所』と側室『お茶々』の間で行われた厳しくも美しい戦いに焦点を当てた歴史小説になります。そこで、この小説を読んだ事がない方のために、あまり…

吉野朝太平記(第2回直木賞 受賞)の書評

昭和10年下半期の第2回直木賞を受賞した吉野朝太平記(著者:鷲尾雨工)は、南北朝の時代に、南朝の武将『楠木正儀』が様々な策謀を巡らして、北朝を打倒しようとする歴史小説でです。そこで、この小説を読んだ事がない方のために、あまりネタをバラさないよ…

吉野朝太平記 5の書評!楠木正儀と足利尊氏が歴史的な対面

吉野朝太平記 5では、いよいよ南北朝の争いが激しくなっていく中で、稀代の英雄である足利尊氏が重体に陥ってしまいます。そのような状況で、南朝の楠木正儀は、ある行動を起こそうとします。そこで、この小説を読んだ事がない方のために、この小説のストー…

吉野朝太平記 4の書評!南朝が京都から奈良へ遷都

吉野朝太平記 4では、楠木正儀が遂に京都を奪還します。しかし足利義詮が5万もの大軍で京都に迫ってきました。楠木正儀に動かせる兵はわずか3千だったので、ある秘策を実行に移そうとします。そこで、吉野朝太平記 4を読んだ事がない方のために、あまりネタ…

吉野朝太平記 3の書評!楠木正儀が京都奪還へ動く

吉野朝太平記 3では、楠木正儀の離間の策によって、足利尊氏と直義兄弟が、骨肉の争いをしていきます。その間隙を縫って、いよいよ南朝が京都を奪還しようと動き出します。そこで、吉野朝太平記 3を読んだ事がない方のために、あまりネタをバラさないように…

吉野朝太平記 2の書評!楠木正儀の離間の策で北朝が仲違い

吉野朝太平記 2では、高師直の専横が凄まじく、多くの武士や僧たちから反感を買うことになります。そして北朝が仲違いをして、激しい戦が行われていくので、あまりネタをバラさないように、詳しく紹介します。

吉野朝太平記 1の書評!楠兄弟で分かれる考え

南朝の忠臣『楠木正成』の息子たちが、足利を討伐しようとしますが、息子たちの間では足利を倒すやり方で考えが分かれてしまいます。そのような状況の中で、遂に楠木正行と高師直の戦いの火蓋が落とされました。

瀬戸内海の子供ら(第2回芥川賞 候補)の書評

昭和10年下半期の第2回芥川賞の候補作『瀬戸内海の子供ら』は、小山祐士先生の小説で、美しい港町で1つの家族が揺れ動く物語が展開されていきます。この小説を知らない方のために、このストーリーや見所などを詳しく紹介します。ネタはバラさないので安心し…

デットエンドの書評!5つの幸せから見えるもの?

人によって、幸せのカタチはそれぞれ違います。デットエンドの思い出では、5つの物語があって、それぞれ違うカタチの幸せについて物語が進んでいきます。この小説を知らない方のために、この『デットエンド(よしもとばなな)』のストーリーや見所を見所を紹…

4TEENの書評!過激な内容で賛否両論?

第129回直木賞を受賞した「4TEEN(著者:石田衣良)」は中学2年生の14歳の少年4人の青春時代を描いた小説です。この小説は、若者の描き方が過激なものになっていて、読者の間では賛否両論に分かれていました。そのような話題を集めた小説とは、どのようなも…

クライマーズ・ハイの書評!日航機墜落事故の報道に命をかけた者たち

クライマーズ・ハイは、新聞記者が日航機墜落事故に奮闘する物語で、大勢の男達が命をかけていきます。そこで、どのように報道されていったのか詳しく紹介しましょう。

蒼氓(第1回芥川賞 受賞)の書評

昭和10年上半期の第1回芥川賞を受賞した『蒼氓』は石川達三先生の小説で、昭和前期の頃に、日本の貧しい人達が楽園と言われているブラジルへ移り住もうと苦難の船出の旅に出かける物語です。

鶴八鶴次郎・風流深川唄・明治一代女(第1回直木賞 受賞)の書評

日本文学に多大な影響を与えた直木賞の設立と、記念すべき昭和10年上半期の第1回直木賞の受賞作「鶴八鶴次郎・風流深川唄・明治一代女」のついて紹介します。

明治一代女の書評!仙枝を巡って女芸者たちの争いが激化

役者である「仙枝」は、芸者「秀吉」の嫉妬深い性格に嫌気がさして、違う芸者を好きになっていきますが、その事から大きな悲劇を生んでいきます。

風流深川唄の書評!おせつが嫁ぐ日に動き出す歯車

門前仲町の深川亭の料理長「長蔵」が、主の娘「おせつ」と身分違いの結婚をしようとするなか主は快く認めるのですが、深川亭に危機が訪れるのです。

鶴八鶴次郎の書評!芸と家族の間で揺れ動く人間模様

昭和時代に活躍をした文豪「川口松太郎」の小説「鶴八鶴次郎」は、鶴八と鶴次郎の誤解から生まれた悲しい物語です。

博士の愛した数式の書評!家政婦と博士のはかない80分

2004年本屋大賞に選ばれた「博士の愛した数式」は、ある博士が80分の記憶しか持つ事ができませんでした。そんな博士に対して、家政婦の親子2人が家族のような関係になっていくので詳しく紹介しましょう。

恥さらし北海道警 悪徳刑事の告白の書評!警察のノルマが良識を破壊

日本の警察にはびこる悪習がノルマ制度でした。このために引き起こされた事件をもとに、悪徳刑事「稲葉圭昭」が日本の警察のありかたを問う前代未聞の小説です。

杉原千畝の書評!紙切れに苦悩する外交官

この本は、日本政府に逆らってでも、ユダヤ難民を救ったと言われる杉原千畝について書かれていました。あまりにも有名な話なので、多くのストーリーを紹介するのでネタバレとなる所もあるので、読まれる方はその辺りをご理解下さい。

京都ぎらいの書評!洛中と洛外で起きる差別問題?

京都ぎらいの著者は京都市右京区の出身です。なぜ京都市民が京都ぎらいを書いたのか?それは京都には洛中の方が、洛外(嵯峨など)を差別する事があるからです。右京区出身の著者が京都のいやらしさを紹介している新書です。

天才の書評!田中角栄の素顔を知る事ができる?

かつて天才といわれた政治家がいました。その男の名は田中角栄。その男の一生を反田中と言われていた石原慎太郎が書いた小説「天才」。果たして、どのような心境の変化なのか?そのあたりを踏まえて書評します。

ちょっと今から仕事やめてくるの書評!ブラック企業の社員を救う小説

『ちょっと今から仕事やめてくる』は、毎日営業の仕事で疲れていた青山が、山本という男と出会ってから、少しずつでも良いから人間として成長していこうと奮闘する物語になっています。それは、同じようにブラック企業で働いている方たちに、警鐘を鳴らして…