映画『シャイニング』人を狂わすホテルで惨劇が?

ホテルがある山脈

映画『シャイニング』は、風光明媚な山奥にあるいわくつきのホテルで、一家が恐ろしい惨劇に巻き込まれる事になります。そこで、この映画を見た事がない方のために、ネタをバラさないようにキャスト・ストーリー・見所を紹介しましょう。

『シャイニング』のキャスト

ホテルの部屋

ホテルで働く事になるトランスを狂気の世界へ引きずり込む映画『シャイニング』に出演したキャストを紹介します。

ジャック・トランス(演:ジャック・ニコルソンさん)

トランス(映画ではジャックではなく、トランスと呼ばれる事が多かったのでトランスとして紹介)は、いくわつきのホテルで働く事を気安く引き受ける事によって、少しずつ精神が崩壊していきます。そして精神が崩壊した彼によって、恐ろしい惨劇の幕が切って落とされるのです。

ウェンディ・トランス(演:シェリー・デュヴァルさん)

トランスの妻であるウェンディは、何とか夫を支えようとします。しかし精神が崩壊していく夫についていけず、ホテルから脱走する事を決意します。

ダニー・トランス(演:ダニー・ロイドさん)

トランスとウェンディの息子であるダニーには、シャイニング(不思議な能力)が備わっていました。それに気づくハロランという料理長がダニーにシャイニングについて話しかけます。

ディック・ハロラン(演:スキャットマン・クローザースさん)

ダニーと同じシャイニングが備わっていたハロランは、ホテルで恐ろしい事が起きてしまう事をうすうす感じ取ってしました。そしてハロランは雪が積もっている道を雪上車でホテルに向かおうとします。

スチュアート・アルマン(演:バリー・ネルソンさん)

ホテルの支配人であるアルマンは、いわくつきのホテルの管理人をトランスに頼む事にします。

『シャイニング』のストーリー

雪道の画像

トランスはホテルの支配人であるアルマンから、春の季節までホテルの管理人を頼む事にします。しかしアルマンは、そのホテルはいわくつきの物件で、前の管理人によって恐ろしい惨劇が起きた事を伝えるのです。しかしトランスは全く気にしないで、ホテルの管理人の仕事を引き受けます。

トランスは妻のウェンディや息子のダニーを連れて、ホテルで過ごす事にします。そしてホテルの料理長であるハロランがホテルを紹介します。ハロランは、自分と同じシャイニング(特別な能力)を持つダニーに注目します。両親が支配人にホテルを紹介してもらっている間に、ハロランはダニーにアイスをふるまいながら、シャイニングについて話し始めます。そしてダニーに237号室には近づかないように警告するのです。

トランスは心優しき夫で、妻に優しく接していました。しかし、ホテルに住んでいる間にトランスの性格が豹変していきます。彼は「君が来るたびに気が散る。私が小説を描いている時は、部屋に入ってくるな。さっさと出て行け」と妻に怒鳴りつけます!

トランスは、酒を飲んでいた時期があって、ちょっとしたはずみでダニーに怪我をさせた事がありました。そのため禁酒を続けていましたが、お酒を欲しがるようになっていました。所が、冬の間は営業していないはずのホテルでロイドという男がトランスにお酒を用意してくれたのです。

そしてダニーがお風呂場で見知らぬ女に首をしめられた事をウェンディーがトランスに伝えてきます。トランスは一人で237号室のお風呂場に向かったら、そこには美しくて若い女性が待ち構えていました。トランスは何かに惹きつけられるように女性の虜(とりこ)になりますが、鏡を見た時にギョッとするのです。なぜなら鏡に映っていた女性は、怪我だらけになったゾンビのような中年女性だったからです。

恐ろしくなったトランスは237号室に鍵をかけて逃げ出しますが、妻には何もなかったと嘘を付きます。妻は一緒にホテルから出る事を提案しますが、トランスは「いつも俺の仕事を邪魔してきたが、今回はそうはさせない」と怒鳴って部屋を出ていきます。ウェンディーはどうしたら良いのか分からなくなって泣き出します。

そしてトランスは何もない部屋のはずの所で、豪華なパーティーが開かれているのを目撃します。そこでトランスはグレーディーという男と会う事になりますが、その男がホテルの前の管理人である事に気づきます。この男こそ、斧(おの)で家族に襲いかかって、最後は自分自身の手によって生涯の幕を閉じた男だったのです。

トランスは、それを新聞で顔写真を見ていたので、グレーディーに問い詰めますが、彼はそれを否定します。しかしグレーディーはトランスに「妻子をしつける必要がありますな。私もかつて、自分の家族をしつけました」と言うのです。それを聞いたトランスは不敵な笑みを浮かべて納得するのです。その頃、ハロランはシャイニングによって恐ろしい惨劇が起きる事を予感して雪上車でホテルへ向かっていました。

ウェンディーはホテルから逃げ出すしかないと思っていましたが、トランスが前の管理人と同じように斧を持って、ウェンディーやダニーに向かって襲いかかってきたのです。ウェンディーは何とかダニーと共にホテルから逃げ出そうとしますが、はたして親子の運命はどうなってしまうのでしょうか?

『シャイニング』の見所

ホラーを演出する人影

私がシャイニングを知るきっかけだったのは、ダウンタウンの松っちゃんが出演していた『松本一人ぼっちの廃旅館』でした。このDVDで松っちゃんが、シャイニングという恐ろしい映画を見た事をコメントしていたので「松っちゃんがそこまで怖く感じるのなら、いつか見てみたいな」と思った時があったのです。

実際にシャイニングは1980年代の映画ですが、今までいくつかホラーの洋画を見てきましたが、ここまで恐ろしく感じる映画は初めてでした。美しい風景と豪華なホテルが映りこむ映画ですが、ジャック・ニコルソンさんやダニー・ロイドさんが一人で幻覚と話し合う高い演技力は見る者を映画に引き込みます。

そして、この先に何が起きるか分からない恐ろしさと、恐怖をあおるような音楽によって戦慄(せんりつ)が走ります。ただし子供には刺激的な映像もあるので、親子で見るのは控えたほうがいい映画かもしれません。