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映画『不能犯』見つめるだけで相手を始末する犯罪者?

映画『不能犯』は、宇相吹正が自ら手を下さないで、ことば巧みに相手を思い込ませる事によって命を奪っていきます。それは証拠を残さないので、法律で裁けない事から、刑事たちは逮捕できないで苦戦します。そこで、この映画をまだ見た事がない方のために、あまりネタをバラさないように、キャスト・ストーリー・主題歌・パンフレット・感想を紹介します

『不能犯』のキャスト

不能犯のキャストたちの画像

引用:https://funohan2017.tumblr.com/

2018年2月1日に日本で上映されたサスペンス映画『不能犯』は、宇相吹正が特別な能力で、次々に狙った獲物(人間)を始末していく映画です(DVDはまだ発売されていません)。

  • 監督:白石晃士
  • 脚本:山岡潤平
  • 原作:宮月新

映画『不能犯』に出演しているキャストを紹介します。

  • 宇相吹正/特別な能力を持つダークヒーロー(演:松坂冬季)
  • 多田友子/犯人に迫る女性刑事(演:沢尻エリカ)
  • 百々瀬麻雄/多田刑事の部下(演:新田真剣佑)
  • 夜目美冬/多田の先輩の女刑事(演:矢田亜希子)
  • 河津村宏/ベテランの鑑識官(演:安田顕)
  • 川端タケル/更生した男性(演:間宮祥太朗)
  • 木島功/悪徳金融業者(演:水上剣星)
  • 鳥村広志/町内会会長(演:小林稔侍)
  • 夢原理沙/ジェエリーデザイナー(演:芦名星)
  • 木村優/借金に苦しむ女性(演:真野恵里菜)

『不能犯』のストーリー

不能犯で緊迫するシーン

引用:https://funohan2017.tumblr.com/

都心で不可解な事件が連続で起きていました。その事件では、被害者が何者かに襲われたように供述していても、実際に調べてみたら、ただの心筋梗塞。しかし、その被害者の周りには、決まって黒いスーツを見にまとった宇相吹正がいたのです。

悪徳金融業者にスズメバチが襲来?

昼間のカフェの店内で、携帯を片手に、金を返さなかったら、ひどい目に合わせるぞと木島功が脅迫していました。相手が納得したと分かったら通話を切りますが、そこに黒のスーツ姿をした宇相吹正が現れたのです。

宇相吹正は何と金融業者の顔面にある液体をかけて「それはスズメバチが好むものでね」と言って、なんとビンのフタを開けてスズメバチに襲わせたのです。そして、木島功は顔が腫れ上がって命を落としました。

多田友子刑事は、すぐに事件を調べますが顔にかけられたものは毒ではありませんでした。しかし黒のスーツ姿をした男が目撃されたと聞いて、すぐにピンときたのです。

最近になって、結婚詐欺をしていた女性が誰かに刺されたと騒いでいましたが、刺されたあとはなかったのです。しかし彼女も、木島功と同じで、心筋梗塞によって亡くなりました。

町内会会長がタバコを誤食

多田友子刑事が頭を抱え込む中で、部下の百々瀬麻雄が、相手を思い込ませる手法で犯罪を犯しているのかもしれませんと言い始めます。彼の話によれば、相手に目隠しをして熱いものを腕に押し付けると脅した後に、普通のボールペンを押し付ける実験をしたら、やけどをした事例があったと言うのです。

しかし、先輩の夜目美冬たちは、そのような思い込みで犯罪を実行しているのは『不能犯』と言って、日本の法律では裁けないと言ってきます。

そんな時に、ある住宅街では、一軒家のゴミをあさっている町内会会長の島守広志がいました。そのゴミを捨てた女性の旦那である羽根田健は、それを見て「何をしているんですか」と驚いてしまいます。

島守広志は燃えるゴミを捨てる日にペットボトルを捨てていた事を責めて、しっかりと奥さんにルールを守るようにと言い残します。

羽根田健は何なんだ一体という感情を抱いて、会社へ出勤しますが、その後に自宅へ帰ってみたら奥さんが泣いていたのです。何と奥さんの話によれば町内会会長に暴行されたというのです。これに旦那は怒りますが、妻は警察沙汰にするのは嫌だと言うので我慢するしかありませんでした。

そこで羽根田健は、インターネットで話題になっている電話ボックスの男に依頼をする事を思いつきます。それはある電話ボックスに始末して欲しい名前を書けば、自分の代わりに復讐してくれるというのです。

ただし相手を始末して欲しいという気持ちが不純であれば、頼んだ人間も命を落とすというものでした。しかし憎む気持ちが優っていたので、宇相吹正に復讐を依頼します。

宇相吹正は目を赤く光らせて、鳥村広志が飲んでいる水にタバコが多く入っているように思い込ませて同じ手法で命を奪いました。羽根田健はお礼を言いますが、宇相吹正は奥さんが色々と大変だったので、今は早く自宅に帰るようにさとします。

羽根田健は言われるままに自宅へ帰ったら、そこには信じられない光景が目に飛び込んできたのです。妻は旦那を騙していて、町内会会長は妻が言うほどの悪い事をしていませんでした。

宇相吹正は、逆上した旦那が暴れまわる光景を窓から眺めていて、さげすんだ目で「愚かだねぇ、人間は」とつぶやきます。

誤認逮捕した刑事に哀れな末路

何も証拠がなくても、宇相吹正の周りで同じような事件があったので、遂に夜目美冬たちは任意同行を求めます。所が宇相吹正は意外にあっさりと「いいですよ」と言うのです。

取調室では、夜目美冬と多田友子が、事件の現場の近くに、宇相吹正がいつも居た理由を問い詰めます。それに対して宇相吹正は「僕はやってません」と何度もつぶやいてきたのです。

この言葉に多くの刑事たちは青ざめた顔をしてしまいました。なぜなら、夜目美冬は未成年の男性が痴漢している所を現行犯逮捕した時にも、同じように「僕はやっていません」と言われた事があったからです。

さらに逮捕した少年は留置所で首をくくって、自ら命を絶ってしまいました。近くの床には「僕はやっていません」という血文字を残して。しかし夜目美冬は、自分は間違っていないと信じたかったのです。

それを宇相吹正に誤認逮捕を責め立てられた上で、腕に虫がついていると言われてしまったのです。宇相吹正の赤く光る目によって、心を同様させたれた夜目美冬は、びっくりして虫を追い払おうとしますが、近くにいた多田友子には虫は見えませんでした。

しかし自宅へ戻った後に、お風呂場で入浴していた夜目美冬は、自分の腕に誤認逮捕した少年の顔が見えて「僕はやっていません」と聞こえてきたのです。夜目美冬はたまらず近くにあった刃物で手首を切ってしまいます。

犯罪者におとしめられたデザイナー

汚い心を持った人間は、まだ多く存在していて、今度は離婚した後に母親に預けられた姉が幸せな人生を歩んでいる事を憎む女性がいました。その女性は木村優と言って、自分は働かない父親のもとで育てられたので、身体を売って生きていたのです。

それにひきかえ、姉の夢原理沙はジュエリーデザイナーで、お医者さんと結婚までする事が分かったのです。木村優は自分の境遇を姉に知らせた後に、ジュエリー店まで行ったら、姉は避けるように逃げていったのです。

木村優は私が母親に預けてもらえていたら、こんな風にはならなかったと宇相吹正に復讐を依頼します。宇相吹正はその頼みを聞き入れて、赤い目によって睨まれた夢原理沙も心を惑わせていきます。そして自分の旦那が近くにいた女性と浮気しているように見えました。

そして夢原理沙は夫を襲ってしまい警察に逮捕されます。その知らせに、木村優は大喜びしますが、宇相吹正は「姉の荷物の中にあなた宛ての物があったので自宅に届けました」と電話で知らせてきたのです。

木村優は少し戸惑いましたが、自宅に戻ったら、姉が自分宛てに書いた手紙が入っていたのです。その手紙を読んでみたら、姉とのわずかな行き違いがあって、取り返しのつかない事を宇相吹正に頼んでしまったと後悔してしまいました。

木村優は姉に申し訳なくて、自ら命を絶ってしまいます。それを近くで見ていた宇相吹正は「愚かだねぇ、人間は」とつぶやいて立ち去ります。

多田友子が爆弾処理

多田友子は宇相吹正の暴挙を止めらないで、歯がゆい想いをしていました。しかし、多田友子だけが宇相吹正のマインドコントロールにかからなかったので、今まで命を落とさないで済んでいたのです。

そんな多田友子ですが、かつて逮捕した事がある川端タケルでも更生させた事があるので、自分であれば何とかできると思っていました。所が、多田友子は信じていた者に裏切られてしまって、病院にしかけられた爆弾を処理しようとします。

しかし、その爆弾をしかけた人間も、宇相吹正によって地獄へ突き落とされてしまうのです。宇相吹正は、多田友子に「自分の命を奪わなければ、このような事が続きますよ」と脅してきます。はたして多田友子は、刑事であるのに彼の命を奪ってしまうのでしょうか?

『不能犯』の主題歌

グリームスパンキーの画像

引用:https://natalie.mu/music/gallery/news/253883/756153

映画『不能犯』の主題歌を担当したのが、二人組ユニット『GLIM SPANKY』です。この主題歌では、腹の底から絞り出すような力い強い声で、愚かな人間たちに、そのままで良いのか?……と激しく問いかけるような歌になっています。

実際に女性ヴォーカルの松尾レミさんは、生々しい人間模様を描くために、楽曲作りをしていたので、この映画によく合った主題歌になったのです。

『不能犯』のパンフレット

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今日も新潟南イオンシネマで、不能犯のパンフレットを購入しました。やはりイケメン俳優の松坂冬季のスーツ姿は格好よすぎますね。このパンフレットでは、松坂冬季さんや沢尻エリカさん達が、演技をする上で心がけた事や苦労話が載っています。

実際に松坂冬季さんは「怪しい笑みを浮かべるために、人生で初めて、ここまで口角を上げました」とパンフレットに載っていました。それに沢尻エリカさんが街中で走るシーンや、部下に対する多田友子の感情に対して、自分の考えを述べていました。

その他にも、この映画の原作の漫画や主題歌についても、少し紹介されていました。そのため、主題歌や原作に興味がある方でも読んでおく価値はあります。

『不能犯』の感想

聴衆の中にいる不能犯

引用:https://funohan2017.tumblr.com/

不敵な笑みを浮かべるダークヒーローが活躍する映画『不能犯』を見た、私の感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

不能犯を映画館で見た状況

映画館では、平日なのに10名以上の観客がいたので、なかなかの人気ぶりでした。そして、この映画では車が事故を起こす所や、始末したいほどの恨みの声が、大音量で聞こえてきました。この辺りは自宅でDVDを見るのとは違う所でしたね。

不能犯の残念な所

犯罪を実行していく宇相吹正ですが、その中には「それは逮捕できるケースではないのか?」と疑ってしまうものがありました。さらに映画が終わったときに「えぇ、そういう終わり方をするの?」と思ってしまいます。そのため、終わり方に少し納得できないものがあったのが、この映画の残念な所ですね。

不能犯の見所

この映画を見て思った事は「この男は本当に松坂冬季さんなのか?」と疑いたくなるほど顔の表情が変わる所です。前髪をたらして不敵に口角を上げて笑みを浮かべる所は、何とも言えない不気味さがあって見応えがありました。

さらに人間の愚かな姿を見て、松坂冬季さんが「愚かだねぇ、人間は」とつぶやく様が、ダークヒーロぶりを見事に現していて、この映画の大きな見所になっています。