『三国志スリーキングダム 第31話』的盧が檀渓の呪いを打ち破る!

三国志 中原

劉備は、荊州の跡目争いに巻き込まれてしまって、蔡瑁に命を狙われる事になりました。そこで、的盧と呼ばれた馬に乗って逃げる事になりますが、そこで恐ろしい檀渓にたどり着きます。実は、この場所は凄惨な土地柄であり、呪われた場所だったので詳しく紹介しましょう。

『第31話 的驢、檀渓を飛ぶ』のキャスト

劉備が、水鏡先生に足りていない所を指摘される『第31話 的驢てきろ檀渓だんけいを飛ぶ』に登場する人物や声優さんたちは以下の通りです。

  • 劉備(新野)/蔡瑁に終われる皇叔(声:家中宏)
  • 関羽(新野)/徐庶の作戦に異を唱える将軍(声:田中正彦)
  • 張飛(新野)/劉表を信用しない将軍(声:天田益男)
  • 趙雲(新野)/劉備の護衛を勤める将軍(声:遊佐浩二)
  • 徐庶(新野)/劉備の馬を的盧と指摘する通行人(声:郷田ほづみ)
  • 水鏡(荊州)/劉備の足りない所を指摘する先生(声:宝亀克寿)
  • 劉表(荊州)/蔡瑁に不信感を抱く荊州の統治者(声:田原アルノ)
  • 劉琦(荊州)/劉備を救おうとする劉表の長子(声:手塚ヒロミチ)
  • 蔡氏(荊州)/悪企みする劉表の後妻(声:日野由利加)
  • 蔡瑁(荊州)/劉備討伐に動く劉表の重臣(声:高山春夫)
  • 曹操(魏)/ 劉備討伐の命令を下す丞相(声:樋浦勉)

『第31話 的驢、檀渓を飛ぶ』のストーリー

蔡瑁は、食客の分際で家督争いに口を挟んだ劉備をこのままにしてはおけないと決断して、軍を動かそうとします。その動きを察知した劉琦は急いで、劉備のもとへ駆けつけて、蔡瑁が軍をこちらに向けている事を知らせてきたのです。

蔡瑁の策略(起)

蔡瑁は劉備が泊まっている屋敷を取り囲みますが、事前に劉琦が知らせておいたので、すでに劉備の姿はありませんでした。これには、蔡瑁はどうしたものかと考えこんでいたら、そこに書道の道具がある事に気付きます。

劉表は、劉備の屋敷に兵士たちが集まっている事に気付いて、すぐさま駆けつけてきました。そして劉表は「こんな夜中に、なぜ、これほどの兵士が集まっておる?」と尋ねたら、蔡瑁は「劉備殿が逃げ去ったと報告を受けたので、賓客の劉備殿に何かあったら面目が立ちません」と嘘の報告をします。

そして屋敷に入ったら、壁に反乱を起こして荊州を占領する内容が書かれていました。蔡瑁は「これは劉備が書いたものです」と指摘して、劉表は激怒します。しかし、さすがは荊州の統治者です。すぐに違和感を抱いて「妙に賊っぽい詩だ、それに劉備の詩文らしくない」と言って、劉備を処罰する事は、取りやめました。

的盧と指摘される劉備の愛馬(承)

蔡瑁は、姉の蔡氏に、こまれでの経緯を説明しますが、姉は妙に落ち着いていました。なぜなら、蔡氏は夫に与える薬を調合して、命を落とさない程度に病気が回復しないようにしていたのです。そのため、劉表の病状は重くなっていて、自分や蔡瑁の悪巧みを追求するどころではなくなっていました。

新野城に戻った劉備でしたが、そこへ劉琦が駆けつけてきます。劉備は、何も言わずに逃げ去った事を気にしていましたが、劉琦は「父が病にふせっているので、その事は保留になっています」と教えてくれました。そして、劉琦は荊州に1年に1回のまつりが行われるので「そこへ劉備殿にも参加してもらいたいのです」と言ってきました。

劉備は危険を承知で行く事にしますが、張飛は「襄陽から命からがら戻ってきたばかりなのに」と反対しますが、劉表に恩義を感じていたので、劉備は趙雲を護衛につけて再び出発する事にしました。所が、街中で通りすがりの者に「これは名馬ですな、しかし的盧(災いをもたらす馬)ですな」と言われてしまいます。

仁義を重んじる劉備(転)

通行人は「このまま的盧に乗っていれば、あなたの命が危ないので、仇に馬を与えて、その者が亡くなってから馬を取り戻せば問題はありません」と言いました。それを聞いた劉備は「そのような事ができる訳がありません」と言ったら、通行人は「劉備殿は仁義を重んじる方ですな」と笑って立ち去ります。

劉備は、まつりに参加しますが、剣を帯びた趙雲に対して「そなたも酒を飲め、みな、ここの地の官僚だ。さような剣はここにはそぐわんぞ、行きなさい」と命令します。しかし、これが仇になって、蔡瑁が軍を進めてきた時に、すぐに応戦できなくて、劉備は裏門から逃亡します。しかし蔡瑁は諦めないで追撃してきます。

劉備は檀渓と呼ばれる所まで逃げますが、そこは川が流れていましたが、馬に乗って進んでいきました。的盧は途中で動かなくなってしまい「やはり的盧か、私に災いをもたらすか」と目を閉じますが、強引に馬を走らせようとして、何とか川を渡りきました。劉備はそのまま逃げていったら、ある音が聞こえてきたのです。

檀渓が呪われていた理由(結)

劉備は、音につられて屋敷を訪れたら、そこには水鏡先生が出迎えました。今までの経緯を話したら、水鏡先生は「あの渓谷は檀渓と言って、楚の項王が秦の投降兵30万人を殺戮した場所で、あの渓谷には無念の思いを抱えた霊魂がさまよっているのです。その川から抜け出せのは、あなただけですぞ」と教えてくれます。

そして水鏡先生は屋敷に案内して「あなたには軍師がいないので、臥龍か鳳雛のどちらかを得れば天下を安んじられます」と教えます。劉備はその軍師の居場所を教えてもらおうとしますが、教えてもらえませんでした。所が、それから街で愛馬を的盧と指摘した通行人が現れたのです。この人物こそ徐庶でした。

徐庶は、臥龍や鳳雛には及ばなくても軍師としての知略を兼ね備えていました。そこで徐庶を軍師として迎えたら、30日後に曹操が攻めてくると指摘します。それに関羽や張飛は納得できませんでした。所が、魏では曹操が、劉表が病にふせっている今こそ劉備を討伐すべきと命令していました。はたして劉備はどうなってしまうのでしょうか?

『第31話 的驢、檀渓を飛ぶ』の感想

私が『三国志スリーキングダム 第31話 的驢、檀渓を飛ぶ』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『臥龍と鳳雛』

水鏡先生が、劉備に勧めた『臥龍』と『鳳雛』は偉大な二人の軍師の異名でした。臥龍とは伏せた龍を意味していて、未だに名前が知られていない大物の事であり、諸葛孔明を指していました。

そして、鳳雛とは、鳳凰の雛であり、将来は大物になる事を意味しています。この鳳雛とは、龐統を指していました。その後の劉備の活躍を見れば、確かに諸葛孔明は臥龍でしたが、龐統はあまり褒められた最後ではなかったので、この辺りがまだ雛と呼ばれた所以かもしれません。

『第31話 的驢、檀渓を飛ぶ』の残念な所

私は、呉のファンなので、蔡瑁が劉備を追い詰めても、それほど気にしません。しかし蔡瑁は、劉表をそそのかして孫堅の命を奪いました。それどころか、再び劉備も亡き者にしようとして「本当にうっとうしい武将だなぁ」と思ってしまうばかりです。

そのような憎まれ役がいるからこそ、ストーリーは盛り上がるのかもしれませんが、気分が悪くなってしまう所であり、第31話の残念な所ですね。そのため、赤壁の戦いが、今から待ち遠しいです(その理由は今後のお楽しみ)。

『第31話 的驢、檀渓を飛ぶ』の見所

劉備が、徐庶の策について怒りますが、川で愛馬が止まってしまった時に観念を決めるシーンは、本当にこのような事が数千年前に起きていたのだろうなぁと少し感慨深くなりました。それだけ役者さんが、追い詰められた劉備を熱演していて、その演技力の高さには、うならされてしまいました。

軍師が今までいなかった劉備にようやく徐庶が加わって、今まで辛酸をなめてきた劉備が曹操に反撃する体制を整えていくのは第31話の大きな見所です。

上の広告の商品は21〜32話まで収録