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甘露寺 十字紋石の本当の願い(三国志スリーキングダム 第54話)

劉備は、孫権と共に甘露寺で、石を切りつける際に「共に協力すれば曹操を倒せたら石が割れる」と占ってみたら、見事に岩を十文字に割る事ができました。所が、二人が本当に占った内容は違うものだったのです。そこで、二人が本当に占いたかった内容を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『第54話 甘露寺に婿を招く』のキャスト

『第54話 甘露寺に婿を招く』に登場した人物や声優さんたちは、以下の通りです。

  • 孫権(呉)/賈華を問いただす呉侯(声:咲野俊介)
  • 呉国太(呉)/劉備を認める孫権の義母(声:久保田民絵)
  • 孫小妹(呉)/劉備の妻になる女性(声:中村千絵)
  • 周瑜(呉)/呉国太の情を利用する大都督(声:小山力也)
  • 呂蒙(呉)/劉備を亡き者にしようとする将軍(声:成田剣)
  • 賈華(呉)/伏兵を指揮する将軍(声:永田昌康)
  • 劉備(荊州)/甘露寺の石を割ろうとする皇叔(声:家中宏)
  • 趙雲(江夏)/劉備を守ろうとする将軍(声:遊佐浩二)
  • 孫乾(新野)/甘露寺の会見を危惧する文官(声:林和良)

『第54話 甘露寺に婿を招く』のストーリー

呉国太は、娘の孫小妹にある笛を見せて「これはお前の父上(孫堅)の形見で、兄上(孫策)はこれを持って、江東の領土を取り戻したが、兄上も命を落としてしまった」と力なくつぶやきます。そして、呉国太は孫小妹に笛を渡して、江東の事をよく考えるようにさとすのです。

甘露寺の命がけの会見(起)

劉備は、甘露寺に入ろうとしますが、その前にカラスがフンを落としていきます。それを見た孫乾は「カラスのフンは吉兆とは言えませぬ」と危惧しますが、劉備は「我らの行く手をさえぎるのはカラスのフンか」と鼻で笑います。

そして、劉備が甘露寺に入ろうとしたら、そこに孫権が「孫権、皇叔を歓迎します」と出迎えて「劉備、呉侯を拝謁します」と言って対面するのです。

劉備は孫権に案内されて、ついに呉国太に拝謁します。それを遠くから眺めている女性がいて、その女性こそ孫小妹でした。いよいよ劉備の命がけの甘露寺の会見が始まっていくのです。

呉国太は劉備を見て「張昭が婿殿の富貴を褒めていたが、その通りだった」と言うので、劉備は少し微笑んで応えます。所が、その時に呂蒙が伏せてあった伏兵たちが剣を抜いていきました。その剣のわずかな物音に気づいた趙雲が剣を抜き、伏兵が伏せてある事を見破ります。

呂蒙と趙雲が対峙(承)

しかし、劉備は「呉国太様の前であるぞ」と言って、剣を抜いた趙雲を退がらせます。これに呉国太は孫権に対して「そなたは君主であろう。このようなもてなし方があるのか」と叱責しますが「私の知らぬ所です」と答えます。そして孫権は「賈華、お前の指図か?」と尋ねたら、呂蒙が「私の指図です」と割って入ってきました。

呂蒙は「劉備は信義に欠いて荊州を取りました、許せません」と言って、劉備に斬りかかろうとそましが、趙雲がそれをはばんで睨み合います。それを見た孫権は、呂蒙の首を斬ろうとしますが、劉備はそれを止めて「荊州を取った事については恥じています。しかし漢室の中興のために、どうしても荊州が必要だったのです」と頭を下げました。

劉備の命をも恐れず、堂々した立ち振る舞いを見た呉国太や孫小妹は、劉備を見直します。しかし劉備は、自ら命をさし出そうとするので、呂蒙は再び斬りかかろうとしますが、そこで孫小妹が笛を吹き始めました。ついに孫権は、呂蒙を退がらせます。そして、劉備は会見を済まして、外へ出た時にある岩に目を止めます。

十字紋石の本当の願い(転)

劉備は心の中で『荊州に無事に戻り覇業を成し遂げられるなら石が割れる』と占って、剣で斬りかかったら、見事に石は割れました。そこへ孫権が「その石に恨みでもあるのですか?」と現れます。それに劉備は「漢室の中興が叶うのであれば石が割れるはずと占ったら、石が割れたのです」と答えます。

孫権は「よいでしょう、私も天に尋ねてみましょう。それでは曹操を倒せるなら石が割れるはず」と剣をかかげます。所が孫権も心に思った事は違うもので『荊州を取り、帝業を成し遂げられるなら石は真っ二つに斬れよう』と占ってみたら、岩は見事に割れました。これを見た二人は気分をよくして手を握り歩いていくのです。

劉備は、孫小妹に会おうとしますが、孫小妹は心を開こうとしません。劉備は「それならば、なぜ笛を吹いてくれたのだ?」と尋ねたら「江東のためを思って」と答えるのです。その正直な言葉に心を打たれた劉備は「そなたに認めてもらうまでは、客人として敬い、指一本触れない」と誓うのです。

周瑜が呉国太の親子の情を利用(結)

劉備の言葉を聞いた孫小妹は、少しずつ心を開いていきました。所が、周瑜は呉国太に拝謁して「孫小妹様が劉備を認めた以上は、それも天命でしょう。しかし、孫小妹様が荊州へ行っては2度と会えぬかもしれませぬ」と言って、しばらく荊州に劉備をとどめるように進言しました。呉国太は人の親だったので、その進言を聞き入れます。

孫小妹は、その話を知って劉備に「いつもであれば母上は賢明なお方なのに……これはきっと周瑜の策です」と言いますが「しばらくは親子で会えぬ事になるから、私は感謝している」と答えるのです。

趙雲は、江東にあまりとどまらないほうが良いでしょうと進言しますが、劉備は「周瑜は負けず嫌いな男。今まで私たちのほうが策に勝ってきたので、ここで無理に帰ろうとしたら、実力行使をしてくるかもしれん」と趙雲の進言をしりぞけます。はたして周瑜は、何を企んでいるのでしょうか?

答えを知りたい方はネタバレをクリック

周瑜は「劉備は、元は平民(庶民)の出だから、女や財宝で囲めば、大志を忘れる。そうすれば、荊州では主がいない状態になって騒乱が起きる。その時に我らが荊州へ兵を進めれば良いのだ」と企んでいたのです。

『第54話 甘露寺に婿を招く』のまとめ

動画配信U-NEXTで配信されている『第54話 甘露寺に婿を招く』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい(本ページの情報は2018年9月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください)。

三国志の名言『人事を尽くして天命を待つ』

呂蒙は、劉備の命を奪えなかった事について周瑜に詫びますが、周瑜は「あまり己を責めるな、人事を尽くして天命を待て」とさとします。この『人事を尽くして天命を待つ』という言葉は、現代の日本でもよく使われる名言です。

簡単に言ってしまえば、自分のできる限りの事をしたら、後は天に任せるしかないという意味です。つまり、後先の事は考えないで、自分のできる事をしようという意味ですね。

『第54話 甘露寺に婿を招く』の残念な所

劉備が、堂々としたふるまいをしていたとしても、やはり18歳の孫小妹が劉備を夫として認めるのは少し無理があります。確かに、親子ほどの年の差の夫婦は、現代でもいますが、やはり外見だけで判断しようとする時には、その経緯がいかにも創作という感じがします。

まぁ、ダンディーな男が好きという理由で年上の男を好きになる女性や、父親のような男が良いと思う女性はいるのは間違いありません。しかし、少し前まで、孫小妹は、かなりの年配の男に嫁ぐ事を嫌がっていたので、この辺りは無理があるなぁ思ってしまいました。

『第54話 甘露寺に婿を招く』の見所

三国志演義では、劉備と孫権が、お互いに協力したら石が割れると占ってみます。その時に、見事に石は割れましたが、この三国志スリーキングダムでは、十字紋石で、心に思っている事が違っていたのです。

その違いを見る事ができるのも、この三国志スリーキングダムの大きな見所です。ただし、それを見ていて思ったのは、覇業や帝業ではなく天下統一を占えばよかったのにと思いました。まぁ、それを占って石が割れなかったら、意味がないんですけどね。