曹叡が凱旋した司馬懿を軟禁した理由!三国志スリーキングダム87話

三国志 危急存亡司馬懿は、街亭で馬謖を撃破して、洛陽へ凱旋します。ところが、司馬懿に待っていたものは褒賞ではなく、なぜか軟禁だったのです。なぜ、功績をあげた司馬懿が軟禁されてしまったのか?その理由を詳しく紹介しましょう。

『第87話 泣いて馬謖を斬る』のキャスト

諸葛亮が馬謖を処罰する『第87話 泣いて馬謖を斬る』に登場した人物や声優さんたちは、以下の通りです。

  • 劉禅(蜀)/諸葛亮の処遇に悩む皇帝(声:古谷徹)
  • 諸葛亮(蜀)/馬謖や王平を叱責する丞相(声:堀内賢雄)
  • 趙雲(蜀)/諸葛亮から褒め称えられる大将軍(声:遊佐浩二)
  • 馬謖(蜀)/厳しく罰せられる武将(声:横島亘)
  • 魏延(蜀)/趙雲と共に馬謖をかばう将軍(声:大塚芳忠)
  • 王平(蜀)/街亭を取られた理由を説明する将軍(声:矢崎文也)
  • 李厳(蜀)/劉禅に折衷案を進言する重臣(声:加藤亮夫)
  • 曹叡(魏)/司馬懿を言葉巧みに説き伏せる皇帝(声:岸尾だいすけ)
  • 司馬懿(魏)/曹叡に軟禁される大将軍(声:佐々木勝彦)
  • 司馬昭(魏)/曹叡の仕打ちに激怒する人物(声:乃村健次)

『第87話 泣いて馬謖を斬る』のストーリー

諸葛亮は、西城の城門を開いた状態で、その城門の上で琴を弾いていました。そこへ大軍で押し寄せた司馬懿は、城内や周囲の山々に伏兵がいるに違いないと思って撤退します。諸葛亮は、司馬懿が撤退した後に、魏軍と勇敢に戦った魏延や趙雲を労います。

しかし、王平や馬謖が帰陣したところで、なぜ街亭を取られる事になったのかと叱責します。王平は何度も山の上に陣を敷く事を反対したのに、馬謖が勝手に山の上に陣を敷いた事を説明して、諸葛亮は泣いて馬謖を斬るように命じるのです。それから、諸葛亮は劉禅に敗戦した事を詫びる上奏文を送ります。

劉禅は李厳の進言によって、丞相から降格はするが軍権はそのまま諸葛亮に与え続ける事にしました。それに引き換え、司馬懿は勝利したのに、数千の兵しかいなかった西城を攻撃しなかった責任を追求されて、何と軟禁されてしまったのです。はたして、司馬懿はどうなってしまうのでしょうか?

『第87話 泣いて馬謖を斬る』のまとめ

司馬懿が曹叡に軟禁されてしまう『第87話 泣いて馬謖を斬る』を見た感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

三国志の名言『泣いて馬謖を斬る』

現代でも有名な名言『泣いて馬謖を斬る』とは、その言葉の通りで、諸葛亮が泣いて馬謖を斬る事が語源となっています。その意味は、将たる者は私情を捨てて大義を守らなくてはいけないという事です。

その他にも、優秀な者であっても法を曲げたら処罰しなくてはいけないという意味もあります。日本は法治国家なので、この言葉は今でも大切にされている名言です。

『第87話 泣いて馬謖を斬る』の残念な所

曹叡は、街亭で勝利した司馬懿に褒賞を与えたいが、多くの重臣たちが「司馬懿は重用されるために、あえて諸葛亮という大敵を逃した」と上奏してきた事を司馬懿に伝えます。なぜなら、諸葛亮という大敵がいなかったら、曹一族ではない司馬懿が重用される事がないからです。

そこで曹叡は司馬懿に屋敷を与えると言いますが、その屋敷の周りには多くの兵士たちが配置されて、軟禁されてしまいます。司馬昭はその行為に「負けた諸葛亮は形だけの処分で済まされて、勝った父上が軟禁とは何ですか?天子は凡庸(ぼんよう)!周りは奸臣ばかり」と激怒。

この辺りは、曹一族が司馬懿を警戒しすぎたのが大きな問題点ですね。実際に司馬懿は、曹丕の代までは忠義を貫いていましたが、曹叡の数多くの仕打ちで「いつか叛旗をひるがえしてやる」と思うようになったフシがありますから。

『第87話 泣いて馬謖を斬る』の見所

諸葛亮が馬謖を処罰しようとした時に、趙雲は「今まで長く先帝や丞相に仕えたので」と進言した上に、魏延が「相手は大軍だったので、馬謖だけに責任があるとは言えませぬ」と進言しても、王平だけが「馬謖を許しては、今後規律を守れませぬ」と言います。

そこで諸葛亮は断腸の思いで、馬謖を斬るように命じます。この辺りは、蜀ファンにとっては切なくなってしまうシーンですが、ここまで公平に処罰しようとする所があったので、諸葛亮は人気があるのでしょう。ただし史実の諸葛亮は、法正の罪を不問にした事もあるので、何とも言えない所ではあります。