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献帝の禅譲は名ばかりのもの?三国志スリーキングダム75話

三国志 天下三分

曹丕は曹植の罪を許した後に、司馬懿から「孫権を呉王に封じて、劉備に対抗するべきです」と進言されます。曹丕は献帝の存在を気にしますが、何と司馬懿は献帝に禅譲(ぜんじょう)を迫って新しい王朝を築く事も勧めるのです。

しかし、この禅譲は名ばかりのもので、曹丕の悪辣(あくらつ)な部分が多くあったので詳しく紹介しましょう。

『第75話 退位を迫る』のキャスト

曹丕の部下が献帝に禅譲を迫っていく『第75話 退位を迫る』に登場した人物や役者さん・声優さんたちは、以下の通りです。

  • 献帝(漢)/禅譲に疲れ果ててしまう皇帝(演:ルオ・チン)
  • 曹皇后(漢)/曹操の娘にして献帝の妻(声:鍋田カホル)
  • 祖弼(漢)/献帝に忠義を示した男(声:横島亘)
  • 曹丕(魏)/部下を使って献帝に禅譲を迫る魏王(演:于浜)
  • 曹洪(魏)/献帝に剣を向ける将軍(声:高山春夫)
  • 曹休(魏)/曹洪と共に行動する将軍(声:金尾哲夫)
  • 司馬懿(魏)/曹丕に漢室の簒奪を進言する軍師(演:ニー・ダーホン)
  • 司馬昭(魏)/司馬懿の考えに同意する子息(声:乃村健次)
  • 華歆(魏)/献帝に屈辱を与える文官(演:張喜前)

『三国志スリーキングダム』の今までのあらすじ

下の内部リンクをクリックしたら、三国志スリーキングダムの今までのストーリー・見所・名言などを見る事ができるので、良かったら、ご覧になってみて下さい。

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『第75話 退位を迫る』のストーリー

曹丕は、司馬懿に皇帝になるように勧められたので、遂に皇帝なる事を決断します。

そのため、曹丕の多くの重臣たちが禅定を迫るので、ついに献帝は「天子は操られる定め、もうどうにもならぬ」と禅譲しようとします。

しかし、曹丕はそれを断ってしまいます。それでも華歆たちは禅譲を迫り、曹洪は賢帝に「血を流す事になりますぞ」と剣を向けてきたのです。

献帝は2回目の禅譲を行おうとしますが、悲哀を感じさせる言葉を書状にしたためてあったので、それを書いた献帝の臣下を処罰して、曹丕は禅定を断ります。

さらに華歆は「禅譲は何回も辞退するのが礼儀です、三度禅定なさって下さい」と迫り、献帝は「これ以上の屈辱を与える気か」と激怒しますが、このまま漢は終わってしまうのでしょうか?

『第75話 退位を迫る』のまとめ

三国志スリーキングダムの『第75話 退位を迫る』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『禅譲』

中国の歴代王朝が終わる時には、多く登場したのが『禅譲』です。日本では建国以来、ずっと天皇が君臨してきたので、なじみの薄い言葉でしょう。この禅譲とは、皇帝が血縁のある者よりも、徳のある者に皇帝を譲るものでした。

しかし、実際には力が衰えた皇帝が、力のある者に禅譲を迫られる事が多かったのです。そのような残酷に見える禅譲ですが、実は皇帝と皇帝になろうとする者にそれぞれメリットがありました。

  • 皇帝の禅譲のメリット:殺されずに済む
  • 新皇帝の禅譲のメリット:あまり悪名をとどろかないで済む

このようなメリットがあるのに、なぜ日本で禅譲が定着しなかったのか?それは武士の潔さが関係しているのかもしれません。実際に幕府が滅ぶ時に禅譲は行われず、武力で倒幕されていたのが常でした。

『第75話 退位を迫る』の残念な所

曹丕は禅譲を迫りますが、必要以上に悪く描いているよう見えますね。そして、ここは難しい所ですが、曹皇后の考えは夫からの暴力を認めるような発言で、DVが厳しく非難されている現代に生きている者からしたら、目をそむけたくなるシーンかもしれません。

ただし、その時代に合った考えや価値観などがありますし、献帝は、もののはずみで怪我をさせた行為でした。そのため、DVを許せない方にしてみれば、認められない所かもしれないので、注意して見たほうが良いですね。ちなみに私もDVは許されない行為だと思っています。

『第75話 退位を迫る』の見所

曹皇后が「天罰がくだるぞ」と禅譲を迫る曹一族を非難するシーンがありましたが、この予言は後に的中します。しかも、その天罰を下した一族が、これもまた意外な一族というのも、歴史の歯車と言うべきか、神のイタズラと言えるかもしれません。

そのような事を考えたら、因果応報の始まりを見られるのは、第75話の大きな見所と言えるでしょう。

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