死神の精度(小説)の書評!千葉が人の生死を決める?

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小説『死神の精度(著:伊坂幸太郎先生)』では、千葉と名乗る死神が、狙いを定めた人間が生きるべきか死ぬべきか判定を下していきます。この死神が、どのようにして人の生死を決めていくのか紹介しましょう。

『死神の精度』のストーリー

死神は、地名と同じ名前を付けられて、調査部の者から、マークすべき人間を指示されます。つまり、死神は面白半分で人間の生死を決めているのではなく、調査部の指示によって、マークした人間を調査するので、仕事のようなものです。

調査期間は7日間で、マークした人間は死んだほうが良いと思った場合は、死神は調査部に『可だ』と報告して、マークした人間は8日目で亡くなってしまいます。死神は何人もいて、千葉と名乗っている死神がマークする人間は5人もいました。

5人は、それぞれ職業も違えば、性別も違うので、死神は『可』にするべきか『見送り』にするべきか調査していって、見送りであれば人間は死なずに済みます。はたして、千葉が担当した5人は、どのような調査結果がもたらされるのでしょうか?

『死神の精度』の感想

千葉が多くの人間たちに判定を下していく『死神の精度』を見た、私の感想を紹介するので、参考にしてみて下さい。

『死神の精度』の残念な所

死神というタイトルなので、恐ろしいホラー小説なのかと期待して読んでみたら、人間味あふれる死神が登場してしまうので、イメージしていたものと大きく違っていました。

千葉という死神は、感情が欠落していますが、音楽が好きな性格で、調査対象の人間について、じっくりと調べる性格をしています。もう少し千葉が、残酷な性格をしていたら、面白みがあったかなと思いましたね。

『死神の精度』の見所

死神は様々な者がいて、適当に調査をして『可』とする者もいれば、千葉のように最後の最後まで真面目に調査をして『可』とするべきか考えてくれる者もいます。少し感情が欠落している所はありますが、根は良い奴なんだろうなぁと思える所があって、少し心が温まる小説になっていますね。

そして、千葉は人間の言葉がたまに理解できなくて、的外れな質問をしてしまいます。人間はその質問に戸惑って、会話がすれ違ってしまいますが、その内容がなかなか面白くて、その所も死神の精度の大きな見所になっています。