図書館戦争の書評!笠原は助けてくれた男に憧れて戦地に向かう

図書館戦争

『図書館戦争(著:有川浩先生)図書館シリーズ①』は、日本で有害図書を厳しく取り締まる時代を描いた小説です。しかし、さほど有害な本ではない物まで取り締まるようになっていき、有害でもない本を守るために『図書隊員』が創設。その中には、自分を救ってくれた男を追いかけてきた笠原がいたので、詳しく紹介しましょう。

図書館戦争のストーリー

笠原は、若い頃に図書館にいたら、ある本が良化特務機関の者に目をつけられてしまいます。笠原は、本を守ろうとしますが「万引き犯の現行犯で、警察に行きたか?」と脅迫されてしまうのです。

その脅迫に笠原はたじろいてしまいますが、それでも何とか自分の好きな本が有害図書として取り上げられるのは我慢できず「行くわよ!」と反論してしまうのです。良化特務機関から書籍を守る立場にいた図書隊員の男はそこに遭遇してしまって「こちらは関東図書隊だ!」と本を守って、笠原にその本を渡します。

笠原は、それから助けてくれた男に憧れて図書隊員になろうとして面接に臨んで、助けてくれた男に対して熱く語ったら、多くの者たちに笑われてしまうのです。笠原は図書隊に入れますが、配属先の上司 堂上は、笠原が尊敬する男をきこおろして、厳しく指導する鬼教官。はたして、笠原は憧れの男に会う事はできるのでしょうか?

図書館戦争の豆知識

図書館戦争は、2007年本屋大賞で5位にランクインしたほどの小説で、映画化もされました。そのような人気小説に関連する豆知識を紹介するので、参考にしてみて下さい。

映画『図書館戦争』

映画『図書館戦争』では、熱血な女性 笠原を榮倉奈々さんが演じて、鬼教官 堂上を演じるのが、岡田准一さんです。岡田准一さんは多くのアクション映画に出演している事もあって、書籍を巡って激しく戦い合うシーンで、迫真の演技を見せています。

笠原の甘くて苦しい乙女心が、映画でも多く取り上げられているので、図書館戦争の小説が気に入った場合には、映画も見ておく価値があるでしょう。

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有害図書を取り締まる効果

日本国内では、自由の表現を守る観点から、有害(犯罪を助長する内容が含まれている作品)な書籍・画像・映画はおおめに見られていた時期がありました。しかし、犯罪を助長するという観点から、少しずつ規制が厳しくなっています。

それでも、加害者に甘くしている日本の司法をどうにかしなければ、犯罪は減らないのも事実。そのため、日本に必要なのは、有害な書籍・画像・映画などに規制をかけるよりも、犯罪者を厳しく罰する法律と言えるでしょう。

図書館戦争の感想

近未来の日本を想定して描かれた小説『図書館戦争』を読んだ感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

図書館戦争の残念な所

有害図書を巡って、良化特務機関と図書隊が激しく戦い合うという設定は、面白みがありましたが、いかんせん難しい言葉が多かったという印象を受けました。そのため、小説をあまり読んでいない方は目が痛くなるような難しい言葉についてこれるのかな?という感じがしましたね。

図書館戦争の見所

あこがれの男を美化する笠原と、その男を否定する堂上は、激しく口論します。 堂上が、その男をこきおろすのは、図書隊としてルールを破ってまで、少女を救ったからです。しかし、笠原と堂上の口論はコメディーな感じがして、読んでいて面白かったですね。

さらに笠原の親友は、堂上に片思いして、複雑な三角関係になってしまうのも見逃せない所でしたね。そして堂上の同僚や上司たちは、笠原と堂上の複雑な関係をどこか面白がっている所も、読んでいて楽しかったので、戦うばかりではない所が、この小説の大きな見所でしょう。

この小説を通して有害なものを規制する難しさや、重要性も訴えているので、色々と考えさせられる小説になっています。