ロックバンド『UVERworld』は、デビュー当時はマスコットキャラクター『ウーバーちゃん』の存在もあって、少し個性豊かなイメージのあるバンドでした。その UVERworldは、今まで多くの名曲を生み出してきたので、その中から厳選して、おすすめの歌を10曲まで紹介しましょう。
- No.1:「D-tecnoLife」
- No.2:「Colors of the Heart」
- No.3:「UNKNOWN ORCHESTRA」
- No.4:「CHANCE!」
- No.5:「51%」
- No.6:「神集め」
- No.7:「激動」
- No.8:「Home 微熱39℃」
- No.9:「REVERSI」
- No.10:「撃破」
- UVERworldの歌ベスト10のまとめ
No.1:「D-tecnoLife」
『D-tecnoLife』は、言わずと知れたUVERworldのメジャーデビュー曲になります。デビュー曲だから1位にした訳ではなく、心地良いテンポの良さや、心に響く歌詞が魅力的なのが大きくて1位に選びました。
実際に『消せない過去も背負いあっていこう』や『見えない未来に起こる事 全てに意味があるから』などのフレーズは、生きる事を絶望している時に勇気をくれる歌詞になっています。私が生きる事がいやになった時は、よくD-tecnoLifeが聴いたものです。
No.2:「Colors of the Heart」
UVERworldの代表曲と言えば、私が挙げるとしたら『Colors of the Heart』か『D-tecnoLife』なので、どちらを1位と2位にするかは悩まされてしまいました。一時期であれば、イラストを描く仕事に憧れていた時期があったので、その時は『Colors of the Heart』が1番好きでしたね。
なぜなら、この曲は、タイトルの通りで色に関係する歌になっていて『願い続ける想い いつか色づくよ』や『もう一度照らすよ 光の指先で』というフレーズがあるので、イラストレーターや画家を目指している方には聴いて欲しい曲になっています。
No.3:「UNKNOWN ORCHESTRA」
UVERworldは、比較的歌詞が分かりやすい歌が多いのですが、その中でも『UNKNOWN ORCHESTRA』は、何も歌っているのか聞き取りづらい歌い方になっています(悪い意味ではありません)。
それでも、早い曲調になっていて、重低音もドンドンと響いているので、車のドライブ中には、もってこいの曲になっています。しかし、音量をあげすぎたら、周りの迷惑になるので、ほどほどの音量で聴きましょう。
No.4:「CHANCE!」
『CHANCE!』は、明るいポップな曲になっていて、目指していたものを途中で諦めないように勇気付ける曲になっています。そのため、夢や目標を叶えられなくて、気持ちが沈んでいる時は、この曲を聞けば、気力もわいてくるでしょう。
No.5:「51%」
『51%』は、少し落ち着いた曲調になっていますが、ボーカル『TAKUYA∞』さんの裏声に近い透き通った声で歌われているのが、魅力的です。
さらに、51%では、恋人同士の会話が、そのまま歌詞になっているので、その辺りはオリジナリティーの高い曲になっていますね。ロックバンドの歌で、日常会話を歌詞にしている曲は、それほど聴いた事がなかったので、その辺りは斬新でした。
No.6:「神集め」
UVERworldの数多くある曲の中でも、刺激的な歌詞になっているのが『神集め』です。特に『最大の秘密はあの世があって cry cry 本当の終わりは此処じゃないこと』は、少し刺激的ではありますが、大切な人に「この世の人生が終わったとしても、また会えるよと」と優しく語りかけるような曲になっています。
少し重い歌詞にはなっていますが、自分の人生に不満があって、何も目標を見つける事ができない時には、この曲を聴けば少しは肩の力を抜けるかもしれません。
No.7:「激動」
タイトルからして『激動』は、相当激しい曲になっているのかなと期待したくなります。確かに、ギター音はよく響いていますし、激動に相応しい曲調になっていますが、意外にも少し落ち着いた歌い方になっているのです。
しかし、自分のたまったウップンを少しずつ力を込めて吐き出すような歌詞になっているので、その熱い思いが『激動』というタイトルに相応しい内容になっていますね。
No.8:「Home 微熱39℃」
『Home 微熱39℃』では、少年時代に考えていた事が、少し甘かったと照れ臭く感じてしまう人物を主人公にしたような曲になっています。この歌で印象的なのは、やはりタイトル名の『Home 微熱39℃』ですよね、最初にタイトルを見た時は「変わっているタイトル名だなぁ」と思ってしまいました。
タイトルは、少し変わっていますが、子供に頃の思い出に少し浸りたい時には、聴いてみたくなる曲になっています。
No.9:「REVERSI」
『REVERSI』は、夢を叶えられずに妥協をして生きようとする者を激しく叱責するような歌詞になっています。実際に『汚い世界で息を止め居心地にも慣れてきて 青春に裏切られた大人の仲間入りをするのか?』というフレーズは、大人の側からしたら、少しかチーンとくる言葉ではあります。
しかし、夢を諦めたくない方にしてみれば、これほど背中を強く押してくれる曲は、それほど多くないでしょう。
No.10:「撃破」
『撃破』はタイトルからして、凄く激しい曲調や歌詞になっているのかと思ってみたら、意外にも『擬似幸福論』や『毒的依存症』など難しいフレーズが並ぶ曲になっています。
しかし『今の自分が幸か不幸かなんて そんなことは自分で決めろ』というフレーズは、他人と比べてしまいがちな人間の愚かな感情を揶揄(やゆ)するようであり、今の自分に不満があるなら、自分の力で『撃破しろ』と勇気付けるような曲になっています。
UVERworldの歌ベスト10のまとめ
私は、UVERworldの曲は、初期のほうがよく聴いていた事もあって、少し初期の歌が上位になっています。そして、このバンドで今でもよく覚えているのが、ボーカルのTAKUYA∞さんが『音楽で変えられる可能性』について熱く語っていた所ですね。それを聞いたときは「このバンドは今よりもっと活躍していくんだろうなぁ」と思いました。
今の邦楽は、アイドルばかりが注目されていますが『UVERworld』や『凛として時雨』のようなバンドがある限り、まだまだバンドが注目される時代がくる可能性はあるでしょう。