孫権が劉備の狙いに激怒?三国志スリーキングダム78話

三国志 天下三分

劉備は、関羽に続いて張飛まで失ってしまって、ついに呉を討伐する事を決断。しかし、孫権は劉備の狙いが仇討ちではない事に気づいて激怒します。はたして劉備の狙いは何か?詳しく紹介しましょう。

『第78話 劉備、呉を伐つ』のキャスト

劉備が呉の討伐を反対されてしまう『第78話 劉備、呉を伐つ』に登場した人物や声優さんたちは、以下の通りです。

  • 劉備(蜀)/仇討ちに燃える蜀漢の皇帝(声:家中宏)
  • 諸葛亮(蜀)/劉備を諌める事を諦める軍師(声:堀内賢雄)
  • 趙雲(蜀)/張飛の葬儀で観念する将軍(声:遊佐浩二)
  • 秦宓(蜀)/命がけで劉備を諌める文官(声:永田昌康)
  • 魏延(蜀)/劉備の考えに心配する将軍(声:大塚芳忠)
  • 孫権(呉)/劉備の狙いに激怒する呉侯(声:咲野俊介)
  • 孫小妹(呉)/和睦のために使われる孫権の妹(声:中村千絵)
  • 呉国太(呉)/孫権や孫小妹たちの母親(声:久保田民絵)
  • 諸葛均(呉)/劉備に和睦を申し出る文官(声:内田直哉)
  • 程普(呉)/出陣を願い出る老将(声:里卓哉)
  • 孫桓(呉)/秭帰を守る将軍(声:加藤亮夫)

『第78話 劉備、呉を伐つ』のストーリー

劉備は、体をよろつかせながら、張飛の葬儀に参列します。配下たちは「陛下!」と心配しますが、劉備は「寄るな!助けなどなくとも、朕(ちん)は倒れなどせぬわ」と激怒するのです。

劉備が秦宓に激怒(起)

劉備は、張飛の霊前で「張飛、さぞ無念であろう。お前の話を聞いておればよかった。もっと早く呉を討っておけば、そなたが毒牙にかかる事もなかった」と涙ぐみます。

その姿を見た諸葛亮は呉の討伐を諌めようとせず、趙雲も呉の討伐は止められないと観念してしまうのです。劉備は、張飛の息子の張苞に仇討ちを誓います。劉備は「孫権は、私の足を二本もへし折りおった!」と激怒して、秦宓に呉を討つ檄文を書かせようとします。

しかし、秦宓は「呉は悪辣な手で荊州を奪いましたが、漢を簒奪したのは魏の曹丕です。しかも呉の地盤は強固、かつて曹操の大軍83万を退けました。避けるべきは曹操と同じ轍(てつ)を踏まない事です」と命がけで進言。劉備は命令に従わない秦宓に激怒して「こやつの首をはねよ」と命じます。

劉備が呉の討伐を開始(承)

趙雲や諸葛亮は、必死に秦宓の助命を嘆願するので、劉備は呉を討伐するまで秦宓を牢獄に入れるように命じます。そして、劉備は「今日より呉の討伐に意義を唱える者は、すべからく朕の敵であるとみなす」と厳命するので、重臣一同は「承知しました」と頭を下げます。

魏延は、諸葛亮へ会いに行って、主君が蜀の旧臣たちに目を向けるようになった事を心配します。しかし、諸葛亮は「仮に李厳が丞相になっても良いではないか」と声を張り上げます。その様子を見かねた馬謖は「魏延殿は、丞相の身を案じての事」と声をかけますが、明らかに諸葛亮は動揺していたのです。

劉備が大軍を引き連れて、成都を出発しようとする際に、諸葛亮は馬良を呼び止めて「戦いが始まったら、地形や陣形などを図面で持ってくるように」と密かに命じます。

孫桓が蜀軍を迎え討つ(転)

呉の建業では、劉備が70万の大軍を引き連れて出陣した報告が届きます。孫権は軍議を開いたら、程普が出陣を願い出ます。しかし、孫権は「そなたは勇将だが、さすがに齢(よわい)には勝てぬだろう、誰か若い者に譲ってはどうか?」とさとします。

そこで、若き孫桓が「私が劉備を討ちます」と願い出たので、孫権は「大軍を撃退しろとは言わん、1月持ちこたえるのだ。劉備が疲弊した所で和睦を申し出る。何とか秭帰(しき)で1月耐えるのだ」と命じます。

呉は、その間にも特使を劉備の陣営に派遣して、張飛を討った范彊や張達を連れていき和睦を申し出ます。しかし、劉備は范彊や張達だけではなく特使も斬るように命じたのです。馬良は「戦では、使者は斬らないのが習わしです」と進言しますが、復讐に燃える劉備は特使を斬り捨てます。

劉備の狙いが変化(結)

劉備軍は、秭帰城に襲いかかり、1日も経たずに城門を突破します。城兵たちは孫桓に撤退を進言しますが「君主より1月は持ちこたえよと言われているのだ」と戦うようにわめいてしまうのです。しかし、城兵たちに強引に外へ連れて行かれて、秭帰は落城しました。

孫権は1日も経たないで落城した事に激怒しますが、そこへ新しい報告が届いて、劉備が呉の領内で略奪する事を禁じ、呉の法令を廃止して、蜀の法令を適用するように命じた事が知らされます。それに孫権は「劉備は仇討ちなどではなく、呉を自分の領土をみなして天下を統一しようとしているのだ」と激怒。

そこで、孫権は妹の孫小妹に頭を下げて、和睦のために再び劉備のもとへ嫁ぐように頼み込みます。孫小妹は母親の呉国太からも頼まれてしまうので承諾しますが、はたして劉備は納得するのでしょうか?

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諸葛瑾が「孫小妹様が再び嫁ぐ事と、荊州3群の割譲を条件に和睦を願います」と申し出ますが、劉備は「孫権に譲られる言われはない。こちらから手に入れるまで」と和睦を断ります。諸葛瑾は魏ではなく呉を討つ事を諫めようとしますが「そなたが軍師の兄でなければ首をはねていたぞ」と言われます。

『第78話 劉備、呉を伐つ』のまとめ

劉備が率いる蜀軍が怒涛の進撃を観せて、呉の建業は大騒ぎになってしまう『第78話 劉備、呉を伐つ』を見た感想を紹介します。

『第78話 劉備、呉を伐つ』の残念な所

劉備は、三国志演義では仁愛ある君主という事で通っていましたが、弟の仇討ちのために、忠臣さえも斬り捨てようとします。その姿は、少し痛々しくも見えます。まるで破滅がゆっくりと近づいているように見えて、それは蜀のファンや劉備のファンには、見るのも辛く感じる所でしょう。

『第78話 劉備、呉を伐つ』の見所

孫桓が、1日も城を守れず、呉の建業が大騒ぎになってしまう所は、呉のファンにとっては辛い所です。しかし『窮鼠猫を噛む』ということわざがあるように、蜀の大勝は危険をはらんでいました。

呉の追い詰められた先に待っているものが、後に呉の大黒柱となる英雄の出現です。この事から、何事にも勝ち過ぎるのはよくない事が分かりますね。日本の名将として知られる武田信玄もよく「勝ちすぎたら、おごりが生じて、敵に恨みが残る。勝ちは五分の勝ちで良し」と言っていました。

これから、呉がどのように反撃をしていくのか、大きな見所ですが、それはしばらく先の話です。