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映画『君はひとりじゃない』アンナが霊能力で患者を治療?

『君はひとりじゃない』は、アンナが霊能力やセラピーで多くの患者たちを治療していました。そのアンナが、次に治療しようとする親子が、ヤヌシュと、その娘のオルガです。この親子は、ヤヌシュの妻が亡くなってから最悪の家族関係に陥ってしまったので、アンナは霊能力を駆使して家族を救おうとするので、詳しく紹介しましょう。

『君はひとりじゃない』のキャスト

ヤヌシュの検証

引用:https://eiga.com/movie/83163/gallery/2/

ポーランドのコメディー映画『君はひとりじゃない』は、2017年7月22日に日本で上映されました(上映時間は約93分)。

監督&脚本

映画『君はひとりじゃない』を制作したのが、マウゴシュカ・シュモフスカ監督になります。

  • 監督:マウゴシュカ・シュモフスカ
  • 脚本:マウゴシュカ・シュモフスカ

登場人物&役者

映画『君はひとりじゃない』に登場する人物や役者さんたちは、以下の通りです。

  • ヤヌシュ/妻を失ってしまった検察官(演:ヤヌシュ・ガヨス)
  • オルガ/ヤヌシュの娘(演:ユスティナ・スワラ)
  • アンナ/オルガを救おうとするセラピスト(演:マヤ・オスタシェフスカ)
  • 隣人/ヤヌシュの隣人(演:ヴワディスワフ・コヴァルスキ)
  • 墓地の管理者/不手際を連絡する管理者(演:ロマン・ガナルチック)

『君はひとりじゃない』のストーリー

オルガの深刻な状況

引用:https://eiga.com/movie/83163/gallery/4/

ヤヌシュは、仕事で、ある男性が首吊りをした現場へ向かいます。ヤヌシュたちは首吊りに使った紐を切って、遺体を回収しようとしましたが、何と相手は生きていて、そのまま歩いていったのです。部下は唖然としますが、ヤヌシュは人の死というものに、無頓着で、何事もなかったかのように振る舞うのです。

アンナの治療方法(起)

ヤヌシュは自宅で、食事をしていたら、娘のオルガから「コショウをかけすぎ」と言われますが、意に介しません。そして夜になって、ヤヌシュは酒を飲んで眠ろうとしたら、台所の水道の蛇口から水が出ていたので、それを止めます。

ヤヌシュは、オルガに「水が出しっ放しだったぞ」と注意しますが「私じゃない」と反論されてしまうのです。その頃、ある病院では、アンナが「あーーー!」と声をふりしぼって、多くの患者たちに声を出すように指示していました。

アンナは、病院では少し変わった存在で、霊能力やセラピーを駆使して、多くの患者たちを治療していたのです。そんなアンナは独り暮らしをしていて、家の中にいるのは、大型犬のフレデクだけでした。

凄惨な事件現場(承)

ワルシャワの駅で、ある女性が生まれたばかりの赤ちゃんをトイレの便器に捨てるという最悪の事件が起きてしまいます。検察官であるヤヌシュは現場へ向かいますが、そこで「思いのほか、凄惨(せいさん)です」と忠告されますが、ヤヌシュは構わずに部下を一人ともなってトイレに入っていくのです。

ヤヌシュは、部下に書類を渡して、トイレの便器を見ながら、検証時刻や現場の状況などを細かく説明。しかし、その凄惨な現場に、部下は思わず震えてしまいます。それでも、ヤヌシュは構う事もなく、あまり時間が経ってもいないのに、ゆうぜんと食事をしていました。

そこへ部下がやってきたので、ヤヌシュは「助言が欲しいのか?助言などない。ただ仕事をこなすだけだ」と言い放って、部下は「死んだ赤ん坊はどうなりますか」と聞いても「どうにもならん」と食事を続けました。部下は、あのような凄惨な現場をみても、食事ができる上司に絶句してしまいます。

アンナの霊能力(転)

アンナは、かつて治療をした女性から「アンナのお陰で、亡くなった息子と話せて、存在を感じられる」と感謝されていました。その話を多くの者が聞く中で、アンナは静かに微笑みます。ヤヌシュは自宅で帰っていたら、オルガが酒に酔いつぶれてトイレで倒れているのを発見して、仕方なく病院へ連れていきます。

このような事が、これまで5回もあったので、ヤヌシュはほとほと娘に呆れてしまうのです。しかし、オルガのほうも、母の死について、父は何も感じていないと思っていて大きな不信感を抱いていました。そして、ヤヌシュの家では、妻の墓地で水道管が破裂してしまう事故が起きてしまった手紙が届いて、ヤヌシュはそれを静かに見つめます。

それから、ヤヌシュは意思疎通ができなくなった娘を、アンナのいる病院へ入院させようとします。 アンナは、オルガをセラピーで治療していき、まずは父親への不満を吐き出させていきます。そして、霊能力を使って、ヤヌシュに「奥さんの棺が水浸しになっています」と教えるのです。

3人で霊と交信(結)

ヤヌシュは霊など信じてこなかったのですが、喋ってもいない事を知っているアンナの事が気になってしまいます。そして、アンナが霊と交信できる方法を教えてきたので、その通りにしてみますが、何も交信できなかったので、病院の男性医師に「娘の担当者を代えて欲しい」と告げてしまうのです。

これに、アンナは泣いてしまいますが、その後に紙切れに亡くなった妻からのメッセージが書き込まれたので、ヤヌシュはすぐにアンナの家を訪れて、その現象を聞き出そうとします。そこで、自宅の部屋で、ヤヌシュ・アンナ・オルガの3人は手をつなぎ、亡くなった妻との交信を始めようとします。

しかし、いつまで経っても、霊と交信できません。そこで娘のオルガは「もう限界、あの紙のメッセージは私が書いたの」と言い始めますが、アンナは「その人を思いやる気持ちが大事よ」となぐさめます。はたして、このまま、亡くなった家族と交信できなくて、ヤヌシュとオルガの関係は修復されないのでしょうか?

答えを知りたい方はネタバレをクリック

答えは、ヤヌシュは妻とは交信できなかったのですが、気づいたら、目の前に座っている娘のオルガが優しく微笑んでいたのです。その笑顔の意味は、亡くなった母の事を何も感じていなかったと思っていた父が、意外にも自分と同じ気持ちでいた事が嬉しく感じた微笑みだったのかもしれません。

『君はひとりじゃない』の豆知識

アンナのセラピー

引用:https://eiga.com/movie/83163/gallery/5/

映画『君はひとりじゃない』に関連する豆知識を紹介するので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

心霊治療の歴史

ヤヌシュは、アンナが霊能力を使った治療方法に疑問を持ちますが、アンナは「ブラジルには霊媒者が200万人、その心奉者が2千万人以上います。霊媒による治療が病院でも行われています。ポーランドはブラジルに比べ、苦しみに対する社会の関心が高い」と説明するのです。

それでは、実際に心霊治療が行われていたのかというと、世界各地で似たような治療は行われていました。実際にヨーロッパでは心霊治療を行う者は魔女狩りに対象になりましたし、日本では病に臥せっていたと思われていた者を、不思議な能力で救う陰陽師もいたのです。

詳しい事は、下の『スピリチュアルコネクト』というサイトで紹介されています。ただし、心霊を使った治療には注意事項もあるので、実際に行う場合には自己責任でお願いします。

spi-con.com

ポルターガイストの現象

ヤヌシュは、自宅で水がいきなり出たり、音楽が自然に再生したりして、最初は娘の仕業かと思っていました。しかし、これは亡くなった妻の仕業ではないかと思うようになります。このような現象は『ポルターガイスト』であり、霊の仕業として有名です。

多くの映画や小説で、ポルターガイストを扱った作品は多くあります。そして、実際に防犯カメラで深夜に物が動いたりする映像が、映し出された事もあるので、ポルターガイストは限りなく、本当に起きる現象と言えるでしょう。

『君はひとりじゃない』の感想

アンナが霊と交信

引用:https://eiga.com/movie/83163/gallery/6/

アンナが霊能力を使って治療していく映画『君はひとりじゃない』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『君はひとりじゃない』の残念な所

この映画は、全体的に暗いストーリーになっていて、ラストシーンでは、結局どうなってしまうのだろうか?という終わり方をしてしまいます。これは、映画が全ての答えを出すのではなく、見る人が「おそらく、こういう事なのだろう」と答えを考えさせる設定で作られたのでしょう。

そのため、終わり方がハッキリとしている映画でなければ、気分がもやもやとするという方は注意したほうが良いです。

『君はひとりじゃない』の見所

ヤヌシュは、凄惨な事件現場を見ますが、限りなく遺体は映されないように設定しています。この辺りは、日本映画より、ポーランド映画のほうが良心的に作られる傾向があるのかもしれません。

そのため、あまりショッキングなシーンが苦手な方でも、比較的見やすい映画になっています。そして、ヤヌシュは亡くなった妻の霊または幻影を見る事ができますが、その霊はおどけた感じで踊って、少しをユーモアのあるシーンも登場します。

そのようなシーンがある事から、海外では『君はひとりじゃない』という映画は、シリアスな映画と受け取る国もあれば、コメディー映画と受け取る国もあるのです。そのため、この映画をどう受け取るかは見る人の考え方次第なので、その自由な設定も、この映画の大きな見所でしょう。