劉璋の最後は潔かった?三国志スリーキングダム67話

三国志 奸雄

劉璋は荊州軍の快進撃に恐れをなして、20県を割譲する代わりに漢中の張魯に、援軍を頼みます。しかし、諸葛亮の策によって劉璋はついに成都を開け渡そうとしますが、その引き際は意外にも潔いものだったので、詳しく紹介しましょう。

『第67話 劉備、益州を領す』のキャスト

劉備が益州(蜀)を取ろうとする『第67話 劉備、益州を領す』に登場した人物や声優さんたちは、以下の通りです。

  • 劉備(荊州)/張飛と馬超を案じる皇叔(声:家中宏)
  • 諸葛亮(荊州)/馬超を説得する軍師(声:堀内賢雄)
  • 張飛(荊州)/深夜まで馬超と一騎打ちを演じる将軍(声:天田益男)
  • 簡雍(荊州)/諸葛亮の策を実行する文官(声:岡哲也)
  • 劉璋(蜀)/最後に君主として振る舞う益州牧(声:塾一久)
  • 張魯(漢中)/漢中の統治者(声:福田賢二)
  • 楊松(漢中)/賄賂に弱い奸臣(声:鈴木正和)
  • 馬超(漢中)/諸葛亮の策に進退極まる将軍(声:森川智之)
  • 馬岱(漢中)/深手を負う馬超の弟(声:加藤亮夫)
  • 孫権(呉)/劉備を警戒する呉侯(声:咲野俊介)
  • 魯粛(呉)/荊州返還を憂う文官(声:岩崎ひろし)

『第67話 劉備、益州を領す』のストーリー

張魯は、県を割譲してもらうために、劉備軍を撃退する事を決断。そこで猛将である馬超を派遣して、葭萌関の近くで馬超と張飛の一騎打ちが行われる事になったのです。

馬超と張飛の一騎打ち(起)

馬超と張飛の一騎打ちは、延々と続けられて決着がつきませんでした。所が、その間に諸葛亮が葭萌関の西門から密かに入ってきて、劉備に拝謁します。諸葛亮は、劉備が馬超を欲しがっている事を見抜き、策を用いて馬超を寝返らす事を進言。

諸葛亮は、張魯の配下である楊修が金の亡者である事を知っていたので、簡雍を漢中へ派遣させます。そして、簡雍は楊修に多くの金品を献上した上に、張魯に官位を与える事を約束します。その代わり、馬超を陥れるように頼み込んだのです。

金に目がくらんだ楊松でも「さすがに、出征している馬超に対して、それは義理を欠く」と難色を示します。しかし、簡雍は「このまま馬超が手柄を立てれば、楊松様より立場が上になってしまいますぞ」と迫ったので、楊松は馬超を陥れる事を決断。

張魯と馬超の間に生じた亀裂(承)

楊松は、張魯に「馬超は劉備とつながっている恐れがあります」と讒言(ざんげん)をしてしまって、馬超を強引に撤退させようとするのです。しかし、漢中では関所が閉ざされていたので、馬岱が開門するように要求したら弓矢を放たれて、深手を負ってしまいました。

身体極まった馬超でしたが、そこへ諸葛亮が現れます。諸葛亮は「かつて、そなたの父 馬騰と劉皇叔は共に天子を助けようとした事がありました。ここでわが主君を助けて、天子を助けて賊(曹操)を討てば、あなたの父も喜ぶのではないか?」と説得。

馬超は、その言葉に心を動かされて、自ら成都へ向かって、劉璋に漢中軍は劉備を撃退しない事を伝えます。それに大きな衝撃を受けてしまった劉璋は、天を仰いで絶望してしまうのです。

益州牧としての劉璋の最後(転)

黄権が劉璋に拝謁したら「皆離れていったのに、なぜ、そなたは残っているのだ?」と尋ねますが「何をおっしゃいます?忠臣が全くいないと思っているのですか?」と言います。そして黄権は「まだ3万もの兵がいて、兵糧も十分にあって、十分に戦えます」と進言。

しかし、劉璋は「黄権よ、みなそちのような忠臣ばかりであれば、3万といわず3千でも戦った。しかし忠臣とは呼べないものがあまりにも多すぎた。先には張松・法正、後に李厳・李恢などがいた」と不忠の家臣が多い事を嘆きます。そして東門の兵が投降して、荊州軍が東門から入ってきたのです。

黄権は「私がお守りします、西門から逃げましょう」と嘆願しますが、劉璋は「ここで戦えば、多くの家族が戦火に巻き込まれる」と、民にこれ以上、無理はさせられないと投降する事を決断。

天下三分が近づく(結)

西暦214年成都陥落!劉備はついに荊州に続いて蜀も占領。これによって、諸葛亮が進言した『天下三分の計』は、あと一歩という所まできました。この時、中国に存在したのは、異民族を除けば、魏・呉・蜀・漢中のみ。

それでも、黄権は劉備に従う事を拒みますが、龐統が『黄権は優秀な人物なので、私を始末する策をたてた者であっても殺してはなりません』と遺書を残していたのです。実際に、落鳳坡で伏兵を置こうと考えたのは黄権でした。黄権は、龐統の計らいに感じ入って、劉備に従う事を決意。

その頃、呉の孫権は、劉備が蜀を取っても荊州は返さないだろうと案じていて、それは魯粛も同じ考えでした。そこで魯粛は、諸葛亮の兄である諸葛均を使者として送る事を進言。はたして、孫権は魯粛の進言を聞き入れるのでしょうか?

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孫権は魯粛の進言を聞き入れますが、何と諸葛均の親類・縁者たちを捕まえて、牢に入れるように、兵士に命令するのです。 

『第67話 劉備、益州を領す』のまとめ

動画配信U-NEXTで配信されている『第67話 劉備、益州を領す』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい(本ページの情報は2018年10月時点のものです。最新の配信状況はU-NEXTサイトにてご確認ください)。

三国志の名言『黄権が蜀を治めるは、張昭が呉を治めるのと同じ』

劉備が、黄権と会った時に『黄権が蜀を治めるは、張昭が呉を治めるのと同じ』と言います。これは劉備が、黄権が蜀の内政にとってかけがえのない人物であり、張昭と認めていた事がよく分かる言葉ですね。

『第67話 劉備、益州を領す』の残念な所

三国志スリーキングダムは劉備びいきなので、劉璋が降伏した時の内容が大きく省かれています。実は、劉璋は「自分の命とひきかえに、人民の命を助けてくれるように」と劉備に降伏の条件を伝えます。

劉備は、その潔い条件を受け入れて、成都の人民、ならびに劉璋の命も取らなかったのです。さらに、劉璋はこれ以上、民を苦しめたくないからと言って、降伏する事を家臣に言ったら、家臣たちは涙を流していたと言うのです。三国志スリーキングダムが、益州牧としての劉璋の最後を省いたのは、やはり残念でしたね。

『第67話 劉備、益州を領す』の見所

劉備が念願の蜀を手に入れるのは、第67話の大きな見所です。これによって、劉備はようやく魏や呉に対抗できるほどの国力を持った事を意味します(魏の優位が圧倒的なのは変わりません)。

しかし、劉備が順調に勢力を拡大している事は、魏や呉を大きく刺激する事になるので、劉備と蜀の破滅が、ゆっくりと近づいていたのです。

上の広告の商品は、第64〜73話まで収録